不忘山:南面は雪解けが進むが、屏風岳は純白。
- GPS
- 05:39
- 距離
- 8.3km
- 登り
- 878m
- 下り
- 846m
コースタイム
- 山行
- 4:32
- 休憩
- 1:03
- 合計
- 5:35
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所はなし。ほぼ全て雪上。雪の状態は、硬い所でもキックステップでOK、柔らかい所は踝程度まで潜る。で、スノーシュー、アイゼンも持参したが結局はツボ足。 |
写真
感想
今週末は東北の天気はまずまずらしい。でも直近の予報だと、土曜日は東北南部はやや悪く、日曜が良さそうである。天気図では土曜の方が良さそうで、日曜には低気圧が接近しそうだったのだけどね。先週は西吾妻だったので、今週は近くで静かな雪山に行こうかな。と言うことで、今回は冬は3年振りで、不忘山に行ってみることにした。
今日は仙台では早朝から快晴だが、蔵王方面は見えなかった。白石に近づくと、不忘山、水引入道、馬ノ神山はきれいに見えているが、屏風岳は後ろから雲が来ているように見える。今日は昼頃が、天気が良さそうなので、ゆっくり行く。道路、駐車場も雪はなし。スキー場は営業終了、8時前に着いたが、手前側に他4台、林道側にはなし。準備をして出発。
スキー場営業終了でリフトは使えないし、今年の東尾根の雪の状況が分からないので、夏道沿いに不忘山に向かう。直ぐに雪上となり、ゲレンデ登り、そして林間に入り、旧白女高小屋跡に向かう。ここの登山口付近は一部雪が無く、地面が出ている。しかし、樹林帯の登りは全て雪上となる。今日のトレースも4〜5人分あるし、サインも十分ある。雪の状態は、硬い所でソールの厚さ程度、柔らかい所は踝程度まで潜るので、ツボ足で進む。前半は左程急ではない。ユキトリ沢で雪で埋まった沢筋を渡り、アザレア平まで来ると不忘山山頂方面が見える。この緩斜面が終わると急登は始まり、行く手の眺めは良くなるが、なかなか稜線は近づかない。カエル岩が良く見えるので、それが目標となる。ルートはやや登りのトラバースとなるが、この辺りはキックステップで登ったが、アイゼンを着けた方が安心かもしれない。カエル岩まで来れば山頂まで直ぐと思っていたが、結構山頂まであるので、カエル岩で休憩。カエル岩辺りから霧氷やえびのしっぽが着いている。
カエル岩から少し登ると、不忘山が良い形で見える、と共に初めて南屏風岳から屏風岳の白壁が見えてくる。不忘山山頂まで後少し、最後は夏道どおり南側に巻いて、山頂に到着した。山頂周辺は雪がほとんど無い。南面はかなり雪が融けて、土が露出している所もある。しかし、標識や岩にはえびのしっぽが着いて、凍り着いている。上空は少し雲があるが、青空も見え、時々陽が当る。気温は−5℃位、風は弱く5m/s位かな。やはりここからの眺望の第一は南屏風から屏風岳の東面の白壁である。その右には水引入道を中心に左奥に後烏帽子岳、右に馬ノ神山。南屏風岳の左には朝日連峰、更に左には飯豊連峰も見える。
登りの雪の状況からみて、下山には、以前使ったことある不忘山東尾根を下り、直接ゲレンデに出ることとする。道は無いが、雪さえあれば、登りに使った道より、下りやすい良い尾根である。今日の東尾根の雪質は、適度に柔らかく、踵で蹴りこむと、滑らず安全に効率的に下ることができた。幅広い雪面を気持ちよく下る。第3リフトトップからは左のゲレンデの左端を下る。ゲレンデも営業終了で、スキーヤーもいないし、圧雪していないので同じように下れる。そのままセンターハウスに到着した。今日出会った登山者は4名だけ。今日は、日差しの中の雪山歩き、山頂付近での素晴らしい眺望と、少しだけ冬山の気分を味わった。
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