剱岳
- GPS
- 11:20
- 距離
- 15.9km
- 登り
- 2,440m
- 下り
- 2,429m
コースタイム
- 山行
- 9:41
- 休憩
- 1:39
- 合計
- 11:20
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
馬場島 剱岳青少年旅行村に駐車場 登山口近くの路上に駐車スペース多数 |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山届は青少年旅行村の玄関前に有り 大岩湯神子温泉 ¥500 |
写真
感想
三連休なので、念願の剱岳日帰りを決行。過去二回、登山口まで行くも天候と体調で断念していたので、三度目の正直。土曜日の昼過ぎに出発。夕方には到着できるはずだったが、渋滞につかまってしまい、結局着いたのは8時過ぎ。予想以上に多くの車で驚くが、何とか駐車スペースを確保。車中泊準備をして夕食を済ませ、9時過ぎに就寝。
3時のアラームで目を覚ますが、起きられず、3時半にようやく起床。もう出発しているパーティーがいる。着替えをして軽く朝食、出発準備をするが、外は真っ暗で星空がきれいだ。天気は良さそうだ。4時、ヘッドライトを付けて出発。いきなりの急登だが、前後を登山者に挟まれているので、追われるように登る。
例によって調子が出ないが、何とか先行者のライトを見失わないように追いかける。1200mあたりからようやく明るくなってきて、1400mの標識で小休止。おにぎりを補給。ここの標識は200m毎に設置されているようだが、次の1600m標識は腕時計の高度計ではどう見ても1550mかと。
それほど暑くはないのに体調は最悪で、体が重くて気持ちが悪い。水分補給も頻繁に行うが回復せず、後続の登山者に抜かれることもたびたび。登頂できるのかと不安になる。それでも何とか、早月小屋に到着。たまらずポカリスエットを購入。エネルギー補給をすると少し回復。
山頂が見えているが、ここから、まだ800m近く登らなければならないと思うと、いささか気力喪失。結構アップダウンもあり、なかなか高度がかせげないが、それでも、2600m、2800mと、少しずつ山頂に近づく。いよいよ岩稜部にとりつくと、鎖が登場。トラバース箇所では足場用のボルトがあったりで、結構スリリング。
ここを過ぎてひと登りでようやく山頂。すごい人だ。百人くらいいるのでは?標識を探すが、山頂の祠のあったあたりに板が残されているだけだった。落雷で破損した祠を数日前にヘリコプターで降ろしたらしい。山頂のプレートは記念写真のスポットとなって、列をなしていたので、合間を狙って撮影。
風も無く天候も良く、久しぶりの絶景を堪能しながら、ゆっくりエネルギー補給。
早月尾根は登山者が少ないと思っていたのだが、予想より多く、帰りの鎖場は渋滞。
他にもすれ違いの待ち時間もあり、小屋に戻るまで2時間かかった。コーラを楽しみにしていたのだが、売り切れで代わりにビール。エネルギー補給して生き返る。さらに帰りの水も補給して、後はひたすら下山。
いつものように脚の痛みを覚悟して、少しゆっくりのペースで降りたのだが、思ったより痛みが出ないので、ペースアップして、出発から11時間半弱で帰着。無事に念願の剱岳登頂を終えることが出来た。天気も良く、満足の山行となったが、帰りの高速渋滞でどっと疲れた。
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