山頂ではシマリスがお出迎え〜▲斜里岳▲清里(旧道→新道)コース
- GPS
- 07:42
- 距離
- 9.9km
- 登り
- 1,051m
- 下り
- 1,055m
コースタイム
千歳東→足寄まで高速利用、その後寄り道多々。
7:40清岳荘着。
(寄り道せずに直で来れば5時間程度ではないでしょうか)
8:10入山−8:24旧登山口−9:04下二股→旧道へ→10:42上二股−11:06馬の背
−11:36〜12:31山頂(ランチタイム)
−13:15頃?上二股−13:21竜神ノ池
−14:00熊見峠−14:50下二股−15:36旧登山口−15:52下山
【登り(旧道)】3時間26分
【下り(新道)】3時間21分
天候 | 晴れ、時々曇り。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
僕のクルマでも擦ることなくたどり着けました。 駐車場はかなり広いです。駐車料金100円を登山ポストの所にある箱に入れます。車中泊の場合は500円。 登山口にある清岳荘は随分と立派な山小屋です。素泊まり1500円+トイレ協力金500円。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
《登山口〜旧登山口》 現在は使われなくなった林道を歩きます。駐車場より微妙に標高を下げるのがもったいないなぁ〜、と思いながら歩きました。 《旧登山口〜下二股》 沢沿いの道を何度も渡渉を繰り返しながら、時にはヘツりながら歩きます。 とは言え渡渉部にはうまい具合に石があって、ローカットの靴だとしても濡れることはないでしょう(増水した場合はわかりませんが)。 《下二股〜上二股(旧道)》 この部分はほとんどが川の中(水量は少ない)や滝の横(水は流れてないか、流れていたとしてもわずか)を歩きます。 一部にロープ場もありますが、足場は割とグリップするのでロープを使わなくとも登れます。 《上二股〜馬の背》 前半はわずかな水量の沢道、後半は枯れ沢とガレ場です。ガレ場もほとんど危険なし。 稜線部は風の通り道で強風でした。こんなんで山頂行けるのか?と少々悩みましたが、 そこだけが異常に強風だっただけで、山頂はそこほどでもなかったです。 《馬の背〜山頂》 手前のピークをややトラバース気味に山頂に向かいます。トラバースすることで強風をモロに受けることもほとんどありません。 割とあっけなく山頂に着きます。 《山頂》 とっても居心地のいい山頂です。知床連山には残念ながら雲がかかっていましたが、斜里の町やオホーツク海が綺麗です。 またこの山頂では随分と人慣れしたシマリスが出迎えてくれます。各登山者を回りながらエサを狙っているようでした。 恐らくエサを上げた人がいて、その味を覚えてしまったのでしょう。でも、可愛くて癒されます。 《新道》 この日はこの新道コースだけには停滞した雲がずっとかかっていて展望ゼロでした。 コースとしてもハイマツや笹(綺麗に刈られています)の中を延々と歩く非常につまらない道でした。 つまらないから、実際の時間よりえらく長く感じました。 とはいえ旧道を下りに使うのは少し危険でもあるし、登ってくる人の邪魔にもなるので、下りはこちらを使うべきでしょう。 |
写真
感想
週末の天気予報は微妙。
まあ、万一晴れたら登るし、天気悪かったら道東観光にすればいいし。
ということで金曜の仕事が終わって帰宅後、わずかな仮眠を取って1:00に出発。
千歳東インターから高速に乗り、足寄インターで降りる。
そこから国道241号線で阿寒方面に向かう。
途中、走ってるクルマの窓からでもよく分かるくらいの星空。
あまりに綺麗でオンネトーに立ち寄って星空撮影。
残念ながらその時間にはやや空に明るさが出てきて星が薄くなってしまった。
しかし雌阿寒&阿寒富士のシルエットが美しい。
ここまで3時間あまり。充分日帰り登山が出来る。
・・・ということを確認して、今日はさらに先へ進む。
霧の摩周を抜けた後は青空のオホーツク。
いやいや、これは登れちゃうよ。
ってことで清里のコンビニで食料を買い込み、清岳荘へ向かう。
7:40清岳荘到着。広い駐車場には10台あまり。ガラガラ。
思いがけず初めての斜里岳に登ることになった。
(地図は持っていってました)
ここヤマレコでも斜里岳の記事は読み漁っていたから、登山道の様子はだいたい想像できていた。
沢沿いの道を何度も渡渉を繰り返しながら歩く。
とはいえ渡渉部分にはいい具合に石があって、ほとんど靴を濡らすことはない。
ローカットの靴でも大丈夫なくらいの深さ。
途中ヘツる部分もあるが、ほとんど危険なし。
登りに使う旧道には滝が多い。とっても滝が多い。滝が多くて楽しい。
これが地上なら観光地になったことだろう。
滝の脇を登っていく。登る部分には水が流れてないし、流れてたとしてもわずかだ。
2ヶ所ほどロープ場もあるが、意外に路面がグリップするので、ロープを使わずとも登れた。
この旧道部分もデジイチを首からぶら下げたままでクリアできた。さして危険箇所もなく、楽しかった。
再び新道と合流した後もわずかな水が流れる沢道を歩く。
やがて枯れ沢となり、その上はガレ場となる。
ガレ場も特に危険はなし。
稜線まで出ると強風が吹きぬける。こんな強風でピークに行けるのか?としばし立ち止まって様子をみる。
後から登ってきた人がピークに向かったのを見て、自分も登ることにした。
そこからピークまでは斜面をトラバースして登るので、結構風を避けることが出来た。
割とあっけなく山頂到着。
山頂も風はあるが、さっきの稜線上ほどではない。それでもものすごい速さで雲が流れていく。
雲が切れた時には絶景を楽しめる。唯一、知床連山には動かない雲がずっとかかっていた。
そして他の方々もみんな書いてるように、この山頂には随分と人慣れしたシマリスがいる。
ランチしていると平気でザックに顔を突っ込んだり、膝の上に乗ってきたりする。
可愛いがエサはやらない。きっと誰かがエサをやったからその味をしめたんだろうな。
下りに使った新道は超つまらない道だった。雲の中で展望がなかったからさらにそう感じたのかもしれない。
竜神ノ池にも寄ってみたが、とっても小さい上にヘドロで汚かった。
この新道の下りは実際の時間よりえらく長く感じられて、どっと疲れた気がする。
「北海道夏山ガイド」では中級に分類される山だが、中級の中では登りやすい方なんじゃないかと思う。
ちなみに花はダイモンジソウとミミコウモリとミソガワソウが少しあるくらいで、ほとんど残ってませんでした。
下山後、がんばれば自宅に戻ることも出来たと思う。
(つまり日帰り登山も可能)
しかし次の日も休みなのに、わざわざ知床まで来てただ帰るのももったいない。
なので知床で泊まって日曜は観光して帰りました。
(しかし日曜は雨)
***
初めての道東遠征です!!今回はずっと気になっていた斜里岳に行ってきました。
前日の深夜に出発し、明け方に雌阿寒を拝み
どんどん進むにつれて天気も晴れていきました。
沢が多いと聞いていたけれど本当に多かった!
マイナスイオンをこれでもかああって位
たくさん浴びましたねー ̄▽ ̄
何とかこんとか、ひーこらと登り
あともうちょいで山頂やで!のところで
ものすごい強風。
立ってるのもやっとです。
せっかく来たのだし行かねばならないよ!
意気込んで山頂につきました〜♪
頂上からの景色はもちろん
休憩中には、シマリスちゃんが寄ってきて(多分かなり人なれしている)
通常ではありえない位の至近距離で
シマリスちゃんが飛び回っておりました。
下山は行きとは違うルートで下山しましたが
なかなかキツイ急登があり
少し膝が痛かったです。
何事もなく、無事に下山をし
清岳荘で記念ピンバを買いました。
なかなか来れない道東遠征に
一緒に登ってくれたやんちゅ。に感謝です!
レコ、覗かせていただきました
いや〜!稜線からの展望がカッコイイ山なんですね!
晴れていると気持ち良さそうで、羨ましい
山頂のシマリスは同じ固体でしょうかね!?
あの日、私もザックを降ろしましたが構ってもらえませんでした
yahさんも車好きの様ですね
あの林道を愛車で駆け上がるのは勘弁ですよね!
こんばんは。
ご訪問とコメントありがとうございます。
稜線からの展望、そして山頂からの展望もなかなかよかったですよ!
新道の熊見峠からもいい眺めのようですが、そっちはガスってて何も見えませんでした。
やっぱ山は晴れてる日がいいですねぇ〜。
シマリスは天気の影響でしょうか?
僕が行った日は山頂にいる人全員の所を回っているようでした。
登山口までに砂利道が多いのが困り物です。止むを得ないのでしょうが・・・。
ここの砂利道はそれでもかなりいい方でした。
トムラウシの短縮路とかサイアクでした。
でも行ったことがないだけで、ひどい林道もいっぱいあるようです。
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