八方尾根BC(大黒沢〜無名沢)
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- GPS
- 13:14
- 距離
- 16.5km
- 登り
- 2,147m
- 下り
- 2,090m
コースタイム
天候 | 快晴ただし2361以上は風が強い。 |
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過去天気図(気象庁) | 2020年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
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コース状況/ 危険箇所等 |
天気は良かったが、八方尾根で見た人のうち滑走具を持った人は1割ほどだった。スキー場も先月と比べるとかなり空いているように思う。 【雪崩情報】 2/21に滑った2峰1峰間の沢に破断面。(size2) 天狗沢烏帽子沢にも小さいが複数の面発生と点発生の雪崩跡。 大黒岳東面に点発生の跡(size1.5)。 南面登り返し中にも東向の斜面で昇温による雪崩が流れているのを目撃した。(標高2000m付近) |
その他周辺情報 | とっつぁんラーメン 少し前まで人が多くなかなか入れなかったが、この日はすんなり。 |
写真
装備
個人装備 |
ハーネス
6mm15mスタティックロープ(o)
5.5mm30mロープ(t)
安全環付きカラビナ2枚
セルフビレイ用PASと環付きカラビナ
120cmスリング2本
アルパインクイックドロー2本(t)GrandTeton105(t)
AtomicBackland102(o)
ペツル ガリー(t)
ペツル ライド(o)
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感想
頸城方面へ行くというプランもあったが前日に長野AWで遅くまで登ったので近場の八方へ。
大黒岳へ行く計画だったが、服装選択を誤り風と寒さに負けて大黒沢を途中まで降りた。
2361へ登り返して無名沢へ。
扇雪渓のトラバースラインは使える。
沢底は春の気候だが尾根上はまだまだ冬。
なめた服装で行ってはいけない。
大黒岳へのアプローチも山頂滑降もそれほど難しくないと思われるが、帰りをどうするかが課題。
大黒沢を下まで滑り降りられれば問題ないが、小雪の今季は絶望的。
無理矢理八方尾根に登り返すか、南側の尾根を乗越して白岳沢へ下るか...
どちらにせよ雪崩の危険に晒される時間が長くなる為スピーディーな動きとコンディションの見極めが重要だ。
終わってみれば全てのラインで面ツルパウダーを頂戴でき、静かな八方尾根をのんびり楽しめて大満足。
前回の爺ヶ岳でtakutokbがヤマレコデビューしたので、私も書いてみようと思い投稿。
当初は大黒岳を目指す予定だったので、ロープやらハーネス、アックスなどフル装備で望んだ。
takutokbはtomahawkさんとの山行やガイド業のせいか、山へ行くたびに登りが強くなっているように思う。デスクワークが基本の自分は何かプラスαでしないとついていけなくなりそうだ。
雪崩跡が見えたり風が強かったりとあれこれ言い訳しつつ登り、2490mあたりでドロップイン。この沢も、その後滑った無名沢もノンストレスのパウダーだった。
今シーズンはこういった日があまり無かったので、とても癒された。かつ、こうした場所に住んでいるありがたみを改めて感じることができた。
大黒岳については、それほどスティープにも見えず、行くことができれば滑れるような気はした。
ただ、takutokbも書いている通り沢の下部やどこを登り返すかが難しそうに見える。滑りではなく体力勝負な課題ならいつかチャレンジしてみたい。
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