大山 〜高校生と一緒に雪山を登る〜
- GPS
- 05:18
- 距離
- 7.0km
- 登り
- 941m
- 下り
- 934m
コースタイム
天候 | 曇 時々 晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
新雪が積もっていて気持ちよく雪山を歩くことができました。けれども例年より雪はずいぶん少ないらしいです。アイゼン無しで特に問題なく歩けました。 |
その他周辺情報 | 雪不足のため例年テントを張る南光河原駐車場奥(米子工業高校山小屋前)がブッシュになっていて、一泊二日の予定だったのを日帰りの日程に変更しました。また、夏山登山道入り口手前にある下山キャンプ場は現在改修工事中で使えないとのことでした。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
サポーティングタイツ
フリースジャケット
ジャンパー
ズボン
靴下
スパッツ
インナーグローブ
防寒グローブ
ニット帽
登山靴
雨具
ピッケル
サブザック
昼食(パン+野菜ジュース)
行動食(飴)
予備食(シリアルバー他)
飲料(お茶600mL)
iPhone(GPS+カメラ)
iPad mini
サブバッテリー
カメラ
携帯電話
腕時計
ラジオ
手拭い
ティシューペーパー
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感想
今年の暖冬は普通じゃない。県内のスキー場は雪不足で1月末になっても営業できないらしい。そんな中、例年2月の初めにおこなわれる県の高校山岳部の雪山訓練「錬成登山大会」も、雪のない(またはぬかるんだ)山で実施してもその目的が達成できないので、開催中止が検討されていた。しかし、1月の末になって、ようやく雪が少し降ったため、日程を縮小して実施することとなった。例年は一泊二日で雪中の幕営をおこなうのだが、幕営地が薮のままで、とてもテントが張れる状態ではないものだから、日帰りで大山登山をおこなうことになったのだ。
大会前日の夜に少し雪が降ったようで、当日の朝、大山寺は雪で覆われ、道路も圧雪になっていた。雪山であれば大抵アイゼンとピッケルは装備として必要となるのだが、集団登山なので、ピッケルこそ各自で持つものの、アイゼンは付けずに、隊列を組んで歩いた。私も一年に一度、この大会ぐらいでしか雪山を歩くことはないので、中古のピッケルを昨年のこの大会の後ヤフオクで入手した。made in france 書いてある、今回それを初めて使ってみた。ピッケルの良し悪しはよくわからない。ま、持ってると安心、ぐらいなところなので、これで充分だろう。錆が付かないように手入れしておこう。
最近メルカリでCASIOのウエアラブルカメラEXILIM EX-FR100 を入手したので、それをリュックの肩紐に付けて写真を撮ってみた。寒かったので、バッテリーの消費が思いの外早かったのが残念だったが、まあまあきれいな写真が撮れていると思う。このカメラ、バッテリー交換ができないので、せめて一日バッテリーが持たないと困るんだが、雪山でなければ大丈夫なのかな?
雪が少ないとは言ってもさすがは中国地方の最高峰、日本百名山の大山なので、しっかり雪の上を歩くことができた。柔らかい新雪に覆われていて気温も多分氷点下だったのでぬかるんだりはしていない。気持ちの良い雪山歩きをおこなうことができた。
山頂に到着したときはちょうど雲に覆われていて全く展望は望めなかったが、7〜8合目辺りでは大山の姿や北側の日本海、弓ヶ浜半島が綺麗に望める瞬間もあった。山頂こそ寒かったが、吹雪も無く、雪山の雰囲気は十分楽しむことができた。
年に一度の雪山登山訓練を、今年もなんとか実施することができた。暖冬の影響で日程が縮小されたが、雪の大山に気持ちよく登頂できたというのは生徒にとって、とても良い経験になったことと思う。いつもこんな天気なら、私ももっと雪山に挑戦してみたいものだが、冬の山は厳しいことが多いというのもよく心得ている。やはり一人で雪山に登るのはちょっと不安だな。積雪が消えるまで雪山は眺めるだけにして、春からのシーズンに備えたいと思う。
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