台湾 2番目の高峰 雪山
- GPS
- 56:00
- 距離
- 19.9km
- 登り
- 3,815m
- 下り
- 3,815m
コースタイム
雪山登山口管制哨22:45/23:00
七卡(シチカ)山荘24:38到着
【2日目】
山荘出発8:42
雪山東峰12:40/13:15
三六九山荘14:27着
【3日目】
山荘出発2:00
雪山主峰7:07/7:40
三六九山荘11:21/12:18
展望台14:20/14:30
七卡山荘15:53/16:00
雪山登山口管制哨16:50着
天候 | 曇り、晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
地下鉄駅出口で集合、解散 |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山口〜三六九山荘間は雪もなく、歩きやすい。 三六九山荘から上はいくらか雪が残っている。 |
写真
感想
前週の台湾最高峰、玉山(3,952m)に続いて第二の高峰、雪山(3,886m)に登りました。今回も同じ旅行社で、要領が分かっていたので気楽に参加できました。今回のメンバーは台湾人15人とガイド二人です。
初日、台北市内の地下鉄出口に集合し、18時半出発。何回も休憩しながら雪山登山管理所に22時45分到着。入山手続き、軽くストレッチをしてから、宿舎の七卡(シチカ)山荘まで歩きました。24時38分到着。
二日目は7時に起床。朝食、アイゼン装着練習、体操をして8時42分に七卡山荘出発。生憎薄曇りで展望はありません。ルート上にある雪山東峰(3,201m)で昼食休憩。ルートの左右にシャクナゲがきれいに咲いていて、目の保養になりました。宿舎の三六九山荘には14時27分に到着。翌日深夜に出発するので、早めに夕食を摂り、就寝。
三日目、1時に起床し、朝食、準備運動をして2時に出発。標高が上がるにつれて雪が出てきたので5時過ぎにアイゼンを装着。台湾人メンバーは全員アイゼン初体験なので装着に手間取りました。雪はさほど多くはなく、自分だったらアイゼンは使わない程度でしたが、台湾人メンバーは積雪した登山路を歩くのは初めてなので、安全のためアイゼン装着。ガイドの指示でしっかり雪を踏み締めながら歩きますが、初めてのアイゼンで嬉しくてキャーキャー言ってはしゃいでいました。
残念ながらガスガスで途中の展望はなく、黙々と歩きます。最後の一登りを終えると台湾第二の高峰、雪山に到着。ガスもいくらか薄くなり、なんとか写真は撮れました。30分ほど滞在して下山開始。初のアイゼンで下りは危ないので慎重に下ります。森林限界を越えるとガスも晴れてきて、壮大なカール地形が見えてきました。なんとなく黒部岳や涸沢のカールを思い出します。針葉樹林には珍しい幹の木や綺麗な苔があり、標高が下がるにつれ石楠花が増え、目を楽しませてくれます。
三六九山荘の手前一帯は無残に焼けていて、辛うじて小屋廻りには緑が残っていました。聞いたところ、ある日山火事があり、小屋まで迫る勢いだったらしいですが、たまたまいた小屋番のコックさんが縦横無尽の働きで小屋の延焼を防いだらしく、地元ではヒーローになっているとのことでした。
それやこれやでやっとのことで三六九山荘に着くと簡単な昼食を食べ、下山します。登りのときは見えなかった雪山東峰がくっきり見えました。バス停まで降りたら恒例のカップ麺。その後台北への帰途、中華料理店で夕食をたらふく食べて満足感、満腹感に溢れて台北に戻りました。
二泊三日で17,000円ですからホントに安いです。台湾には3,000m級が286座もあり縦走路も多いので、次回機会があれば長期縦走をしてみたいものです。
コメント
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去年の12月に台湾の雪山を訪問した者です。
台湾にはどっぷりはまってしまい。観光含め14回訪問しました。次回は南湖大山辺りを検討中です。
キリマンジャロは先週訪れました。
元気な大先輩の記録は大いに励みになります。
jphide62さん、初めまして。
台湾へ14回も行かれているとは台湾の大先輩ですね。私は玉山、雪山以外は合歓山、七星山程度しか登っていません。いつかは縦走してみたいと思っていますが、どうなりますか、、、
プロフィール拝見しましたが、台湾以外にもキリマンジャロやキナバルなど海外へも精力的に行かれてますね。国内登山もキャリアは長いし、山行ペースが早いし、尊敬します。何より奥様とご一緒というのが本当に羨ましい限りです。
いつかどこかの山でお会いできればいいですね。
コメントありがとうございました。
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