立山(雷鳥坂から雄山まで周回、浄土山も)
- GPS
- 32:00
- 距離
- 17.5km
- 登り
- 1,506m
- 下り
- 1,496m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
|
コース状況/ 危険箇所等 |
さわやか信州号で早朝5:30に扇沢に着いても、トロリーバスが7:30発なのでチケット売り場に並ばなければなりません。小さい椅子を持っている人がいましたが、座るものがあると便利かも。 |
写真
感想
念願の立山に行きました。お天気は快晴!ガイドブックでみた光景が目の前に広がっていました。今までで一番感動したかも。
本当は室堂直通夜行バスで行きたかったのですが、満席で取れませんでした。しかたなく扇沢からアルペンルートにしました。直通バスだと朝7時に室堂に着きますが、アルペンルートだと一番早くて9時です。山の朝の時間は貴重なのに、扇沢チケット売り場で2時間待ち。ケーブルカーとかバスを乗り継ぐのがもどかしい。早く室堂に着きたい!
やっと室堂に到着。まずは宿泊先の雷鳥荘で余分な荷物を預けてサブザックで雷鳥坂に向かいました。雷鳥坂から剱御前小舎までは登りやすい道。景色がいいので立ち止まってばかりでした。
剱御前小舎からは憧れの剱岳がでっかく見えました。人を寄せ付けない威厳のある堂々たる姿です。別山からも剱がよく見えました。これから向かう雄山方面も見えましたがとても遠い。今日中に行けるか不安になりました。
別山から真砂岳に向かう、下りはかなり急で時間がかかってしまいました。疲れたので真砂岳は巻き道を行きましたが、巻き道でもそうでなくてもほとんど変わりません。
真砂岳から富士ノ折立までは馬の背のような、岩ばかりの尾根を登りました。結構きつい。外国人の団体とすれ違いましたが、その中の1人の女性が別山まで行って下山するには何時間くらいかかるかと聞いてきました。その時は午後2時になっていました。私たちは登り始めて4時間かかっていました。ここから別山を登って室堂に行くには4時間くらいかかるのでは、と答えました。彼女たちの団体は室堂を5時のバスに乗らなければならないそうです。大走りから下山した方がいいですよ、と話しましたが、バスに間に合ったのかな。
富士ノ折立に着くころには人がほとんどいなくて寂しくて、ちょっと不安になりました。4時には下山したいのですが、大丈夫かな。
ここから先は比較的平坦だと思っていたら、考えが甘かった!アップダウンがかなりあり、ちょっとした登りでも疲れました。午後3時にやっと雄山に着いたら人がたくさんいて安心しました。
雄山からの下りはとっても大変でした!ただでさえ下山が苦手なのに、ここはザレているし浮石は多いし、岩がしっかり固定されていなかったり。登るのも大変そうですが、下るのは本当に大変でした。私の下りが遅いので、いつもだったらダンナはイライラして先に行ってしまうのですが、前回の富士山の下山でケガしているので、今回は私の後からゆっくり下山してくれました。自分でも「もし富士山でケガしてなかったら、ここで転んでケガしていたかも」と言っていました。
予定より遅れて5時10分に雷鳥荘に到着。雷鳥荘は山小屋ではなく旅館です。事前にネットで調べたら、浴衣と温泉タオル付とあったのでそのつもりで温泉タオルも持っていかなかったら、それは個室を予約した人だけで、相部屋にはなにも付いていませんでした。相部屋でしたが、空いていたので12畳の和室を私たち2人だけで使うことができました。個室頼むより広々でした。
雷鳥荘はとてもきれいだし、温泉が気持ちよかったです。夕食も朝食もおいしいし大満足!相部屋だったので料金は8,800円プラス入湯税300円とお手頃でした。
夜はなにもすることがないので、午後7時に寝ることにしました。夜行だったし疲れていたのですぐに、ぐっすり眠れるかと思っていたら、ふと目をさましたらまだ8時でした。布団が暑くて何回か起きてしまいましたが、時計を見るたびに、「まだ12時前か」とがっかりしました。
翌朝は5時半起床。結局、途中で起きたとはいえ、睡眠時間がたっぷりあったので気持ちよく起きられました。朝食は6時です。バイキングでおいしくいただきました。
空は快晴!昨日登った雷鳥坂から雄山までよく見渡せました。「あそこを歩いたんだ」と感動!
2日目は奥大日に行きたかったのですが、やはり時間がかかるので帰りのトロリーバスなどの時間が気になります。そこで、お手軽に行けるだろうと浄土山に行くことにしました。
浄土山の手前の室堂山展望台までは歩きやすい道でしたが、そこから浄土山までの道が予想外にすごかったです。大きな岩を両手を使って這いあがりました。私のように背が低い(足が短い)と大きな岩によじ登るのが大変でした。お手軽だと思っていたら大間違いでした。
浄土山からは剱岳、昨日歩いた山々のみならず、薬師岳・水晶岳(?)烏帽子岳(?)槍ヶ岳まで見えました。すばらしい眺望で、浄土山は結構お得な山でした。
一ノ越まで下山し、後は石畳の道をのんびり室堂ターミナルに戻るだけです。何度も振り返り、帰るのがもったいない、いつまでも眺めていたい風景とお別れです。トンネルバスやロープーウエイなどを乗り継ぎ午後1時前に扇沢に到着。レストランの生ビールは650円。雷鳥荘より50円安かったです。
13時30分の信濃大町行きのバスに乗り、信濃大町から大糸線で松本まで行き、そこから特急あずさで新宿に午後6時半頃に着きました。とっても楽しい2日間でした。
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