ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 2242711
全員に公開
ハイキング
箱根・湯河原

湯河原 早春花の鎌倉幕府開運街道を往く(城願寺〜城山〜しとどの窟〜湯河原梅林)

2020年02月29日(土) [日帰り]
 - 拍手
hadzuki その他1人
体力度
3
日帰りが可能
GPS
08:30
距離
15.2km
登り
823m
下り
780m
歩くペース
ゆっくり
1.21.3
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
4:30
休憩
3:09
合計
7:39
10:07
9
10:16
10:30
60
城願寺
11:30
11:30
17
浅間神社本殿(男浅間)
11:47
12:08
9
12:17
12:28
13
12:41
12:42
9
12:51
13:43
26
14:09
14:18
7
14:25
14:51
35
15:26
15:26
30
15:56
16:45
32
17:17
17:21
22
17:43
17:45
1
17:46
ゴール地点
今回のルートは「鎌倉幕府開運街道」「城山ハイキングコース」「幕山ハイキングコース」を利用しています。
https://www.town.yugawara.kanagawa.jp/kankou/leisure/hiking.html
天候 曇り(夕方から小雨)
過去天気図(気象庁) 2020年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 タクシー
起点:JR東海道線 湯河原駅
終点:ゆとろ嵯峨沢の湯(日帰り入浴後、コミュニティバスの終バスを逃したためタクシーでJR湯河原駅へ。1120円)
コース状況/
危険箇所等
湯河原駅から成願寺、城山(土肥城跡)、椿台、しとどの窟へのルートは湯河原町や箱根塩パークの鎌倉幕府開運コースとして整備されていますので危険な個所はありません。

しとどの窟から湯河原梅林へ抜けるルートは、他の区間よりも狭い急坂で、途中に1か所補助的なクサリが設置された箇所があり、幾分登山道らしい道ですが、ここも崩落などはなく、通行に問題ありません。

今回は城山へ向かう途中で、浅間神社表参道から本殿のある裏山を抜けました。ここはハイキングコースではない参道と思われますが、舗装路が多くを占める城山への区間では、山歩きを楽しめるサブルートです。
その他周辺情報 湯河原駅のニューデイズのほか、駅前にはスーパーマーケット「Pantry」があさ9時から営業しています。焼き立てパン屋「フォーシーズンベーカリー」は、開店時間が食べログ等のネット情報よりもかなり遅いようなので、利用される方は事前に確認したほうが良いと思います。(食べログでは8:00開店ですが、2年前は9時過ぎの開店、今回は10:30開店と貼紙してありました)

トイレは湯河原駅、城願寺、城山公園ピクニックグラウンド(自身は未確認)、椿台、幕山公園(湯河原梅林)、五郎神社にありました。

五郎神社(鍛冶屋バス停)から徒歩20分ほどに日帰り温泉「ゆとろ嵯峨沢の湯」があります。大人1255円税別で、10%のJAF割引があります。また湯河原駅の観光案内所で配布しているパンフレットでも10%割引があるようですので、帰りに立ち寄る方は、事前に駅前で入手しておくと良いと思います。最寄りバス停は町営コミュニティバス「湯河原駅〜真鶴駅」の「ゆうゆうの里前」バス停で、大人210円。
JR東海道本線、根府川付近の車窓から眺める西湘の海。ここまではお天気好調だったんだけどな〜
2020年02月29日 08:36撮影 by  iPhone SE, Apple
4
2/29 8:36
JR東海道本線、根府川付近の車窓から眺める西湘の海。ここまではお天気好調だったんだけどな〜
丸2年ぶりの神奈川県境の町・湯河原に到着〜
2020年02月29日 09:02撮影 by  iPhone SE, Apple
1
2/29 9:02
丸2年ぶりの神奈川県境の町・湯河原に到着〜
ご無沙汰です〜湯河原駅改札のタヌキさんもご健在でなにより。
2020年02月29日 09:02撮影 by  iPhone SE, Apple
1
2/29 9:02
ご無沙汰です〜湯河原駅改札のタヌキさんもご健在でなにより。
まずは駅前のスーパーマーケットに立ち寄り、朝ごパンやランチをゲットしました〜
2020年02月29日 09:39撮影 by  iPhone SE, Apple
2/29 9:39
まずは駅前のスーパーマーケットに立ち寄り、朝ごパンやランチをゲットしました〜
今回歩くコースは、箱根ジオパークでも湯河原エリアのモデルコースに選定されていて、城願寺、しとどの窟、幕山の3箇所がジオサイトになっています。地学大好き〜
2020年02月29日 09:47撮影 by  iPhone SE, Apple
2/29 9:47
今回歩くコースは、箱根ジオパークでも湯河原エリアのモデルコースに選定されていて、城願寺、しとどの窟、幕山の3箇所がジオサイトになっています。地学大好き〜
箱根ジオパーク総合案内板の近くのベンチで、さっそく朝ごパンをいただくま〜
2020年02月29日 09:52撮影 by  iPhone SE, Apple
4
2/29 9:52
箱根ジオパーク総合案内板の近くのベンチで、さっそく朝ごパンをいただくま〜
駅前には今回の鎌倉幕府開運街道の物語の大立者、土肥実平公とその奥方様の銅像が立っています。
2020年02月29日 10:03撮影 by  ILCE-6000, SONY
3
2/29 10:03
駅前には今回の鎌倉幕府開運街道の物語の大立者、土肥実平公とその奥方様の銅像が立っています。
駅前から200mほどにある城願寺暗渠というトンネルで東海道線をくぐります。暗渠手前に城山ハイキングコースの指導標がありました。
2020年02月29日 10:13撮影 by  iPhone SE, Apple
2/29 10:13
駅前から200mほどにある城願寺暗渠というトンネルで東海道線をくぐります。暗渠手前に城山ハイキングコースの指導標がありました。
今回の「路傍のいのち」筆頭は、枝はすっかり枯れてもしぶとく花を咲かせるコバノランタナでした。
2020年02月29日 10:14撮影 by  iPhone SE, Apple
5
2/29 10:14
今回の「路傍のいのち」筆頭は、枝はすっかり枯れてもしぶとく花を咲かせるコバノランタナでした。
暗渠から3分ほど坂道を登ると、左手が土肥一族の菩提寺・城願寺。静かで荘厳な仁王門をくぐります。
2020年02月29日 10:18撮影 by  ILCE-6000, SONY
2
2/29 10:18
暗渠から3分ほど坂道を登ると、左手が土肥一族の菩提寺・城願寺。静かで荘厳な仁王門をくぐります。
こちらの仁王像はまだ新しい像のようですね。スマートな体躯の細マッチョ系な仁王様です。
2020年02月29日 10:18撮影 by  ILCE-6000, SONY
2
2/29 10:18
こちらの仁王像はまだ新しい像のようですね。スマートな体躯の細マッチョ系な仁王様です。
さらに石段を登ると、かながわの名木100選に選定されている大ビャクシンが迎えてくれます。
2020年02月29日 10:19撮影 by  ILCE-6000, SONY
2
2/29 10:19
さらに石段を登ると、かながわの名木100選に選定されている大ビャクシンが迎えてくれます。
やっぱり樹齢800年のビャクシンは圧巻!土肥実平公の手植えと伝えられ、この地で繰り広げられた鎌倉幕府開闢までの歴史絵巻を見届けてきた巨木です。
2020年02月29日 10:20撮影 by  ILCE-6000, SONY
5
2/29 10:20
やっぱり樹齢800年のビャクシンは圧巻!土肥実平公の手植えと伝えられ、この地で繰り広げられた鎌倉幕府開闢までの歴史絵巻を見届けてきた巨木です。
静かな境内の紅梅は、もう満開です。
2020年02月29日 10:21撮影 by  ILCE-6000, SONY
4
2/29 10:21
静かな境内の紅梅は、もう満開です。
まずは本堂をお参りします。本堂の右手で見事に咲き誇るのは、梅ではなく、大寒桜ですね。
2020年02月29日 10:23撮影 by  iPhone SE, Apple
5
2/29 10:23
まずは本堂をお参りします。本堂の右手で見事に咲き誇るのは、梅ではなく、大寒桜ですね。
ビャクシンの傍らには七騎堂。源頼朝が石橋山合戦で大敗した際に、頼朝と共にしとどの窟に隠れ、安房国に渡って頼朝を守り抜いた土肥実平ら七騎落七武者の像を安置されています。
2020年02月29日 10:24撮影 by  iPhone SE, Apple
5
2/29 10:24
ビャクシンの傍らには七騎堂。源頼朝が石橋山合戦で大敗した際に、頼朝と共にしとどの窟に隠れ、安房国に渡って頼朝を守り抜いた土肥実平ら七騎落七武者の像を安置されています。
本堂左手に進むと絵馬台。話は前後しますが、本寺が源頼朝や土肥実平が平家討伐へ出陣した地とのこと。まさに鎌倉幕府開運街道ウサトレの起点にピッタリです。
2020年02月29日 10:27撮影 by  iPhone SE, Apple
1
2/29 10:27
本堂左手に進むと絵馬台。話は前後しますが、本寺が源頼朝や土肥実平が平家討伐へ出陣した地とのこと。まさに鎌倉幕府開運街道ウサトレの起点にピッタリです。
境内の奥には土肥一族の墓所がありましたので、こちらにもご挨拶していきます。200年ほど前には伊能忠敬測量隊がここを参拝した記録があるそうで、その記念碑もありました。
2020年02月29日 10:28撮影 by  iPhone SE, Apple
1
2/29 10:28
境内の奥には土肥一族の墓所がありましたので、こちらにもご挨拶していきます。200年ほど前には伊能忠敬測量隊がここを参拝した記録があるそうで、その記念碑もありました。
墓所からは湯河原の海と真鶴半島、その先端の三ツ石が望めます。町並みや道の様子は時代とともに変わってるでしょうけど、この海と半島の眺めは頼朝さんや実平さんが見た800年前も変わらなかったことでしょう。
2020年02月29日 10:29撮影 by  iPhone SE, Apple
1
2/29 10:29
墓所からは湯河原の海と真鶴半島、その先端の三ツ石が望めます。町並みや道の様子は時代とともに変わってるでしょうけど、この海と半島の眺めは頼朝さんや実平さんが見た800年前も変わらなかったことでしょう。
城願寺を後に、ハイキングコースを進みますが、しばらくは城堀地区(この地名も興味深い)の集落を、急傾斜な舗装路で登ります。
2020年02月29日 10:42撮影 by  iPhone SE, Apple
2/29 10:42
城願寺を後に、ハイキングコースを進みますが、しばらくは城堀地区(この地名も興味深い)の集落を、急傾斜な舗装路で登ります。
途中で売ってたミカン。1袋100円、安くて美味しそうですが、今は荷物の入る席がなく断念。
2020年02月29日 10:43撮影 by  iPhone SE, Apple
3
2/29 10:43
途中で売ってたミカン。1袋100円、安くて美味しそうですが、今は荷物の入る席がなく断念。
坂道の路傍には、菜の花をはじめ、早春の花々がたくさん。
2020年02月29日 10:45撮影 by  ILCE-6000, SONY
3
2/29 10:45
坂道の路傍には、菜の花をはじめ、早春の花々がたくさん。
くっつくと厄介なコセンダングサも花は可愛い〜
2020年02月29日 10:47撮影 by  ILCE-6000, SONY
4
2/29 10:47
くっつくと厄介なコセンダングサも花は可愛い〜
小さくて見逃してしまうタネツケバナ。今日はしっかりロックオン。
2020年02月29日 10:48撮影 by  ILCE-6000, SONY
3
2/29 10:48
小さくて見逃してしまうタネツケバナ。今日はしっかりロックオン。
ホトケノザに替わってヒメオドリコソウが開き始めました〜
2020年02月29日 10:51撮影 by  ILCE-6000, SONY
5
2/29 10:51
ホトケノザに替わってヒメオドリコソウが開き始めました〜
小さく控えめなハコベは、いつ見ても可愛いです。
2020年02月29日 10:51撮影 by  ILCE-6000, SONY
4
2/29 10:51
小さく控えめなハコベは、いつ見ても可愛いです。
こちらはノゲシかな?早春の草花も一気に彩り豊かになりました。
2020年02月29日 10:52撮影 by  ILCE-6000, SONY
3
2/29 10:52
こちらはノゲシかな?早春の草花も一気に彩り豊かになりました。
キヅタの実が熟して黒く色づいていました。
2020年02月29日 10:54撮影 by  iPhone SE, Apple
5
2/29 10:54
キヅタの実が熟して黒く色づいていました。
そして早春花の雄、白梅です。
2020年02月29日 10:55撮影 by  ILCE-6000, SONY
7
2/29 10:55
そして早春花の雄、白梅です。
振り返ると坂道の向こうに広がる海ほ雲行きが怪しい〜根府川の晴天はどこ行った?でも、こういう雲も好きなクマです。
2020年02月29日 10:58撮影 by  iPhone SE, Apple
3
2/29 10:58
振り返ると坂道の向こうに広がる海ほ雲行きが怪しい〜根府川の晴天はどこ行った?でも、こういう雲も好きなクマです。
ちょっと舗装路の急坂も飽きてきた頃、浅間神社参道の石標がありました。
2020年02月29日 11:04撮影 by  iPhone SE, Apple
1
2/29 11:04
ちょっと舗装路の急坂も飽きてきた頃、浅間神社参道の石標がありました。
参道を覗いてみると、お〜なかなか雰囲気のある石段が続いていますね〜実はこの湯河原浅間神社では、富士山浅間大社の山開きに合わせて、山開きの儀式が行われるそうです。
2020年02月29日 11:07撮影 by  iPhone SE, Apple
3
2/29 11:07
参道を覗いてみると、お〜なかなか雰囲気のある石段が続いていますね〜実はこの湯河原浅間神社では、富士山浅間大社の山開きに合わせて、山開きの儀式が行われるそうです。
今日はまだこの地の鎮守様にお詣りしていないし、何年か前に八合目過ぎで撤退した富士山登頂もリベンジしたいので、ご挨拶して行きます。
2020年02月29日 11:08撮影 by  iPhone SE, Apple
2
2/29 11:08
今日はまだこの地の鎮守様にお詣りしていないし、何年か前に八合目過ぎで撤退した富士山登頂もリベンジしたいので、ご挨拶して行きます。
石段を100mほど登ると一風変わった社殿がありました。こちらは「女浅間」と呼ばれ、富士山山開きの際には、ここで午前0時に江戸期に作られた鐘を鳴らすそうです。
2020年02月29日 11:09撮影 by  iPhone SE, Apple
2/29 11:09
石段を100mほど登ると一風変わった社殿がありました。こちらは「女浅間」と呼ばれ、富士山山開きの際には、ここで午前0時に江戸期に作られた鐘を鳴らすそうです。
地理院地図にも山と高原地図にも記載はないですが、更に上に登る道がありました。
2020年02月29日 11:14撮影 by  iPhone SE, Apple
2/29 11:14
地理院地図にも山と高原地図にも記載はないですが、更に上に登る道がありました。
その場で調べたネット情報では、ここを登って抜けられるらしい。じゃ〜行ってみよ〜
2020年02月29日 11:15撮影 by  iPhone SE, Apple
2/29 11:15
その場で調べたネット情報では、ここを登って抜けられるらしい。じゃ〜行ってみよ〜
つづら折れの急登ですが、道ははっきりしていて迷うことはなさそうです。
2020年02月29日 11:16撮影 by  iPhone SE, Apple
2/29 11:16
つづら折れの急登ですが、道ははっきりしていて迷うことはなさそうです。
今回ルートの前半は舗装路のロードと諦めていたので、思いがけなく、いい感じの山歩きができて大満足のウサクマです。
2020年02月29日 11:25撮影 by  iPhone SE, Apple
2/29 11:25
今回ルートの前半は舗装路のロードと諦めていたので、思いがけなく、いい感じの山歩きができて大満足のウサクマです。
15分ほどいい汗かいて急登を上ると、浅間神社本殿がありました。こちらが「男浅間」のようですね。きっと我が家の近所の浅間神社とも龍脈が繋がってるよね〜
2020年02月29日 11:31撮影 by  ILCE-6000, SONY
2/29 11:31
15分ほどいい汗かいて急登を上ると、浅間神社本殿がありました。こちらが「男浅間」のようですね。きっと我が家の近所の浅間神社とも龍脈が繋がってるよね〜
本殿の右側を抜けて行きます。おそらく裏参道だと思われます。所々に倒木、倒竹がありますが、通行に問題ありません。
2020年02月29日 11:37撮影 by  iPhone SE, Apple
1
2/29 11:37
本殿の右側を抜けて行きます。おそらく裏参道だと思われます。所々に倒木、倒竹がありますが、通行に問題ありません。
元の舗装路(城堀林道)に出ました。でも、裏参道口には何の標識もありませんので、こちらから登ることは、あまり想定されていないようです。
2020年02月29日 11:39撮影 by  iPhone SE, Apple
2/29 11:39
元の舗装路(城堀林道)に出ました。でも、裏参道口には何の標識もありませんので、こちらから登ることは、あまり想定されていないようです。
また暫く舗装林道となりましたが、住宅地ではなくなり、キレイな竹林になりました。
2020年02月29日 11:40撮影 by  iPhone SE, Apple
2/29 11:40
また暫く舗装林道となりましたが、住宅地ではなくなり、キレイな竹林になりました。
右手の視界が開ました。真鶴半島と三ツ石がよく見えます。数年前の夏には、あそこでシュノーケリング付きウサトレをやりました。今夏もやりたいな〜
2020年02月29日 11:44撮影 by  ILCE-6000, SONY
3
2/29 11:44
右手の視界が開ました。真鶴半島と三ツ石がよく見えます。数年前の夏には、あそこでシュノーケリング付きウサトレをやりました。今夏もやりたいな〜
城堀林道に戻って10分ほどで「かぶと石」の看板がありました。
2020年02月29日 11:51撮影 by  iPhone SE, Apple
2/29 11:51
城堀林道に戻って10分ほどで「かぶと石」の看板がありました。
ここから林道を外れて70mほど登ると、源頼朝さんが兜を置いたという由来石「かぶと石」があるそうなので、入ってみます。
2020年02月29日 11:59撮影 by  iPhone SE, Apple
2/29 11:59
ここから林道を外れて70mほど登ると、源頼朝さんが兜を置いたという由来石「かぶと石」があるそうなので、入ってみます。
樹林帯の中の細い山道を数分登ると、特にしめ縄などが巻かれているわけでもない大きな石が、木々に包まれるようにドッカリと腰を据えていました。
2020年02月29日 12:03撮影 by  iPhone SE, Apple
1
2/29 12:03
樹林帯の中の細い山道を数分登ると、特にしめ縄などが巻かれているわけでもない大きな石が、木々に包まれるようにドッカリと腰を据えていました。
再び城堀林道に出ると、曇天の下で冬枯れたアジサイが寂しそう〜と思ったら、枝先には青々とたくさんの若葉が芽吹いていました。
2020年02月29日 12:19撮影 by  ILCE-6000, SONY
2/29 12:19
再び城堀林道に出ると、曇天の下で冬枯れたアジサイが寂しそう〜と思ったら、枝先には青々とたくさんの若葉が芽吹いていました。
葉の落ちた木立の隙間から真鶴半島が望めます。本当に若葉が芽吹いたら、もう見えなくなってしまう眺めですね。
2020年02月29日 12:20撮影 by  iPhone SE, Apple
1
2/29 12:20
葉の落ちた木立の隙間から真鶴半島が望めます。本当に若葉が芽吹いたら、もう見えなくなってしまう眺めですね。
この下80mに「立石」という由来石があるそうです。源頼朝さんが運試しに投げた石だそうですが、こういう逸話は誰が考えつくんでしょうね〜
2020年02月29日 12:21撮影 by  iPhone SE, Apple
1
2/29 12:21
この下80mに「立石」という由来石があるそうです。源頼朝さんが運試しに投げた石だそうですが、こういう逸話は誰が考えつくんでしょうね〜
さらに林道を登って行くと、小高い丘に出ました。特に標識や案内板はありませんが、かなりのスペースの広場です。
2020年02月29日 12:25撮影 by  iPhone SE, Apple
1
2/29 12:25
さらに林道を登って行くと、小高い丘に出ました。特に標識や案内板はありませんが、かなりのスペースの広場です。
曇天ですが、先ほど木立の隙間から覘いていた真鶴半島を鳥瞰できる素晴らしいパノラマ展望です。
2020年02月29日 12:26撮影 by  ILCE-6000, SONY
2/29 12:26
曇天ですが、先ほど木立の隙間から覘いていた真鶴半島を鳥瞰できる素晴らしいパノラマ展望です。
城願寺あたりではすっかり終わっていた水仙が、この広場の隅では、まだまだ元気に咲き誇っていました。
2020年02月29日 12:28撮影 by  iPhone SE, Apple
4
2/29 12:28
城願寺あたりではすっかり終わっていた水仙が、この広場の隅では、まだまだ元気に咲き誇っていました。
この丘の所から、城山ハイキングコースもようやく舗装林道を外れて、城山東尾根の散策路になります。この城山には土肥氏の最後の詰城があったとされ、この東尾根には連郭が築かれ、土肥城の中心だったとか。
2020年02月29日 12:29撮影 by  iPhone SE, Apple
2/29 12:29
この丘の所から、城山ハイキングコースもようやく舗装林道を外れて、城山東尾根の散策路になります。この城山には土肥氏の最後の詰城があったとされ、この東尾根には連郭が築かれ、土肥城の中心だったとか。
落ち葉の厚く積もった冬木立然とした散策路ですが、左右にはたくさんのアジサイが植えられていて、ここも芽吹きが始まっていました。
2020年02月29日 12:31撮影 by  iPhone SE, Apple
2/29 12:31
落ち葉の厚く積もった冬木立然とした散策路ですが、左右にはたくさんのアジサイが植えられていて、ここも芽吹きが始まっていました。
葉の落ちた木立が多い中で、散り際のサザンカが鮮やかです。
2020年02月29日 12:39撮影 by  iPhone SE, Apple
2
2/29 12:39
葉の落ちた木立が多い中で、散り際のサザンカが鮮やかです。
10分ほどで一面芝生の広場に出ました。城山公園ピクニックグラウンドです。家族連れでお弁当を広げるにはもってこいですね。ここが東の段曲輪の最下段、第7郭らしいです。
2020年02月29日 12:41撮影 by  iPhone SE, Apple
2/29 12:41
10分ほどで一面芝生の広場に出ました。城山公園ピクニックグラウンドです。家族連れでお弁当を広げるにはもってこいですね。ここが東の段曲輪の最下段、第7郭らしいです。
この辺りは第5郭でしょうか。連郭の城塁を段を追って登って行きます。
2020年02月29日 12:45撮影 by  iPhone SE, Apple
2/29 12:45
この辺りは第5郭でしょうか。連郭の城塁を段を追って登って行きます。
さらに山頂直下の高度差50mほどをひと登りするると、山頂手前にタチツボスミレが群生していました。
2020年02月29日 12:51撮影 by  ILCE-6000, SONY
4
2/29 12:51
さらに山頂直下の高度差50mほどをひと登りするると、山頂手前にタチツボスミレが群生していました。
城山(標高563m)の山頂に到着〜ここが土肥城の第1郭(主郭)とされ、土肥城跡の石碑も併設されています。
2020年02月29日 12:56撮影 by  iPhone SE, Apple
4
2/29 12:56
城山(標高563m)の山頂に到着〜ここが土肥城の第1郭(主郭)とされ、土肥城跡の石碑も併設されています。
山頂は若干木立に遮られる所がありますが、360度の大展望です。
2020年02月29日 12:57撮影 by  ILCE-6000, SONY
3
2/29 12:57
山頂は若干木立に遮られる所がありますが、360度の大展望です。
ベンチや野外卓はないのですが、山頂ウサクマ独占なので、山頂に点在する火山由来と思われる石をテーブル代わりに、ランチをいただきます〜駅前で買った「炙り金目鯛と小鯵押寿司」満を辞して登場〜
2020年02月29日 13:03撮影 by  ILCE-6000, SONY
9
2/29 13:03
ベンチや野外卓はないのですが、山頂ウサクマ独占なので、山頂に点在する火山由来と思われる石をテーブル代わりに、ランチをいただきます〜駅前で買った「炙り金目鯛と小鯵押寿司」満を辞して登場〜
山頂直下には「硯石」という由来石が木立に埋もれるようにありました。
2020年02月29日 13:25撮影 by  iPhone SE, Apple
2/29 13:25
山頂直下には「硯石」という由来石が木立に埋もれるようにありました。
山頂から椿台へ向かって北尾根を下るルートは県立奥湯河原自然公園唯一の管理遊歩道である城山遊歩道となっています。
2020年02月29日 13:42撮影 by  iPhone SE, Apple
1
2/29 13:42
山頂から椿台へ向かって北尾根を下るルートは県立奥湯河原自然公園唯一の管理遊歩道である城山遊歩道となっています。
火山由来の巨岩が散らばります。箱根外輪山形成期には、この辺りには海抜1000mほどの湯河原火山があったそうです。
2020年02月29日 13:42撮影 by  iPhone SE, Apple
2/29 13:42
火山由来の巨岩が散らばります。箱根外輪山形成期には、この辺りには海抜1000mほどの湯河原火山があったそうです。
途中から落ち葉に埋もれた石畳が出てきました。古道然とした雰囲気があります。
2020年02月29日 13:49撮影 by  iPhone SE, Apple
2/29 13:49
途中から落ち葉に埋もれた石畳が出てきました。古道然とした雰囲気があります。
急に視界が開ました。北尾根に1段あるという曲輪のようです。今はベンチもあり、城山遊歩道のよい休憩場になっているようです。
2020年02月29日 13:58撮影 by  iPhone SE, Apple
2/29 13:58
急に視界が開ました。北尾根に1段あるという曲輪のようです。今はベンチもあり、城山遊歩道のよい休憩場になっているようです。
曲輪の先は登城路らしく整備された遊歩道になりました。中軸の石畳と、左右の縁石は年代が違いそうですね。石畳の古道を左右から縁石で保護したって感じです。
2020年02月29日 14:01撮影 by  iPhone SE, Apple
2/29 14:01
曲輪の先は登城路らしく整備された遊歩道になりました。中軸の石畳と、左右の縁石は年代が違いそうですね。石畳の古道を左右から縁石で保護したって感じです。
遊歩道からは左手に展望が開けました。2017年のウサトレで登った岩戸山。次の機会には伊豆山神社や潮音寺からのルートで登りたいな。
2020年02月29日 14:03撮影 by  iPhone SE, Apple
2/29 14:03
遊歩道からは左手に展望が開けました。2017年のウサトレで登った岩戸山。次の機会には伊豆山神社や潮音寺からのルートで登りたいな。
その向こうには頭を雲に包まれた天城山と、左手には登ったみたい「登れない山」大室山ですね。
2020年02月29日 14:04撮影 by  iPhone SE, Apple
2/29 14:04
その向こうには頭を雲に包まれた天城山と、左手には登ったみたい「登れない山」大室山ですね。
丸2年ぶりに椿台に到着〜やっぱりここから眺める初島は絶景で、やっぱりここにはライダーさんが集まってきます。
2020年02月29日 14:09撮影 by  iPhone SE, Apple
1
2/29 14:09
丸2年ぶりに椿台に到着〜やっぱりここから眺める初島は絶景で、やっぱりここにはライダーさんが集まってきます。
2年前はここをゴールとして、バスで日帰り温泉「こごめの湯」へ向かいました。今日は・・・まだ終わらんよ。
2020年02月29日 14:09撮影 by  iPhone SE, Apple
2/29 14:09
2年前はここをゴールとして、バスで日帰り温泉「こごめの湯」へ向かいました。今日は・・・まだ終わらんよ。
バス停脇の駐車場傍に、昭和17年に箱根振興会が建てた「土肥椙山鵐ノ窟之碑」がありました。しとどは「鵐」と書くんですね。碑文は古い文語体なので、読むのはなかなかタイヘンです。
2020年02月29日 14:11撮影 by  ILCE-6000, SONY
2/29 14:11
バス停脇の駐車場傍に、昭和17年に箱根振興会が建てた「土肥椙山鵐ノ窟之碑」がありました。しとどは「鵐」と書くんですね。碑文は古い文語体なので、読むのはなかなかタイヘンです。
前回もお世話になった展望台(レストラン跡?)のトイレをお借りしました。
2020年02月29日 14:15撮影 by  iPhone SE, Apple
2/29 14:15
前回もお世話になった展望台(レストラン跡?)のトイレをお借りしました。
とりあえず、かながわの景勝50選「椿台」の石碑とツーショット撮っておきます。
2020年02月29日 14:18撮影 by  iPhone SE, Apple
5
2/29 14:18
とりあえず、かながわの景勝50選「椿台」の石碑とツーショット撮っておきます。
さて、しとどの窟に向かって城山隧道をくぐります。いかにもパワースポットへの入口の雰囲気。
2020年02月29日 14:22撮影 by  iPhone SE, Apple
2/29 14:22
さて、しとどの窟に向かって城山隧道をくぐります。いかにもパワースポットへの入口の雰囲気。
ヒンヤリする暗いトンネルの出口に近づくと史跡らしい石灯籠などが見えてきました。
2020年02月29日 14:23撮影 by  iPhone SE, Apple
2
2/29 14:23
ヒンヤリする暗いトンネルの出口に近づくと史跡らしい石灯籠などが見えてきました。
トンネルを出てすぐ右手に窟へ下る参道が続きます。
2020年02月29日 14:24撮影 by  iPhone SE, Apple
2
2/29 14:24
トンネルを出てすぐ右手に窟へ下る参道が続きます。
路傍には石灯籠と90体もの弘法大師石仏群が延々と並び、この地の信仰の深さを窺わせますね。
2020年02月29日 14:26撮影 by  iPhone SE, Apple
1
2/29 14:26
路傍には石灯籠と90体もの弘法大師石仏群が延々と並び、この地の信仰の深さを窺わせますね。
しとどの窟まて三○○百米らしい・・・ん?なんかヘンだな〜「○○」か「百」のどちらかは不要じゃね?(笑)
2020年02月29日 14:26撮影 by  iPhone SE, Apple
1
2/29 14:26
しとどの窟まて三○○百米らしい・・・ん?なんかヘンだな〜「○○」か「百」のどちらかは不要じゃね?(笑)
窟と湯河原梅林への分岐点。左手の窟へは少し登り返しがあります。
2020年02月29日 14:33撮影 by  iPhone SE, Apple
2/29 14:33
窟と湯河原梅林への分岐点。左手の窟へは少し登り返しがあります。
城山をつくる安山岩質の白糸川溶岩が至るところに露出し、修験場の雰囲気も十分に漂います。
2020年02月29日 14:33撮影 by  iPhone SE, Apple
4
2/29 14:33
城山をつくる安山岩質の白糸川溶岩が至るところに露出し、修験場の雰囲気も十分に漂います。
源頼朝が身を隠したと云われる土肥椙山巌窟(しとどの窟)に到着。追手が鵐(しとど)と言われる鳥が急に飛び出してきたので人影がないものとして立ち去った、というのが名の由来らしい。今一つ話がオチていない気もしますが・・・
2020年02月29日 14:35撮影 by  iPhone SE, Apple
2
2/29 14:35
源頼朝が身を隠したと云われる土肥椙山巌窟(しとどの窟)に到着。追手が鵐(しとど)と言われる鳥が急に飛び出してきたので人影がないものとして立ち去った、というのが名の由来らしい。今一つ話がオチていない気もしますが・・・
窟内には61体の立像、座像の観音像が安置されていて、ピンと張り詰めた空気の中に、したたり落ちる水音が響きます。
2020年02月29日 14:45撮影 by  ILCE-6000, SONY
3
2/29 14:45
窟内には61体の立像、座像の観音像が安置されていて、ピンと張り詰めた空気の中に、したたり落ちる水音が響きます。
源頼朝としとどの岩屋(ここではこの字を使っている)の由来を解説しています。ここに、湯河原駅前に土肥実平公の銅像が建てられた経緯も書かれていました。
2020年02月29日 14:48撮影 by  iPhone SE, Apple
2/29 14:48
源頼朝としとどの岩屋(ここではこの字を使っている)の由来を解説しています。ここに、湯河原駅前に土肥実平公の銅像が建てられた経緯も書かれていました。
先ほどの分岐点に戻り、今度は右手の湯河原梅林方面へ向かいます
2020年02月29日 14:51撮影 by  iPhone SE, Apple
2/29 14:51
先ほどの分岐点に戻り、今度は右手の湯河原梅林方面へ向かいます
狭く勾配のキツい山道を下ります。この先は駐車場から観光モードの靴で来た人にはオススメしません。
2020年02月29日 14:52撮影 by  iPhone SE, Apple
2/29 14:52
狭く勾配のキツい山道を下ります。この先は駐車場から観光モードの靴で来た人にはオススメしません。
ささやかですが渡渉もあって、山歩き気分を満喫〜
2020年02月29日 14:55撮影 by  iPhone SE, Apple
2
2/29 14:55
ささやかですが渡渉もあって、山歩き気分を満喫〜
苔むした溶岩の上には、所々に石積みが。誰かが一つめの石を置いたんでしょうね〜
2020年02月29日 14:58撮影 by  iPhone SE, Apple
2/29 14:58
苔むした溶岩の上には、所々に石積みが。誰かが一つめの石を置いたんでしょうね〜
補助的にクサリの張られた急坂もあります。ウサクマはストックで支持しながら下ったので、クサリを掴むことはありませんでした。
2020年02月29日 15:01撮影 by  iPhone SE, Apple
1
2/29 15:01
補助的にクサリの張られた急坂もあります。ウサクマはストックで支持しながら下ったので、クサリを掴むことはありませんでした。
小ちゃな小ちゃな滝の傍らで一休み〜
2020年02月29日 15:12撮影 by  iPhone SE, Apple
5
2/29 15:12
小ちゃな小ちゃな滝の傍らで一休み〜
もう一度軽く渡渉。沢のせせらぎと野鳥のさえずりが辺りを包みます。
2020年02月29日 15:14撮影 by  iPhone SE, Apple
1
2/29 15:14
もう一度軽く渡渉。沢のせせらぎと野鳥のさえずりが辺りを包みます。
幕山を望みながら、舗装林道に出ました〜菜畑林道とは、いいネーミングですね。
2020年02月29日 15:20撮影 by  iPhone SE, Apple
1
2/29 15:20
幕山を望みながら、舗装林道に出ました〜菜畑林道とは、いいネーミングですね。
静かな杉林を抜けて行きます。
2020年02月29日 15:22撮影 by  iPhone SE, Apple
2/29 15:22
静かな杉林を抜けて行きます。
2年前もお詣りした山ノ神社、少し遠いですが、今回もお詣りします〜繋がった!
2020年02月29日 15:26撮影 by  iPhone SE, Apple
2/29 15:26
2年前もお詣りした山ノ神社、少し遠いですが、今回もお詣りします〜繋がった!
一ノ瀬橋で新崎川を渡ります。
2020年02月29日 15:29撮影 by  iPhone SE, Apple
2/29 15:29
一ノ瀬橋で新崎川を渡ります。
橋を渡るとすぐ左手に湯河原梅林への散策路入口。今回もここから入ります。
2020年02月29日 15:29撮影 by  iPhone SE, Apple
2/29 15:29
橋を渡るとすぐ左手に湯河原梅林への散策路入口。今回もここから入ります。
かなりの水量で轟々と流れる新崎川沿いに歩いて行くと〜
2020年02月29日 15:31撮影 by  ILCE-6000, SONY
2/29 15:31
かなりの水量で轟々と流れる新崎川沿いに歩いて行くと〜
まずはツバキですね。そういえば椿ラインのツバキは見頃になってるのかな〜
2020年02月29日 15:33撮影 by  ILCE-6000, SONY
3
2/29 15:33
まずはツバキですね。そういえば椿ラインのツバキは見頃になってるのかな〜
自然石をうまく選んで積んでますね〜まるで日本庭園の石灯籠です。
2020年02月29日 15:34撮影 by  ILCE-6000, SONY
1
2/29 15:34
自然石をうまく選んで積んでますね〜まるで日本庭園の石灯籠です。
さあ、白梅がお出迎え〜
2020年02月29日 15:35撮影 by  ILCE-6000, SONY
7
2/29 15:35
さあ、白梅がお出迎え〜
ツバキの散る小径を歩いて行くと〜
2020年02月29日 15:36撮影 by  ILCE-6000, SONY
4
2/29 15:36
ツバキの散る小径を歩いて行くと〜
鶯宿。園芸品種。花が白い花梅もあるとのことですが、これは淡紅色の実梅ですね。
2020年02月29日 15:37撮影 by  ILCE-6000, SONY
4
2/29 15:37
鶯宿。園芸品種。花が白い花梅もあるとのことですが、これは淡紅色の実梅ですね。
淡い紅色の豊後かな?淡い淡い紅にシンプルな一重咲きが清楚ですね〜
2020年02月29日 15:38撮影 by  ILCE-6000, SONY
4
2/29 15:38
淡い紅色の豊後かな?淡い淡い紅にシンプルな一重咲きが清楚ですね〜
計画範囲の時間にここまで来れてゴール時刻の目処もつきました。満開の梅を眺めながら、ようやく一息〜のウサさんです。
2020年02月29日 15:39撮影 by  iPhone SE, Apple
5
2/29 15:39
計画範囲の時間にここまで来れてゴール時刻の目処もつきました。満開の梅を眺めながら、ようやく一息〜のウサさんです。
こちらは開花の時に一、二弁が咲き遅れるという「未開紅」かな?
2020年02月29日 15:46撮影 by  ILCE-6000, SONY
4
2/29 15:46
こちらは開花の時に一、二弁が咲き遅れるという「未開紅」かな?
濃紅色で中輪の八重咲きなのは、緋梅系園芸品種の「紅千鳥」かな?ちょっとクマのイメージする梅の花とは花弁の雰囲気が違いますけど、きれいです。
2020年02月29日 15:46撮影 by  ILCE-6000, SONY
4
2/29 15:46
濃紅色で中輪の八重咲きなのは、緋梅系園芸品種の「紅千鳥」かな?ちょっとクマのイメージする梅の花とは花弁の雰囲気が違いますけど、きれいです。
フリルが華やかな八重咲きの大輪は「楊貴妃」ですね、
2020年02月29日 15:47撮影 by  ILCE-6000, SONY
3
2/29 15:47
フリルが華やかな八重咲きの大輪は「楊貴妃」ですね、
紅梅をバックに浮き上がる白梅「白加賀」です。
2020年02月29日 15:48撮影 by  ILCE-6000, SONY
3
2/29 15:48
紅梅をバックに浮き上がる白梅「白加賀」です。
白梅の向こうには、鮮やかな緋色の紅梅「黒雲」かな?
2020年02月29日 15:48撮影 by  ILCE-6000, SONY
1
2/29 15:48
白梅の向こうには、鮮やかな緋色の紅梅「黒雲」かな?
ちょっとピンぼけですが、枝や萼が緑色で、花は白色の一重咲きなので「一重緑萼」ですね。小田原の曽我梅林と違って園芸品種がたくさん見られるのも湯河原梅林の楽しみです。
2020年02月29日 15:50撮影 by  ILCE-6000, SONY
1
2/29 15:50
ちょっとピンぼけですが、枝や萼が緑色で、花は白色の一重咲きなので「一重緑萼」ですね。小田原の曽我梅林と違って園芸品種がたくさん見られるのも湯河原梅林の楽しみです。
その小田原の曽我梅林でもお馴染みなのがこの「白加賀」。梅干用に全国で栽培されていますが、花だってとってもきれいです。
2020年02月29日 15:53撮影 by  ILCE-6000, SONY
2
2/29 15:53
その小田原の曽我梅林でもお馴染みなのがこの「白加賀」。梅干用に全国で栽培されていますが、花だってとってもきれいです。
幕山登山口に到着〜今回は幕山にはのぼらずに、幕山公園(湯河原梅林)を通過します。
2020年02月29日 16:01撮影 by  iPhone SE, Apple
2/29 16:01
幕山登山口に到着〜今回は幕山にはのぼらずに、幕山公園(湯河原梅林)を通過します。
こちらのゴージャスで淡紅色の大輪八重咲きは豊後系の園芸品種「藤牡丹」ですね。
2020年02月29日 16:05撮影 by  ILCE-6000, SONY
4
2/29 16:05
こちらのゴージャスで淡紅色の大輪八重咲きは豊後系の園芸品種「藤牡丹」ですね。
満開の梅花を背後に従えてセンターを取る菜の花さん、頑張ってます!
2020年02月29日 16:07撮影 by  ILCE-6000, SONY
4
2/29 16:07
満開の梅花を背後に従えてセンターを取る菜の花さん、頑張ってます!
こちらはほぼ花が終わった感じで、わずかに咲き残ってました。淡桃色で一重咲きの「養老」です。花はこんなに可愛いのに実は大形らしいです。
2020年02月29日 16:08撮影 by  ILCE-6000, SONY
1
2/29 16:08
こちらはほぼ花が終わった感じで、わずかに咲き残ってました。淡桃色で一重咲きの「養老」です。花はこんなに可愛いのに実は大形らしいです。
「藤牡丹」と「緑萼枝垂」のバックには紅、ピンク、白の糸を織り上げた羽衣のような幕山の山裾が広がります。
2020年02月29日 16:35撮影 by  ILCE-6000, SONY
10
2/29 16:35
「藤牡丹」と「緑萼枝垂」のバックには紅、ピンク、白の糸を織り上げた羽衣のような幕山の山裾が広がります。
湯河原の梅も堪能できたので、そろそろゴールを目指します。雲行き、いよいよ怪しいな〜
2020年02月29日 16:46撮影 by  iPhone SE, Apple
2/29 16:46
湯河原の梅も堪能できたので、そろそろゴールを目指します。雲行き、いよいよ怪しいな〜
ザックの中がだいぶ空いたので、満を辞して無人販売のミカンを買います〜100円チャリ〜ン♪
2020年02月29日 17:00撮影 by  iPhone SE, Apple
5
2/29 17:00
ザックの中がだいぶ空いたので、満を辞して無人販売のミカンを買います〜100円チャリ〜ン♪
ウサトレ懸案の南郷山を見上げながら、ゴールへ急ぎます。今年はあの山頂にも立ちたいです。
2020年02月29日 17:01撮影 by  iPhone SE, Apple
2/29 17:01
ウサトレ懸案の南郷山を見上げながら、ゴールへ急ぎます。今年はあの山頂にも立ちたいです。
パッと見、マンサクかと思いましたが、これはサンシュユですね。別名、春黄金花。春の季語にもなってる正にイマドキの花ですね。
2020年02月29日 17:02撮影 by  iPhone SE, Apple
2
2/29 17:02
パッと見、マンサクかと思いましたが、これはサンシュユですね。別名、春黄金花。春の季語にもなってる正にイマドキの花ですね。
少し日の暮れ始めた路傍にヒメツルソバか鮮やかに浮かびます。
2020年02月29日 17:07撮影 by  ILCE-6000, SONY
3
2/29 17:07
少し日の暮れ始めた路傍にヒメツルソバか鮮やかに浮かびます。
2年前の起点だった五郎神社です。しっかりとお詣りして、今日の無事を報告します。
2020年02月29日 17:18撮影 by  ILCE-6000, SONY
2/29 17:18
2年前の起点だった五郎神社です。しっかりとお詣りして、今日の無事を報告します。
薄暮の迫る湯河原の町並みと相模湾。わずかに小雨がぱらつき始めましたが、今も初島と大室山が綺麗に見えてます。
2020年02月29日 17:24撮影 by  iPhone SE, Apple
3
2/29 17:24
薄暮の迫る湯河原の町並みと相模湾。わずかに小雨がぱらつき始めましたが、今も初島と大室山が綺麗に見えてます。
雨が本降りになる前に今回のゴール、ウサクマお気に入りの「ゆとろ嵯峨沢の湯」に到着〜お疲れ様でした。小雨のそぼふる露天風呂で、ゆっくりと身体を伸ばすのも、なかなかオツです〜
2020年02月29日 17:42撮影 by  ILCE-6000, SONY
1
2/29 17:42
雨が本降りになる前に今回のゴール、ウサクマお気に入りの「ゆとろ嵯峨沢の湯」に到着〜お疲れ様でした。小雨のそぼふる露天風呂で、ゆっくりと身体を伸ばすのも、なかなかオツです〜

装備

個人装備
長袖シャツ Tシャツ ズボン 靴下 グローブ 雨具 日よけ帽子 ザック 昼ご飯 行動食 飲料 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS ガイド地図(ブック) ファーストエイドキット 日焼け止め 携帯 時計 サングラス タオル ストック カメラ

感想




先週のウサトレでは日本100名城の小田原城とその総構外郭を歩きました。戦国北条氏の本拠地として関東に君臨した最強の平山城である小田原城も、元はその裏の八幡山に築かれた山城でした。綺麗で立派な天守閣よりも、総構外郭の土塁や空堀に惹かれるウサクマは、自身の山城贔屓を再認識しました。ならば、その小田原城からさほど離れていないところに、戦国時代を遥かに遡る歴史を持つ山城があるじゃないですか!それが神奈川県湯河原町の城山(標高563m)山頂に、平安時代末期に築かれた「土肥城」、ウサトレ初期からの懸案です。遂にここに登る機会が来ました〜

平安時代末期、平治の乱で伊豆に流された源頼朝が、北条時政や土肥椙山(湯河原)の豪族・土肥実平らの助力を得て、ついに平家打倒の兵をあげるも、石橋山合戦で大敗を期し、主従わずか7名で洞窟に隠れ、敵の追手をかわした。そして安房国へ逃れて再起を図り、敗戦からわずか一月半で大軍を率いて鎌倉に入り、鎌倉幕府開闢の勢力固めを着々と進めて行く・・・という、なんとも大河ドラマらしい歴史絵巻がこの地で繰り広げられたわけですが、頼朝が平家から逃れた道のりの一部を湯河原町や箱根ジオパークが「鎌倉幕府開運街道」としてハイキングコース整備しています。頼朝由来の史跡やパワースポットがいっぱい〜

その中で、今回のウサトレでは、源頼朝と土肥実平らが平家打倒の旗揚げをした城願寺、頼朝を最後まで支えた土肥実平ら土肥一族の詰城「土肥城」が築かれた城山、頼朝七落七騎が隠れた洞窟「土肥椙山岩窟(しとどの窟)」をめぐり、最後に頼朝らが敗走して彷徨った幕山の山裾に広がれ湯河原梅林で見頃を迎えた梅を堪能しました。

「いいくに(1992)作ろう、鎌倉幕府」約800年前の歴史の道が、こうしてハイキングコースになっているなんて、ニッポンは「いい国」ですね〜

実際に登ってみると、城山山頂は開けていて景色も抜群。南は相模湾で真鶴半島がくっきり。伊豆半島や初島、ぐるっと箱根外輪山などの風景も素敵でした。ただし、城願寺から続く舗装林道の上りが何とも長い〜山道を歩きたい方には、浅間神社の女浅間から男浅間を越えるルートをオススメします。

城山の東尾根からは平安末期の山城「土肥城」があったところ。遺構を見つけながら、山城妄想ハイキングも楽しいです。

土肥城主郭跡(山頂)を踏んだ後は、大河ドラマ「平清盛」47話の舞台にもなった、源頼朝が隠れた「しとどの窟」へ。山道は苔むした弘法大師石仏群や石灯籠がたちならび、山道というよりは、由緒ある古参道のようでした。静まりかえった洞窟内にはたくさんの観音像があり、岩肌から絶え間なくしたたる水音だけが響いて、今日の曇天も相まって、とっても神秘的でした。

荘厳な雰囲気を醸し出す秘境・桜郷は、かつて山伏の修行の場だったそうです。現代社会にはない空気に包まれ、荒々しい溶岩の巌窟の中に身を置くと、岩陰に頼朝さんや山伏さんが、ひっそりと佇んでいそう。正にパワースポットです。

今回の整備ルートの中では例外的に登山道チックな狭い急坂を下ってくると、いろんな種類の色とりどりの梅の花が、幕山の麓に散りばめられて、まるで幕山が、梅の衣を纏っているようでした。

今回の〆は、湯河原温泉街から少し離れた小高い丘の上にある日帰り温泉「ゆとろ嵯峨野の湯」へ。敷地内の源泉から湧く弱アルカリ性の単純泉は、なめらかで優しい肌ざわり。ウサクマのお気に入りの日帰り温泉、心も体もぽかぽかになりました。

新型コロナウィルスの影響か、団体の登山者もいなくて、すれちがったハイカーさんも数えるほどでしたが、歴史と自然がいっぱいの静かな里山を堪能して、心身ともにリフレッシュできました。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:1081人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら