■夏の終わりの【燧ヶ岳】〜御池から日帰りピストン
- GPS
- 05:57
- 距離
- 10.0km
- 登り
- 1,048m
- 下り
- 1,051m
コースタイム
天候 | 晴れ時々くもり |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
有料駐車場1000円 |
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所は特にありません。 |
写真
感想
とにかく眠いのを我慢しながら御池の駐車場に到着。
最近山の疲れが溜まっているのか、運転中眠くて眠くて仕方が無い。
駐車場に着いてもなんとなく2人とも動けず、
5時出発の予定が40分ほど遅れてしまった。
朝日に照らされながら登山口を出発。
最初は木道歩きなので快適。
それもつかの間、苔生している大きな岩がゴロゴロした急登になる。
朝結構寒かったので車内で長袖に着替えたのに、もう汗だく。
太陽上がるとやっぱり暑い。
このままだと暑くて不快なので誰もいないのを見計らって
半袖に着替える。
木道がちらほら出現したり、また岩ゴロの急登だったりの繰り返し。
登りはそれほど苦労はしなかったけれど、下りはどうかな、、、この道。
出発から40分ほどで視界が開けて広い空が見える。
長く伸びる木道歩き。
その先には池塘があった。
広沢田代。
湿原が夏の緑色から秋色に変わりつつある。
まるで刈入れ前の稲穂のような色。
秋が深まればまた違った色になるのだろう。
池塘に映る空と白い雲。
今年はいろんなお山でたくさんの池塘を見たなぁ。。。
広沢田代を過ぎるとまた登り。
湿原以外は結構急登が多いなと感じました。
しばらく登るとさっきいた広沢田代の池塘が湿原の中に小さく見える。
いい眺めだ♪
整備された階段や木道があったり、自然のままだったり。。。
危険なところは特に無し。
しばらくすると、目の前にぽっこりとお山の頭が見え始める。
あれが山頂かな?
緩やかな木道を歩いて行くと、燧ヶ岳の姿が徐々に見えてくる。
その手前に熊沢田代があるが、それより目に入ったのが木道を登って行く行列。。。
あれには追いつきたくないような。。。だから早く登ってくださいw
熊沢田代のベンチでのんびり休憩することにする。
ここにも木道を挟んで大きな美しい池塘二つがある。
周りに広がる黄金色の湿原と池塘を見ていると心がとても落ち着く。
今日も天気がちょっとどうかと心配していたけれど問題なかった。
来て良かった♪
と、、、マッタリしていたのに後ろから賑やかなパーティがやってきて台無しに。。。(´Д`)
1人以外はあまり山に登り慣れていない感じの若者たち。
元気なのはいいけどね〜。
ぁ〜。。。ぅ〜。。。
うるさいので早々とベンチをあとにする。
もう少しマッタリしておきたかったんだけど。。。(´・ω・`)
木階段を登っていくと、急登が始まる。
それほど急いだつもりはないのだけど、例の行列に追いついてしまった。
行列の後ろのおじさんが「特急が来たから避けて〜」と言ってくれて
急登を20人ほど追い抜いて行く形になる。
「急がなくてもいいよ」と言われるけれど、列長いとそうゆっくり登るわけにいかず。。。
追い抜かせていただいて、さらに距離を開ける必要があったので
息が苦しいのなんの。。。
まるでトレランやってるみたいだな。。。
やっと人の姿が無くなって後ろを振り向くと熊沢田代の池塘が小さく見えた。
随分と登ってきた感じ。
空を見上げると鱗雲が流れていく。
もうすっかり秋の空だ。
木の板で堰き止められたような階段を登っていく。
ここも結構急登。
捲いて登るという感じではない。
目の前にぽっこり現れたけど、、、これが山頂???
登りきると俎堯
風が少し強い。
帽子が飛ばされそうになる。
祠がある。
三角点もある。
初め、ここが山頂だと思っていたけど、よくよく地図を見たら
隣に見える柴安瑤最高峰だと気づいてガッカリ。
そういえば猫耳なお山だったな、燧ヶ岳って。
少しだけ休憩して柴安瑤妨かう。
ここからしばらく下り。
急な下り。
下り終わると登り返し。
ふぃ〜。
まぁでもまだマシな登りです。
そしてやっと燧ヶ岳山頂と書いてある石碑に辿りつく。
至仏山よりちょっと黒めの山頂石碑だ。
荷物をおろして休憩。
まだそれほど人がいないのでゆっくりできる。
眺めは。。。
俎瑤諒が良かったような??
全体的に霞がかっていてぼんやりな感じでした。
山頂の雰囲気としても俎瑤諒がカッコ良かったかな。(エラソウニw)
こっちは広くてのんびりできそうなんですけどね。
風が少し強い。。。
とにかくあの行列が来たと同時に下山しよう。
途中ですれ違うのは大変そうなので。。。
それまでゆっくりすることに。
それでも10分ぐらいしか滞在できませんでした。
わらわらと団体到着。
透かさず、団体の人たちを掻き分けて
元来た道を下って行きます。
下りが得意なはずだった私。
最近は下りが苦手な感じ。
なんでだ?
俎瑤卜ち寄った時に山頂で見かけた単独の男性に声をかけられる。
「下りはどちらへ?」
「車置いているので御池ピストンですよ」と応えると、その方はバスで来られているので何とでもなるらしく、悩んでおられた。
別の道で帰るのも新鮮でいいよな〜。
登りで一気に団体を抜き去った石がゴロゴロしていた急登も
こんなに長かったっけ〜??
こんなところ抜き去ったっけ〜?
と言う感じ。
熊沢田代の湿原と池塘の色が、帰りはまた違った色に見える。
素晴らしい眺めだ〜♪
形もいいし、点在する感覚もまたイイ。
池塘って本当に癒される。
なので熊代田代でまた池塘休憩♪
人がいないので山頂よりもここの方がマッタリできる。
と、さっき声をかけてきた単独男性が歩いてきてベンチで休憩。
やはりピストンにするらしい。
「どこからですか〜?」と訊いてみると川崎からということ。
「近いですねっ!私たち横浜です。」
昨日の夜行で来られたらしい。
本当なら「それなら途中まで車乗って行きますか?」とか
「駅まで送りましょうか?」と言ってあげたい。
けれど居眠りしそうなわたしの運転では危ないし、
車内でお互い気を遣いそうで逆に居心地が悪いかもしれないし。。。
などと色々考えてしまった。
どうなんだろう〜。乗せてあげた方が良かったのかな〜?
嫌な岩ゴロ道と癒しの湿原が交互にある登山道。
飴と鞭みたいなw
最後はまだかまだかと言いたくなるぐらい嫌な苔生した岩だらけの道。
ぅ〜。
こないだ苗場山ですっ転んだので慎重に下ります。
途中すれ違った2人のおじさん。
1人は、今度北穂高に登るから荷物も多めで練習しているんだと言う方。
がんばれ〜。
もう一人は三重から9時間運転してきて、今日は登れるところまで登って、明日は平ヶ岳に登るというおじさん。
タフだな〜。。。
ほんのちょっとだけの会話だけど、いろんな出会いがあるから、山はそれも面白い。
「あともう少しだよ〜」という旦那さまの声に気を抜いてしまったのか、
最後の方で地面に隠れていた根っこに足を取られてすごい転び方して右膝を強打した私。。。
痛くてしばらく動けなかった。
こんなに痛いのは初めて。。。(ToT)
顔にも土がつくほど派手に転ぶなんて。。。
ここだからまだ良かったものの。。。
気をつけないと。。。
下山時ってほんと気を抜けないですね。
痛い〜痛い〜と言いながら木道を歩いて駐車場に到着。
山バッジを買って帰途につきました。
【まとめ】
また癒し系のお山でした。
本当なら尾瀬ヶ原も歩き通してみたいのだけど。。。
でも燧ヶ岳だけでもこの御池コースは湿原も池塘もあって満足できるお山です。
夏の終わり、秋直前の湿原の色もなかなか貴重かもしれません。
帰りの運転は睡魔との闘いで大変でした。
西那須野塩原ICに辿りつくまで居眠りしそうで自分でも怖かった。。。
一度待避所で仮眠しましたが、それでも睡魔は許してくれず。
今回も無事に帰れて本当に良かったです。
登山よりも運転の方で危険になりつつあるような。。。(苦笑)
【目安】
体力度 ★★
危険度 なし
整備度 ★★★
眺望度 ★★★
山スカ度 ★★★★★
※上記は、2012年9月8日時点での個人的な評価です。季節や天候によって大きく変化します。
いいですねー。
68番目の写真、特にいいなー。
プロフの写真も変えたんですね、これも幻想的でいいです。
これ、どこですか?
本当は夏の緑の時期に行きたかったのですが、この合間の頃もいい感じですね。
68番は私も気に入ってます。
絵になる風景ですね〜。
プロフの写真は、美瑛の白金にある青池です。
去年山帰りに立ち寄りました。
そういえばこういうのお好きでしたね?
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