都県境ルート 小沢峠 成木尾根越え 大仁田山 壺小屋
- GPS
- 04:18
- 距離
- 6.4km
- 登り
- 350m
- 下り
- 458m
コースタイム
09:18 トンネル手前
09:22 登山口入り口
09:37 ピーク
10:24 久方峠
10:40 雲ノ峰
10:50 『熊 出没注意』の看板
11:05 大峰山
11:15 分岐
11:17 大仁田山山頂
休憩
11:40 赤沢方面へ出発
12:15 車道
12:30 壺小屋(ここや)
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
帰り;13:28国際興業バス茶内バス停飯能駅行き→ |
コース状況/ 危険箇所等 |
・上成木バス停をスタートして、トンネル手前右側の道を進むとまもなく左側に 『黒山』の標示で進みましたがヤブでした。 少し上ると左側からの踏み馴れた道と合流。 標示の『→』の左側へ進んだ方が良かったのかしら。。。? ・手書き指標、ピンクテープはたくさんあります。 『安楽寺・細田・久方峠』指標多数。 ・成木尾根はあまり歩かれていないのか、クモの巣だらけです。 ・きほん、尾根道を進めば迷うことはないとは思いますが、ヤブ、枝、堆積葉、 ひとに歩かれていない尾根道独特の荒れた雰囲気があります。 結構な勾配があるので下るときは滑らないように注意が必要です。 ・トイレは駅、上成木バス停。東青梅駅のトイレは駅構内ではなく、北口を下りた 駐輪場の先にあります。コンビニは反対側の出口に。 ・水は1L弱持参しましたが本仁田山までに650cc消費。 暑い日でした。 水だけで飽きがきて、同行者のカルピスウォーターエナジーを80cc位もらいまし た。 ・『壺小屋』は営業時間11:00〜18:00 水・木曜日定休日 カレーランチの他にピタサンド500円、手作りケーキセット650円〜、ケー ク・サレ500円など。ランチを注文すると飲み物は100円。 毎週火曜日は13:00〜薪窯焼き天然酵母パンの販売もあるそうです。 販売している陶器はカップ、お皿、蚊取り線香置き、いろいろたくさん。 猫グッズも多数ありました♪ ・茶内バス停先に『志久屋』というファミリーマーケットがあり、食べ物・飲み物 購入出来て、下の河原でバーベキューが楽しめるようです。 |
写真
感想
土曜日、休み♪晴れ。
「大仁田山へ行って、下りてカレーを食べよう」
カレー屋さんなんてあったかしら?
山ごはん担がなくて楽チンだし、肩痛のわたしには距離もなさそうだし金曜日の夜宴会が入っていましたが、ま、大丈夫だろうとふんで。。。
で、まさかの久しぶりにやってしもうた!
コンタクトレンズ外さず&洗顔しないで爆睡、
当然寝坊して、なんというかまだ酔っている勢いでシャワー浴びてシャンプーして
ザックに水を詰め込んで電車に乗る前から汗をかく。
雨予想がありましたが快晴。
降りた上成木バス停も暑くない。
わたし達のほかに男性が一名降りられて、珍しく同行者が
「どちらまで行かれるのですか?」
などと自分から聞いている。
高水三山ピストン、のようなことを仰っていました。
車道を歩き出した、途端に汗が出て来る。
萩の花が咲いている、もう秋なのね〜、とんでもない、暑い!
小沢(こさわ)峠から大仁田山への道は地図の記載はないのですが、都県境の道で山の中へ入ると立派な道標が随所にありますし、『成木尾根ハイキングコース』と名前まであります。
名栗と青梅を結ぶ往還道のひとつだったのでしょうね。
でも、歩く人が少ないのでしょう、
立派なクモの巣がいたるところにありました。
クモも今まで見たのより大きいし、種類もさまざま。
普通、この木と木の間は張らないだろう〜、という空間にまで張っていて、油断すると
ぅぎゃあぁーッ
汗が目に入り、視界がぼやけて来る。
暑さと二日酔いで汗は出る出る、水はガブガブ、また汗が出る出る。
同行者は肩痛のわたしをよそに鳳凰三山、富士山とたて続けの山行帰り。
天候に恵まれて尾根道は最高によかったそうだ。
写真で見せてもらった北岳、山小屋の闇鍋(?)カレー、夜の冷え込みのすごさ、
へ〜ぇ、ふう〜ん、
羨ましさが嵩じると、あろうことか『ひがみ』の域に達してしまいそうになる。
腰痛かかえていて行って、美しい眺望を見て、それで無事帰って来られたのだから
ヨカッタヨカッタ→めでたしめでたし→よかったねー、羨ましい〜→いいなぁ〜→
で終わればいいものが、
いいなぁ〜→妬み嫉み僻み。。。
という気持ちが、わっせわっせと、予想していなかった急登に出会って汗かきまくっているとアラ不思議『上るっきゃない』モードでモヤモヤはどこかへ飛んでいる。
時折風が通り抜けて行きます。
これでもか、と目に付く『安楽寺』と『細田』の文字。
ただでさえ下り苦手、滑りそうな掴まるところがない降下をいくつかこなして大仁田山到着です。
北東方面に本日初めての展望。
飯能の街と、ん〜、越生の方かなぁ。
ベンチもあり、小広い平地には丸太のベンチがあります。
今日は下山したらカレー♪ですから、持ってきたのはブルーベリーだけ。
つぶつぶをもしゃもしゃと摘んで食べる。
甘いのと酸っぱいのと。
同行者からグミをもらう。
甘酸っぱい。
汗をかくと、そういう味が美味しい。
地図によると下りは90分コースと40分コース。
『道が荒れている』との記載がありますが40分コースを選択。
荒れている、というわけではなく下りですから滑りやすいけれど、んー、
特に気にはならない、。。、間違えようのない道で、同行者が言うには
「幼稚園生の遠足コース」。
でも、遠足にも使われていないのか、またもやクモの巣。
先を行く同行者を見ると自分の身長くらいの枝を振り回して退治している。
な、なにもそんな長いの持たなくても…
キノコが生えているが食べられるかはわからない。
栗のイガイガが落ちている。
中身はというと、ない。
車の音が聞こえ、犬の鳴き声が聞こえ、建物の屋根が見えてきて、うす暗かった山の中から車道へポン、と出ます。
遮るもののない車道を進むこと10分強、お寺を曲がる手前に『壺小屋』な看板。
ここや。
5分ほど歩いて着くとメルヘンな建物。
ライダーのひと達が「お腹いっぱい」という顔をして帰り仕度をしています。
木製の扉の中は仄暗く、柔らかな冷房が効いていて、可愛らしい小物があちこちにディスプレイされています。
建物ぜんたいが手作りで、つまり窓(これがまたいい感じ)も天井(モンゴルのテントのように高くなっている)も、壁も床もモチロン手作り、テーブルも椅子も、出されたランチのプレートも手作り。
奥がギャラリーになっていて、陶芸作品を展示販売しています。
ひゃあ、ここにこんな場所があったなんて。
キョロキョロウロウロ、静かな店内であまり写真もパチパチ撮るのもどうかと思ったので控えましたが、面白い空間です。
かんじんのカレーのお味はスパイスが効いていて美味しい。
ちょっと甘めなのを添えてあったチャツネを足すと、これが甘みと辛みが絶妙で味が引き立つ。
同行者はもうちょっとスープっぽいほうが好みだったみたいだけれどピタパンと一緒にパクパク食べている。
こういうカレーを食べると忘れられなくなるのが困ってしまう。
「山の中でのお蕎麦もいいけれどたまにはこういうのもいいでしょ」
と、どこで情報をゲットしたのか同行者に星4つ。
二日酔いを引き摺っていなかったら、もっと美味しかったかもしれない。
でも完食。
帰りのバスの中から飯能河原は川遊びしている子供たち、バーベキューをやっている人たちが夏の名残の入道雲の下で楽しんでいるのが見えます。
いつも思う。
川で泳いだ、なんて高校卒業した夏にみんなと武蔵五日市へ行った時が多分さいごかなぁ。
17110歩。
山の中ではどなたともお会いしませんでした。
コメント
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miketamaさん、こんばんは。
東京都と埼玉県の県都境コースですね。
雲取山から小沢峠までは歩いているので、
最後の歩けるコースが
このコースということで狙っています。
参考にさせていただきます。
短い距離を残したので行きづらかったのですが、
カレー屋を目指す手があるのですか。
なんか、真似しそうです。
成木尾根は距離も短く、あっけなく思われるかもしれませんが、雲取山から赤線がつながるとなると、是非行くべし!ですネ。
激登りではありませんが、アップダウンが案外あるなぁ〜、という静かすぎる道です。
カレー屋さんにはソフトドリンクしかありませんが、茶内バス停先のストアにはビール販売しています
飯能〜名郷間はバスで何度も往復しているのに、
ここにカレー屋の看板がある、
ここに酒屋がある、
って、見過ごしていたんだなぁ、と、つくずく思いました。
カレー屋でお水5杯位飲んで、ジンジャーエール飲んでさらにまたビールを飲めるのかと同行者が呆れていましたが、…暑い日でしたので。。。
また、マニアックなコースですね。
私の地図には『コース荒れている』と書いてありました。
二日酔いでの山行は気を付けてくださいね!
私は懲りました。
それでは。
赤沢橋近くが膝下ほどまでの高さの草が登山道を覆うかたちになってしまうのと、倒木があるのと、瓦の破片のような平べったい石がゴロゴロしている部分が短い区間にある位で、問題ないコースでしたよ
成木尾根は下りでも緊張を強いられましたが、大仁田山の赤沢コースはとっとこ下りられて、水分補給はしませんでした。
下りの第1歩は体調が体調でしたもので絶えずクラッと来た、というか 、軽いめまいの感覚があったというか 。。。
ハイ、気を付けます!
次回はさわやかに臨みたいと思います
一瞬本仁田山に登られたかと思いましたが、
よくよく見ると大仁田山でしたかっΣ(ノ∀`)ペシッ
山頂が有刺鉄線で囲まれてそうですねぇ(・∀・)ニヤニヤ
こんにちわ、miketamaさん。二日酔い山行お疲れさまでした|д゚)チラッ
棒ノ折の手前のお山って感じなんですね。
久方峠や大峰山のやる気の無い標識に比べ、立派な墓石のような
大仁田山の標識との対比が面白かったです(;^ω^)
小洒落たカレー屋さんもあるんですねぇφ(`д´)メモメモ...
早く肩痛が治るといいですねぇ。
来年南アルプスの稜線を当方が嫉妬するくらいの好天の中
歩かれてるmiketamaさんを想像してますよ(・∀・)ニヤニヤ
大仁田山は場所も場所ですし低山ですし『山と高原地図』に
コース荒れている
なんて書いてあるから不遇をかこっていると思います。
…と言っても、コレといったウリもないですし、。。。
見分けられるならキノコ採りか、。。。、
大仁田山馬蹄形コース、とか(^^;)
…ああ、馬蹄形!!
今夏、行く筈だったのに…ぅぅ。。
Horumonさんのおかげで、思い出してしまった。。。
(mmm>~ヘ^<mmmイジイジ)
大仁田山の山名も本仁田山のニタ→ヌタ、動物の泥浴び場のヌタ場から由来があるようですね。
山頂はのどか〜な丸太観客席だけでしたヨ
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