綿向山

2020年02月09日(日) [日帰り]

• GPS: 05:31
• 距離: 8.1km
• 登り: 989m
• 下り: 987m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:10
• 休憩: 1:19
• 合計: 5:29

距離 8.1km 登り 989m 下り 989m

8:37 御幸橋駐車場
8:37 綿向山登山口
8:57 8:59 ヒミズ谷出合小屋
9:48 9:49 綿向山三合目
9:56 10:09 あざみ小舎
10:21 10:33 五合目小屋
10:59 11:00 七合目行者コバ
11:33 11:36 綿向山
12:08 12:09 七合目行者コバ
12:25 13:08 五合目小屋
13:17 13:19 あざみ小舎
13:48 13:49 ヒミズ谷出合小屋
14:04 御幸橋駐車場
14:06 ゴール地点

天候

曇り時々晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

御幸橋付近の駐車場に8時ごろ到着。四角な駐車エリアの入り口を除く4辺は、当方の車が最後から2番目駐車になるくらい、すでに満車でした。
予想天気が意外と悪いのですいてるかと思いましたが・・・。
以後、御幸橋から少し登山口に上がったほうに順次車が入る状況。

コース状況／危険箇所等

特に危険なところはなし。
行った日は登る直前まで雪が降っていたため、7号目以降の急登が新雪だらけとなり、足元だけ雪崩れる雪崩れるでした。
今日以降まで雪が残っているのならば、登り始めのところがかなりアイスバーン、またはあったかくなったら、ドロドロ道になりそうです。

写真

2/9 7:44

家を出てから1.5時間。栗東付近を過ぎてから雪に霰にと降られ、御幸橋に向かう頃には道路まで真っ白になっていました。
雪は嬉しい。けど、登る頃には止んで〜。

2/9 8:32

何とか雪は止んだような、粉雪のような。
いよいよスタートします。
この時点で新雪が積もっていたのでチェーンスパイク装備しました。
御幸橋対岸の小山の木はすでに白い。

2/9 9:04

サクサクとヒミズ谷出合小屋。
一合も満たないところに小屋があるの、変わってるなぁと、ちょっと思ったり。

2/9 9:04

ヒミズ谷小屋からちょっと後ろを振り返り。

2/9 9:05

サクサク登っていきます。
時折ちらつく雪は降雪か、樹上から落ちてきた雪なのか。

2/9 9:26

ようやく1合目。
さて、7合目まで斜面を九十九登ります。

2/9 9:32

杉木立の間を縫うように。

2/9 9:56

ぬって歩く地面も真っ白。
チェーンで踏みしだいても茶色の土道、出てきません。

2/9 9:58

白い・・・。
曇ってる。

2/9 9:58

夜から今朝にかけての雪で、結構積もってます。

2/9 9:59

杉木立を透かした向こう側、結構白い。
木立にさえぎられているけれど、かなり降ってる？

2/9 10:00

曇りと雪とで木立の間は何となく薄暗いです。

2/9 10:06

3合目、アザミ小屋到着。
吹き曝し。小さな雪だるま発見。
ちょっとだけ、小休止。

2/9 10:29

もくもくと登って5合目小屋到着。

2/9 10:29

標識の上にも小さな雪ケルン。

2/9 10:47

九十九登りの山側斜面は積もりたての雪で落書きし放題。
ちょっととんがりあごのドラえもん、残してきました。

2/9 10:53

杉木立の根元の雪が、1合目よりも積もってる気がします。

2/9 10:54

もくもくと登ります。

2/9 10:55

何となく、風が強い気が・・・。
樹上落雪よりも、これ、雪が完全に木立の間振り込んできてます。

2/9 11:03

行者堂、行者コバ到着。このあたりで、朝の暗いうちから登ってきた方とたくさんすれ違います。
頂上は風がものすごく強く、5分といられなかったと言う方も。
行く直前の天気予想では風速15m程度でした。
この時点で、雪山には青葉マークかつチェーンスパイクの私に、ガイド資格持ち（プロです）同行者の方からロープ装着を勧めてもらい、それに従いました。
このロープがあったおかげで頂上まで行くことができたとわかるのはこの後0.5時間後・・・。

2/9 11:03

ひとまず行者まわりは真っ白です。

2/9 11:37

30分強の苦闘。苦行（え）。
写真を撮る余裕すらありませんでした。
急登の上、風速15メートル、ややブリザード、樹上の樹氷が叩き落され、ついでに私たちに容赦なく叩きつけました。
新雪パウダーのため、足元を雪に打ち込むように歩いても足元から雪が雪崩れてきました。瞬間的に雪慣れしていない私が登っても登っても雪を泳いでいるような状態になり、安全綱のはずが、牽引綱になったりしました。
ボロボロ気分でたどり着いた頂上は、ほんの束の間、風がやみました。

2/9 11:37

風さえやみ、とにかく頂上にこれた安心感で、それこそ、今のうちにと、登頂ケルンを大急ぎで撮影。

2/9 11:38

ケルンの向こう、水無山に向かう尾根道でしょうか。
向こうが見えません。

2/9 11:38

眺めのいいはずが、ご覧の通り。

2/9 11:38

と、ウキウキで写真を撮っていたらまたまたブリザードが！！慌てて下山体制に入りました。
・・・写真タイムスタンプ見ると11時37分に到着して40分くらいに下山。記念撮影も一応したので、登場滞在3〜5分？！

2/9 11:40

頂上、大嵩神社のお社の中に大小の雪だるま。
かわいいよう。

2/9 11:41

周りは白いとはいえ、立派な霧氷を見ることができました。
去年も高見と三峰に登るも曇天だったので、ちょっと残念に思いつつ、下山。

2/9 11:41

死に物狂いで抜けてきた頂上入口の木立を振り返り。
すると・・・？

2/9 11:44

急に雲が切れ、隙間から青空が！！
木立の向こうにうっすら山々が見え始め、一人大歓声を上げてしまいました。
（絶対登ってきた方々、何事かとおもってたはず・・・。）

2/9 11:45

ほんのちょっとの青空だけど、見てみたかった青空と、白い樹氷の取り合わせ！！

2/9 11:46

きゃああああ！これが見たかったの！！
（青空は雲の隙間からですが）

2/9 11:48

くっきり山々が見え始めました。
くーーー、もっかい頂上戻ったろかい！！（無理）

2/9 11:49

ここにきて、風もやみ、ゆっくり霧氷を観察する余裕も出ました。
結構立派。

2/9 11:49

上も下も、素敵！！

2/9 11:50

斜面の雪、斜面の木立と樹氷、そして青空

2/9 11:51

きゃああああ!
まだ青空ひろがってるうううう！
（一人大はしゃぎしていたのは私です）

2/9 11:51

ほおおぉう。立派。

2/9 11:54

空と樹氷

2/9 11:54

空と樹氷、堪能しまくり

2/9 11:54

登りのボロボロメンタルから一転、ハイテンションで樹氷を観察。

2/9 12:00

20分余り、樹氷と青空を堪能しました。
ここから一気に下山していきます。
チェーンのブレーキ利かせつつ、滑るように下山します。
（お調子者）

2/9 12:15

あっという間に7合目付近。
一気に樹氷が小さくなりました。

2/9 12:16

行者コバ到着（早）
ここでつけてもらったロープを外しました。
・・・えぇ、下山時は、補助で綱を持ってくださったプロ同行者を、散歩に喜びまくる犬のように引っ張りまくってましたとも！！
（行きと大違い）

2/10 8:06

行きには余裕がなかったため、下山時にご挨拶。
ありがとうございました、お不動様

2/9 12:17

ありがとうございました、役行者さま。

2/9 12:29

下山の途中でおさかな発見！！
行きにはみなかったぞ？
みんな帰りの余裕で書きまくってますね。

2/9 12:32

雲も薄くなり、だいぶ山々が見やすくなりました。

2/9 13:13

とおもったら、雲に隠れる（笑）

2/9 13:14

5合目小屋到着。
ここらで遅い昼食となりました。

2/9 12:59

昼食後のデザート。
お餅と小豆を持ってきた人、天才。

2/9 13:14

樹氷とは違うけど、ほぼ、見納めです。

2/9 13:43

木立の間からだいぶ日も差してきました。

2/9 13:54

おぉお。今頃頂上は視界が良くなってそうな気がする。
（下山時があっという間に暗くなりそうだけど）

2/9 13:55

ヒミズ小屋まで戻ってきました。

2/9 13:57

行きよりも、だいぶ雪がどけてます。

2/9 14:02

あれを登ったんですよねぇ。
7合目以降、絶望しながら。
あとで聞くところによると、7号目以降のあまりの強風で登頂あきらめたパーティーもあったようです。
プロ同行者さんが引っ張ってくれたから行けたようなもので、私一人（ありえないけど）だったら、多分撤退していたなぁ。
登頂できて、本当に良かったです。

2/9 14:10

なぜかツートンカラーになっている山発見。
って、片側から全力で吹き付けたんだろうな。

とりあえず、ありがとうございました。

撮影機器：

DMC-G7 Panasonic

装備

個人装備

長袖シャツ タイツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 ゲイター 靴 ザック ザックカバー 行動食 非常食 飲料 ヘッドランプ 予備電池 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ストック カメラ

感想

narantyu

今年は本当に寒波が少なく、1回目の寒波時にはタイミングが合わず、2回目の寒波にかけて、樹氷見に行くことになりました。
去年行った高見や三峰よりも低いとはいえ、降りたての雪があんなに曲者だとは思いもしませんでした。
プロのガイドでもある同行者Aさん、いろんな山に行っている同行者Bさんがいたおかげて、風速15メートルの7〜登頂まで登れたんだなぁと、感謝しまくりです。
今度行くなら、できたら風の穏やかな時に行きたいです。
・・・アイスバーンは嫌ですが。