ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 219984
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
甲斐駒・北岳

鳳凰三山登山♪(夜叉神↑広河原↓半日日帰り)

2012年08月26日(日) [日帰り]
 - 拍手
GPS
07:30
距離
16.7km
登り
1,967m
下り
1,816m

コースタイム

4:25 夜叉神登山口
6:55 南御室小屋
7:50 薬師岳
8:20 観音岳
9:05 地蔵岳(オベリスクはスルー)
10:33 白鳳峠
11:55 広河原
天候 晴れのち曇り
過去天気図(気象庁) 2012年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
タクシー 自家用車
夜叉神Pに駐車。夜中の2時半頃の到着で8割方埋まっていました。
広河原からは乗合タクシーを利用。
コース状況/
危険箇所等
特に危険箇所はありません。
全体を通してよく整備されており歩きやすいルートと思います。
夜叉神峠登山口を出発
夜叉神峠登山口を出発
夜叉神峠に着くころには明るくなってきます
夜叉神峠に着くころには明るくなってきます
針葉樹林が赤く燃えだすと
針葉樹林が赤く燃えだすと
樹林帯から日の出!
樹林帯から日の出!
白峰三山ははっきり。快晴です。
白峰三山ははっきり。快晴です。
本日最初の花はハナイカリ。ここまで他にも見ていますが薄暗くて写真撮らず。
1
本日最初の花はハナイカリ。ここまで他にも見ていますが薄暗くて写真撮らず。
シャクジョウソウ。薄暗い樹林帯ではピントが合いづらいのでやや遠目で撮影。
シャクジョウソウ。薄暗い樹林帯ではピントが合いづらいのでやや遠目で撮影。
コフタバラン。苔むした樹林帯にたくさん咲いています(やや咲き終わり)
コフタバラン。苔むした樹林帯にたくさん咲いています(やや咲き終わり)
南御室小屋へ。
小屋周りのヤナギラン。
小屋周りのヤナギラン。
キバナノヤマオダマキ咲き残り。
1
キバナノヤマオダマキ咲き残り。
さらに登って森林限界へ。白峰三山の展望。
4
さらに登って森林限界へ。白峰三山の展望。
仙丈ヶ岳の姿も。
1
仙丈ヶ岳の姿も。
後方には秀麗な富士山の展望。
4
後方には秀麗な富士山の展望。
そしてお目当てのタカネビランジ。
3
そしてお目当てのタカネビランジ。
稜線のあちらこちらで見頃を迎えています。
2
稜線のあちらこちらで見頃を迎えています。
タカネヒゴタイもここそこに。
1
タカネヒゴタイもここそこに。
薬師岳への稜線。
2
薬師岳への稜線。
まずは薬師岳山頂へ。
まずは薬師岳山頂へ。
白花のタカネビランジを見つけました。花色、花形、花径など非常に個体差が大きいです。
1
白花のタカネビランジを見つけました。花色、花形、花径など非常に個体差が大きいです。
快適な稜線歩きが続きます♪右には八ヶ岳も。
2
快適な稜線歩きが続きます♪右には八ヶ岳も。
そしてお目当てその2、ホウオウシャジンです。
2
そしてお目当てその2、ホウオウシャジンです。
花がたくさん付いた大株のものも。
2
花がたくさん付いた大株のものも。
最高峰、観音岳からの眺め。
3
最高峰、観音岳からの眺め。
奥にはアサヨ峰に甲斐駒。
2
奥にはアサヨ峰に甲斐駒。
甲斐駒しばらく登ってないなぁ・・
3
甲斐駒しばらく登ってないなぁ・・
北岳もアップで。細部までよく見えていました。
4
北岳もアップで。細部までよく見えていました。
ホウオウシャジンと北岳。
1
ホウオウシャジンと北岳。
樹林帯へ入ると花崗岩の稜線とは植生が異なります。タケシマランの実。
樹林帯へ入ると花崗岩の稜線とは植生が異なります。タケシマランの実。
ミヤマダイモンジソウ。
ミヤマダイモンジソウ。
こちらはタイツリオウギの実。大漁ですね。
2
こちらはタイツリオウギの実。大漁ですね。
タカネビランジは数が多く、登山道の真ん中でさえ綺麗に咲いています。
1
タカネビランジは数が多く、登山道の真ん中でさえ綺麗に咲いています。
イワインチンもちらほら。
1
イワインチンもちらほら。
地蔵岳オベリスクへ到着。休憩者多数。ピークへの挑戦者も多数。よって混雑気味。
8
地蔵岳オベリスクへ到着。休憩者多数。ピークへの挑戦者も多数。よって混雑気味。
甲斐駒方面はこの時までよく晴れていましたが
甲斐駒方面はこの時までよく晴れていましたが
あっという間にガスってしまいました。
あっという間にガスってしまいました。
ミヤマシャジンでしょうか。ホウオウシャジンよりは目立たずに咲いています。
1
ミヤマシャジンでしょうか。ホウオウシャジンよりは目立たずに咲いています。
タカネビランジ花の大小。決して遠近法ではありませんよ。
タカネビランジ花の大小。決して遠近法ではありませんよ。
トウヤクリンドウも見頃。秋は近いです。
トウヤクリンドウも見頃。秋は近いです。
高嶺あたりから振り返って、歩いてきた稜線を見ます。
1
高嶺あたりから振り返って、歩いてきた稜線を見ます。
高嶺からの北岳。
3
高嶺からの北岳。
北東から雲がまるで高波のように伸びてきます
北東から雲がまるで高波のように伸びてきます
白鳳峠。ここから広河原へと下ります。
白鳳峠。ここから広河原へと下ります。
北岳を正面に据えて。
北岳を正面に据えて。
急傾斜の林内を降りていくとカニコウモリや
1
急傾斜の林内を降りていくとカニコウモリや
オクモミジハグマや
オクモミジハグマや
コウモリソウ。似たもの同士です。
1
コウモリソウ。似たもの同士です。
非常に小さい花ですが、ミヤマタニタデ。これをコンパクトデジカメで撮るのは厳しい;
非常に小さい花ですが、ミヤマタニタデ。これをコンパクトデジカメで撮るのは厳しい;
コウシンヤマハッカ。
コウシンヤマハッカ。
広河原に戻ってきました。北岳方面。雲はまだ夏のようでした。
1
広河原に戻ってきました。北岳方面。雲はまだ夏のようでした。

感想

少し更新が遅れましたが、26日の日曜日は久々に鳳凰三山へ登ってきました!

予定ではアサヨ峰から北沢峠へ抜けるつもりでいましたが、地蔵岳あたりから進行方向のガスがひどくなってきたので断念して白鳳峠から下山。

土曜日は山ではなく海へ遊びに行っていたので、夜帰宅・出発で深夜の到着になります。
夜叉神峠登山口の駐車場は満車を覚悟して行きましたが、8割程度の駐車でした。
ぐっすりと寝、朝に備えます。

翌朝は4時前の起床。
だいぶ夜明けは遅くなりました。星空を見ながらの出発となります。

夜叉神峠までの登りは道幅が広く、比較的平らに整地されているのか、暗くても全く問題なく歩けます。薄暗い樹林帯ですが、歩き始めて20分くらいでヘッデンを消したほど。

夜叉神峠からは白峰三山がはっきり見えます。
天気は快晴予報。十分に期待できます。

樹林帯を歩いていくと、暗い針葉樹林の林内が赤く染まります。
進行方向右手から日の出を迎えます。

明るくなれば色々写真が撮れるようになります。
所々立ち止まりつつ緩やかな上り坂を登っていきます。

南御室小屋からは少々斜度が上がります。
しばらく登るといよいよ展望の森林限界へ。

あたりはほとんど雲のない快晴!
360度展望が開けていました。

ここから快適な稜線歩きが始まります。
そして、お目当てのタカネビランジやホウオウシャジンなどがたくさん!
しばしば立ち止まっては景色と花の写真を交互に撮ります。

薬師岳、観音岳を過ぎ地蔵岳が近づくと、一旦樹林帯へ入りまた違った植物がみられます。
タイツリオウギはこの時期は見事なくらいたくさんの鯛をぶらさげています。

地蔵岳のオベリスク周辺はやや混雑気味。
すいていたら登頂狙ってみようかなと思っていましたが、そびえ立つ尖塔脇には列が出来ているのが見えました。
また次回機会があれば。。

再び稜線へと戻り、高嶺を経て白鳳峠へと歩きます。
この頃には正面にガスが発生し、アサヨ峰や甲斐駒の展望はなくなります。
他の方面も雲が次第に増えていき、視界は狭まっていきます。
天気が良ければもうしばらく歩く予定でいましたが、前日の疲れもあってか今回は下山することにしました。

白鳳峠からは急傾斜の岩場の下り。
以前歩いたときは正面の北岳の姿に感動した記憶があります。
北岳にも一部雲がかかっていましたが、スケールの大きさを改めて実感できる下り道。
悪路にもかかわらず、気分は爽快でした。

樹林帯に入ると晩夏に咲く亜高山植物が見られます。
時間を気にせず、写真を撮りながらのんびり気分で下山しました。
広河原からは乗合タクシーを利用。運良く全く待たずに乗れました。

温泉入って途中で2回目の昼食を食べて帰ります。
中央道〜圏央道は事故2件を含む大渋滞で、普段の倍くらいかかっての帰宅となりました。。
お盆前後の週末は危険ですね・・

こんなことならもう少し長く歩くか、下山後に霧ヶ峰にでも遊びに行くかすれば良かったな〜と思いました。
でもまぁ、通して見れば天気良く展望良く満足できる登山内容でした。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:1266人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

積雪期ピークハント/縦走 甲信越 [2日]
鳳凰三山 薬師岳・観音岳(夜叉神の森スタート)
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス、 タクシー
技術レベル
2/5
体力レベル
4/5
無雪期ピークハント/縦走 甲斐駒・北岳 [3日]
技術レベル
3/5
体力レベル
4/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら