記録ID: 2270116
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ハイキング
関東
道志村役場〜赤鞍ヶ岳〜巌道峠〜平野峠〜月夜野
2020年03月21日(土) [日帰り]
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体力度
4
1泊以上が適当
- GPS
- 07:39
- 距離
- 18.8km
- 登り
- 1,549m
- 下り
- 1,780m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 6:11
- 休憩
- 1:26
- 合計
- 7:37
距離 18.8km
登り 1,549m
下り 1,780m
16:05
駐車スペース
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
<車> 音久和バス停近くの休憩スペースに駐車。 <バス> 7:50 月夜野バス停 ⇒ 8:15 大川渡バス停 580円 はじめ乗車は私一人のみ。途中から2名乗車。三ケ木〜月夜野はバス運休のため、月夜野始発のこの路線は目論見通りガラガラでした。 スイカパスモ対応。ただし自動案内および運賃表示が無い(この路線が未対応)ので、あらかじめ何処で下りるのか運転手さんに伝えておきます。 富士急バス https://www.fujikyubus.co.jp/regular/#section-4 ※昨年の台風19号の被害により道路の通行止めが発生してました。2020.03.21現在、三ケ木から月夜野までは自家用車では通行可能です。国道413号の一部に通行止め箇所があり、大型車両が通行できない迂回路を経由するため、路線バスは運休しています。 ・相模原市道路情報 https://www.city.sagamihara.kanagawa.jp/shisei/1004480/index.html ・国道413号について https://www.city.sagamihara.kanagawa.jp/shisei/1004480/1015268.html |
コース状況/ 危険箇所等 |
・大川渡バス停〜秋山峠〜朝日山(赤鞍ヶ岳) バス停から農道を道なり進むと、鹿除けフェンスが出てきますので開けて越えていきます。15〜20分ほど行くと登山口があります。暗い杉林や明るい広葉樹帯を越えて次第に斜度が厳しくなってきます。杉の植林を抜けるとグッと傾斜がきつくなり、ガレ場など足場の悪い箇所が出てきます。お助けロープがあります。急傾斜をひとしきり登れば秋山峠です。秋山峠からはゆるい傾斜ですぐに朝日山(赤鞍ヶ岳)に至ります。 ・秋山峠〜ワラビタタキ(赤鞍ヶ岳) 気持ちの良い尾根をゆるくアップダウンします。途中展望の利くウバガ岩という箇所がハイライトでしょうか。南西側の展望があり、富士山もバッチリ見えました。 ・ワラビタタキ(赤鞍ヶ岳)〜長尾山 ワラビタタキから急傾斜を下り大栗への分岐で巌道峠へ別れた後、踏み跡が薄くなり、いつの間にか大栗へのルートに乗っかってしまいました。杉林を下り始めたのですぐに気が付きました。来たところを戻って見まわしましたが、やはり踏み跡が薄く良くわかりませんでした。尾根筋にこれから向かうピークが見えるので、それに向けて適当に進むと薄い踏み跡に復帰できました。テープもあったのでもう少し用心深くテープを探すべきだったかもしれません。いずれにしてもここは、ちょっとわかりづらい箇所です。 その後は杉の薄暗い林が続き細茅ノ頭へ至ります。その後一時的に広葉樹帯の明るい道に出ます。再び杉林に入り少し下ると林道の終点に出ました。そこから登り返す尾根が広く、踏み跡が不明瞭になりますが尾根筋を外さなければ大丈夫です。パッとしない長尾山に着きます(道標無し)。時間的にお昼ご飯にしたかったのですが、薄暗く見送りました。 ・長尾山〜鳥井立〜巌道峠 長尾山を過ぎると急に荒れてきます。踏み跡薄く倒木が多くなります。しかし尾根筋は一本なので迷いません。ほどなく電波塔が出てくれば鳥井立です。鳥井立は展望はありませんが、電波塔管理のためと思われる草刈りが行き届いているので明るく、休憩するのには向いてます。鳥井立からは最初は雰囲気の良い尾根筋ですが、その後杉林の中を急降下します。送電鉄塔の開けた個所に出れば、すぐ下が巌道峠です。巌道峠は舗装路が通ってましたが、ゲートが閉じており車は通り抜け出来ない状態でした。 ・巌道峠〜ムギチロ〜平野峠 道は歩きやすく不明瞭なところもありません。気持ちのいい尾根筋が続きます。平野峠は道標が無かったです。十字路になっているので気が付きます。まっすぐ行くと破線路の677m峰へ、左へ行けば入道丸へ。今回は右に曲がって月夜野に向かいました。 ・平野峠〜月夜野バス停 懸案のルート。下調べで“道が荒れている”とあり、山と高原地図でもそういう表記になっています。下山路にこういう道を使うのは良くないのですが、バス便の都合でここを選択しました。憂慮した通り、道は荒れてました。土砂崩れによる踏み場所の消失、水平でなく傾いて緩いため滑落しやすい状態になっています。こんな崩落個所が次から次へと10か所程度、連続して出てきます。場合によっては四肢を使って一歩一歩慎重に歩きました。ルート自体は明瞭ですので迷うことはありませんでした。最後に鹿除けフェンスを越えて、畑の中を通り過ぎれば舗装路に出ます。畑の中は通っていいのか、ここであっているのか不安になりますが、それであってます(そこしかない)。 |
その他周辺情報 | 藤野やまなみ温泉、いやしの湯ともに、新型コロナウイルスcovid-19流行のため臨時休業中でした。(2020.03.21現在) 藤野やまなみ温泉 http://yamanami-onsen.jp/ > コロナウィルス感染拡大防止対策 藤野やまなみ温泉休館延長のお知らせ > コロナウィルス感染拡大防止の為、相模原市の方針により市内の全公共施設の、 > 休館期間が延長することになりました。 > 当施設の休館期間 3月2日(月)〜4月1日(水) いやしの湯 http://www.iyashinoyu.org/index.html > 臨時休館の延長のお知らせ 3月31日(火)まで > 新型コロナウイルス感染症拡大防止のため休止期間を3月31日まで延長します |
写真
撮影機器:
感想
道志山塊の西側は御正体山や今倉山、菜畑山といった比較的人の多い華やかな山域であるのに対して、東側はアクセスも悪く地味な山域です。ここに注目して以前から行きたいと思っていました。
車での場合、周回しないといけませんが、道志みち(国道413号)は交通量が多く、道幅が狭い山間のクネクネ道ですので歩く気がしません。そこで車とバスを駆使して周回コースを組むことが現実的です。時間の読めない下山時にバスを設定した場合、遅れて乗れなくなってしまうリスクがあるので、バスは朝乗ることを前提に計画を立てるのがセオリーです。これらを考慮して今回の計画となりました。
コースはおおむね気持ちの良い尾根道で、遭遇した人も朝日山(赤鞍ヶ岳)付近で会っただけで以降誰にも会わず、思惑通り静かな山歩きが出来ました。昼食ポイントをどこにするのか決めかねてましたが、歩いた感想として、眺望の良いウバガ岩が最適だと思いました。
懸案の「荒れている」と予習していた平野峠〜月夜野間は、予習通り荒れており、ちょっと緊張しました。これもいい経験と思いつつも、二度と通りたくないです。静かなところを歩くのが好きですが、バリルートや難路をやる勇気はありません。
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