春の北海道遠征(1)雄阿寒岳(途中撤退)
- GPS
- 05:50
- 距離
- 7.7km
- 登り
- 810m
- 下り
- 810m
コースタイム
- 山行
- 5:40
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 5:40
天候 | 5/1 曇りのち時々晴れ |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
船 飛行機
[北海道内移動]札幌−(JR 夜行急行)−釧路―(バス)−雄阿寒岳登山口 |
コース状況/ 危険箇所等 |
(この時期)登山道は最初から凍り加減の雪道が続く。アイゼン使用。所々雪が腐っていて、足が潜り込むところもあり、登高にかなり難渋した。 トレースはほとんど無し。 |
写真
感想
【山行No 107(1)】
※ 昨年のゴールデンウイークに北海道遠征をして、計3山に登頂できた。
今年も、北海道遠征と決め、道東中心に登る計画を立てた。
まずは羅臼岳が最大の目標、ほかに阿寒岳、斜里岳もできれば登るつもりだが、
テント持参なので、天気次第で柔軟に行くことにしている。
4月30日(木)
・今日は移動日。前夜に四国(新居浜)を夜行フェリーで出発し、
大阪(伊丹)より9:35発の飛行機で北海道へと飛ぶ。
・お昼前に札幌に到着。道東へは、今夜の夜行急行で行くことにしているので、
午後は時間がある。天気も良好で暑いくらいだ。
札幌の植物園や、TV塔見物、またガスボンベの購入など。
・夜遅くに、根室行きの夜行急行に乗る。乗客は少なかった。
5月1日(金)
6:10-7:25 釧路駅
・昨日は良い天気だったのに、朝、釧路に着くと、灰色のドンヨリした空が広がっている。
風もやけに冷たい。
・まずは雄阿寒岳を登ることにし、バスで阿寒湖へと向かう。
バスからの車窓風景はなんだか荒涼としていて、春がまだ北海道にはやってきていないことを痛感する。
9:10-30 滝口バス停
・雄阿寒岳の登山口に近いここで下車する。
トイレがあり、その脇にテントなどの荷物をデポし、デイパックに日帰りの荷物を詰めて出発の準備にかかる。
・ここで水を汲む予定にしていたが、水道らしきものも、自販機もなく、ガックリした。
水を持たずに行くのは不安だが、山に行けば雪どけ水もあるかもしれない。
・歩き出してすぐ、太郎湖付近は登山道がわかりにくかった。
旧登山道らしき方向に迷いこみ、途中から引き返すなど、結構時間をロスしてしまった。
・ようやく山体に取りつくと、急な坂道で、道は雪が凍り付いており、さっそくアイゼンの出番となった。
11:00 二合目付近
・朝食も取っていないので、軽く行動食を食べてみるが、水を持っていないので、
食べ物がのどを通らず、苦労する。
・道はその後、平坦部と急坂部が交互に出てくる。
平坦部は雪がグサグサで、足が雪の中に落ち込み、ずいぶんと疲れる。
一方、急坂部は、凍った雪が木の根の間に交じったような道で、これも結構疲れる。
雪解け水でも流れていないか、と期待していたが、それもなくしんとした風景が続く。
夜行電車での疲れもあるのか、なかなかペースが上がらない。
12:30-13:10 七合目付近(標高=約1100m。気温=16℃)
・水がなくて、ノドもやけに乾いて苦しいし、疲労感も強いので、とりあえず大休止を取る。
コンロで、道脇の少しごみの混じった雪を溶かしてレモンティを作って飲み、
ようやくのどの渇きが少し癒された。
・頂上は標高1300mあまりなので、あと標高差で200m強と思われたが、
上空を見ると、天気が下り坂のようで灰色の雲が垂れ込めてきており、
気力も湧かないので、頂上へ行くのをあきらめることにした。
・下りにかかると、登りでヒイヒイ言ったのがウソのように快調にずんずんと下れる。
15:10-20 滝口登山口
・結局登頂は果たせず、登山口に戻ってきた。
残念ではあるが、足慣らしの登山だったと考えることにする。
まだ登山シーズンではないせいか、今日は結局一人の登山者にも会うことがなかった。
今日は阿寒湖の湖畔のキャンプ場泊まりなので、デポした荷物を背負い、
車道を阿寒湖まで歩く。
途中、自販機を発見!ジュースを飲んで、ようやくのどの渇きが少し癒えた。
16:20 阿寒湖キャンプ場着
・予想通り、ほかにテントはなく、一人きりの幕営である。
近くの温泉(まりも湯)に行き、汗を流す。
その後、ジュースを立て続けに1.5Lも飲んだ。よほどのどが渇いていたのだ。
・・・「春の北海道遠征(2)雨と吹雪の羅臼岳」へと続く・・・
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