【台湾】雪山(シュエシャン)敗退… 東峰、カール基部まで【雪霸國家公園】
- GPS
- 17:28
- 距離
- 20.6km
- 登り
- 1,940m
- 下り
- 1,904m
コースタイム
- 山行
- 5:51
- 休憩
- 1:58
- 合計
- 7:49
- 山行
- 7:43
- 休憩
- 1:52
- 合計
- 9:35
天候 | 3/21(木)晴 夜間風強し 3/22(金)朝ガスのち晴れ、雲多め 3/23(土)晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
今回は車で送迎していただいた ※バスあり 宜蘭から1751バス(1日2本運行、7:30発と12:40発、武陵農場まで3時間ぐらい) ※宜蘭 公車 1751 https://www.taiwanbus.tw/eBUSPage/Query/QueryResult.aspx?rno=17510&lan=C ※道は大甲溪沿いの山道、7甲線を延々と登っていく(標高1700位まで) ◆武陵農場への入園料 人と車(バイク込み)に対してそれぞれ発生する 例えば大人一人150元、自家用車一台40元 等 https://ticket.wuling-farm.com.tw/buy-tickets.php ◆武陵ビジターセンター⇔雪山登山口 今回は車で送迎していただいた ※歩いて直接登山口まで行くか、武陵国民賓館(武陵農場内の宿泊施設)の遊覧バスに乗る方法がある (参考)2023年夏の情報で、以下のルート設定あり。1人150元 ※要現地に確認 北谷園區行程 雪山線:武陵賓館出發→沿途導覽→雪山登山口→武陵茶莊→武陵賓館 https://www.wuling-farm.com.tw/tw/travel/index.php?num=27&fbclid=IwAR2T1upO0HUDMezVcapeUzlA_p_1jlv9pptkci7_OxGnRdysNpiLFQl2pO0_aem_AZ5SXBrOi6iPgV3XG2H6qAdNYSWefzQKb1rRnyWcUhMrQuhYfXhj8P-cYFjI-Y0_FfF9Kj9tOBQN2rWWPMxUVTRa#U |
コース状況/ 危険箇所等 |
一般登山道、とくに危険な箇所はなし。 カールにごくわずか雪が残っている |
その他周辺情報 | 雪山登山口にあるサービスセンターの紅茶アイスが激ウマ お酒好きには→宜蘭に噶瑪蘭酒廠(カヴァラン蒸留所)、吉姆老爺啤酒工廠(Jim&Dad's Brew Company クラフトビールのブルワリー)がある |
写真
感想
台湾第二の高峰、雪山(シュエシャン)3886mに挑戦したものの…カール(3580m)まで。
結果、高山病にかかり&高所順応に時間がかかったため、時間切れの敗退!
※もともと日本の山でも3000mを越えると高山病の症状が出るため、今回ダイアモックスの服用をしての登山でしたが、それでも順応に時間がかかり、予定していた日程での登頂ができませんでした。ただ、一旦吐いて胃の中のものをすべて出し、睡眠をとった結果、以降の回復(順応)はいつもより早かったように感じます。
※ダイアモックスは一日2回服用、前日の朝晩に各半錠、登山当日からは朝晩各1錠の服用をしましたが、それでもやはり一日目3000mを越えたあたりからは高山病が出ました。(頭痛、眠気、吐き気、嘔吐、食欲不振)個人の見解としては、高山病と併発で脱水が進んでいる模様。私は日本の山でも脱水になりやすく、人よりも余計に水分を摂取しなければいけない体質のようです。
※日本でのこれまでの高山病の症状としては、一日目が最も重く(頭痛、吐き気、嘔吐)、二日目以降順応が進んで回復し登山継続が可能。ダイアモックスを服用しての登山はしたことがありませんでした。
※雪山(シュエシャン)の積雪状態
台湾の高山では入山の際に申請が必要ですが、特に雪山を管理する雪覇国家公園では3/31まで積雪期のため、この時期の入山には装備にアイゼン、ヘルメット、ピッケルが必要でした。日本から持っていきましたが、実際には入山までに雪がだいぶ溶け、カールまでは一般登山靴で問題ありませんでした。
私は今回登れませんでしたが、カールから山頂までは雪(氷)が少しありましたので、アイゼンを装着して登っただろう思います。
日本から持っていくのは大変なので、どうしても積雪期にアタックしたいというのでなければ、無雪期に登るのが荷物的には楽だと思います。
※登山道と小屋について
きちんと整備されており、登山道上に危険個所はない。道標も多く、道迷いの心配はなし。外国人も入山しています。
七卡山荘は金曜の夜に仕事を終えてから入山してくる台湾人が多いらしく、小屋には夜到着してくるが、そういう登山者も受け入れている。(日本だと深夜着の登山者は怒られる)
三六九の山小屋は現在改装中のため、キャンプサイトでのテン泊のみ。
このルートは王道中の王道で、日帰り登山をする人も多く、そういう人は夜中にヘッドランプを付けて歩いているらしい。
ちなみに三六九のキャンプサイトのし尿処理は、埋め立てだそう。
また、私たちが訪れた際は、三六九にレスキューの指導員がいらして、高山病の様子を診てもらうことができた。(血中酸素濃度、血圧。私の中国語力の理解では、いくつかの高山を巡回されているようでした)
入山時に偶然消防隊の訓練チームとすれ違いました。(雪山は訓練地とされているらしい)
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