美ヶ原高原 - やはり涼しい2000m、でも日差し強し
- GPS
- 04:11
- 距離
- 10.5km
- 登り
- 223m
- 下り
- 209m
コースタイム
- 山行
- 3:20
- 休憩
- 0:49
- 合計
- 4:09
(車で移動)
08:00 美ヶ原自然保護センター(王ヶ鼻方面へ)
08:30 王ヶ鼻/王ヶ頭分岐(アルプス展望コースへ)
09:00 烏帽子岩
09:30 百曲がり園地
09:50 塩くれ場
10:05 美しの塔
10:50 王ヶ頭
11:05 王ヶ鼻/王ヶ頭分岐
11:20 王ヶ鼻
12:10 美ヶ原自然保護センター
天候 | 曇り時々晴れ、終了直後に雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
コース上に危険な場所はありませんが、断崖付近では、つまづいたりしないように注意すること。 アルプス展望コースの一部は、朝露で足元が濡れます。また、蛇2匹に遭遇しました。 |
写真
感想
カミさんと同時に平日の連休が取れたので、膝の悪いカミさんに合わせ、高低差の少ない美ヶ原高原を前泊で歩くことにした。(前日は小諸の懐古園を見学し上田市に宿泊)
6時過ぎに宿を出発し、マイナー(?)な美ヶ原自然保護センターに向かう。ここを起点にしたのは、思い出の丘に寄りたかったからだ。
時間が早かったせいか、思い出の丘の駐車場は、写真を撮りに来たらしい人の1台しか止まっていなかった。10分ほど緩やかに登った思い出の丘は、確かに展望が素晴らしくすがすがしい場所ではあったが、遠方の山並みはあいにくの雲で見えなかったのが残念だった。
車で美ヶ原自然保護センターへ移動。駐車場はまばら。ただ道を挟んだ反対側の土の区割りされていない駐車場の方は、なぜか結構停まっていた。キャンプの人?
出発の準備をしていたら、保護員の腕章を付けた人が「天気が良くて良かったですね。」と声を掛けてきた。我々の軽装を見て、どういうルートを歩こうとしているのか確認したようだ。最後に「紫外線が強いから焼けますよ」と忠告を受けた。少し黒くなりたい俺は「それはうれしい」と答えると苦笑いされた。
当初は、時間の早いうちに展望の良い王ヶ鼻に行く予定だったが、霧が出てきたので分岐まで行って考えることにし、とりあえず王ヶ鼻方面に向かって歩き出した。
王ヶ頭/王ヶ鼻の分岐に着くと霧は増々濃くなってきたので、王ヶ鼻は最後に寄ることにし、アルプス展望コースに向かった。
コースに入って間もなくチョット大きめの蛇に遭遇。「何であんなにパンパンなの?」カミさんの一言に、(俺も決して好きではないが)カミさんが、特に蛇が苦手な理由が少しわかったような気がした。(写真は撮りましたが、ヤマコレにはアップしていませんのでご安心を。え?見たかった?)
歩き始めは濃かった霧も徐々に晴れてきて、空はまだ雲に覆われているが、高原の広さが見渡せるようになってきた。この調子で日が射してくれれば、少しは焼けるか。
絶壁の淵を通るアルプス展望コースは、烏帽子岩など、いくつかのせり出した岩場がある。ついつい先っちょに行ってみたくなるが、岩は瓦のような板状でもろそうなので、調子に乗って先端に行くようなことはしない。(調子に乗るような歳でもないが。)
いつの間にか百曲がり園地(場所は確認できなかった)を過ぎ、もうすぐ塩くれ場という道で、2匹目の蛇に遭遇。さっきとは違う種類の1m弱の小さい奴だが生きているのかどうか、まっすぐ伸びきった状態で蛇らしくない。
近くのトイレ(ここは無料)を借りましたが、昨年、下着等が捨てられて故障したとの注意喚起の貼り紙があった。バイオトイレなので、非常事態だったんだろうけど、それはダメだよねぇ。
美しの塔。とりあえず行っとかないとね。鐘を鳴らし記念写真を撮って、我々はここから引き返すが、やはり山本小屋方面から来る人が圧倒的に多い。
ただよく見ると服装は、軽装か重装か両極端って感じ。もちろんコースによっては登山にもなるからなぁ。あの保護員もそういう配慮だったんだろう。
王ヶ頭手前には、年期の入った「美ヶ原高原」の木製の標示板があり、個人的にはコッチの方が趣があって象徴としてはいいと思うんだが。
記念撮影のために三脚を用意していたら「撮りましょうか?」と言われたのでお願いしたが、(本当に申し訳ないんですが)正直なところ自分で撮りたいんですよね。経験では50%くらいの確率でボケるし構図もチョット・・・なので。断るのも失礼だし、撮ってもらった後、撮り直すわけにもいかないし、ホント困ります。ただ今回はOKでした。ありがとうございました。
山頂という感じでもない王ヶ頭は、数組がまとわりついていた。天気はすっかり晴れてましたが、相変わらず遠くは雲で見えない。
南側に見える高原は霧ヶ峰なのかなぁ。ずっと気になっていた。でもあんなに狭いかなぁ。いつもこんな感じで気になりながらも確かめもしない自分。
一通り堪能した後、まさに瓦が敷き詰められたような道を100mほど下って、王ヶ鼻に向かう。
途中に、二人の名前が記された「遭難記念碑」なる石碑があった。「記念」って必ずしもめでたい言葉じゃないってことか?
王ヶ鼻到着。王ヶ頭より多くの人がくつろいでいた。
ここは西側(穂高とか?)の景観が良いんだろうが、残念ながらやはり雲で見えない。更にまた霧が出始めたみたいだ。でも朝一で来るよりも見えたのではないかと思う。
ここが今日最後の場所だと思うと名残惜しいが、20分ほど眺めた後、帰路に付く。
駐車場まであと10分くらいの場所で、子供連れのお父さんに「王ヶ鼻まで、どれくらいですか?」と尋ねられ「2,30分かな」と答えたが、その後50mくらい遅れてお婆ちゃんがついて行った。駐車場に着くとほぼ同時に雨が降り出してきて、あの一家大丈夫だろうか、と心配になった。北側と南側とでは、だいぶ天気も違うようなので、うまい具合に雨に見舞われないで済めばいいなぁ。
今回は、のんびり4時間をかけて歩いたが、急な登り下りが全くなく、膝の悪いカミさんでもほぼ問題なかったようだ。(王ヶ頭から王ヶ鼻に向かう下りが少し難儀だったようだが)が、期待の遠方の展望が拝めなかったせいか、個人的には霧ヶ峰の方が楽しかった気がする。でも前日の雨を思えば、何とか天気がもってくれて良かった。
そうそう、陽に当たったのは3時間くらいだと思うんだけど、保護員が言っていた通り、首とか足のふくらはぎとか、少し痛いくらいに焼けてた。黒く色がついてくれればいいんだけど、いつものように赤くなって皮がむけて、ハイ元通り、なんだよなキット。
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