2017年秋の岩手山
- GPS
- 09:30
- 距離
- 10.5km
- 登り
- 1,405m
- 下り
- 1,393m
コースタイム
- 山行
- 8:11
- 休憩
- 1:19
- 合計
- 9:30
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 自家用車
|
写真
感想
岩手山の北西麓にある八幡平ロイヤルホテルを5時半に出発し,レンタカーで南東麓の馬返駐車場へ。昨日までの雨はすっかり止んで夜明けの空に岩手山のシルエットがくっきり映える。馬返し駐車場(609m)に車を停め,6時半ごろ出発。すぐに旧道と新道に分岐し,我々は谷側の旧道を上る。2合目あたりは紅葉が見頃だ。4合目くらいで樹林帯を抜け,岩石の山肌を登っていく。8合目の手前で外輪山の縁に到着。不動平の広い草原の中に立つ8合目避難小屋で一服。小屋の前に湧き出る清水は冷たくて美味しい。焼走り分岐から月のように緩やかなカーブを描く岩手山の御鉢へ向かってゆっくり上っていく。起伏の激しい鬼ヶ城と氷河が削ったようなU字谷とのコントラストが印象的。御鉢の南縁に立つと,御鉢の左手延長上のスロープの先が頂上だ。右手に中央火口丘を見下ろしながら,11時前に岩手山山頂到着。記念写真の後,Sさんはいつも通りランチもそこそこに無線交信を開始。その間,ゆっくり周囲の景色を楽しむ。北西の眼下には昨日泊まった八幡平ロイヤルホテル,その向こうには八幡平に連なる山々が見える。来た道を振り返れば,母を訪ねて三千里の主題歌に出て来そうな広い山上の道,西方には黒倉山が望める。お昼過ぎに下山開始。御鉢を時計回りに回っていくと,北側に黒く焦げた焼走り溶岩流の痕跡。1719年か1732年の中腹からの噴火によってできたそうだが,300年経っても一目瞭然だ。中央火口丘を見上げるように東に巻いて,御鉢の縁から再び不動平へ。見晴らしがよく,気持ちいい。外輪山から見下ろす岩手の平野はだだっ広い。下りは新道コースで。16時くらいに馬返しに到着。シンプルなお椀型の火山かと思っていたが,雄大で変化に富み,とてもいい山だった。
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