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Yamareco

記録ID: 2270194
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
東北

三岩岳〜窓明山周回

2020年03月21日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
08:48
距離
15.6km
登り
1,563m
下り
1,549m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
7:49
休憩
0:52
合計
8:41
距離 15.6km 登り 1,563m 下り 1,569m
8:56
8:57
81
10:18
10:20
47
11:07
11:27
17
11:44
12:05
28
13:14
13:18
72
14:30
14:32
47
15:19
46
16:05
ゴール地点
天候 快晴!→晴れ→快晴!
過去天気図(気象庁) 2020年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
三岩岳登山口前の路肩の駐車スペース(無料/5〜6台程度)
 
コース状況/
危険箇所等
●コース全般
国体コースの登り1130m付近から窓明山からの下り1190m付近までワカンを使用。

●三岩岳登山口〜三岩岳(国体コース)
登山口から山頂まで高低差およそ1300m。
899.5手前の電波施設のある小ピークで尾根に乗り、
緩急織り交ぜながらひたすら標高を上げていきます。
1699付近からルートは緩やかになり、
1850mの避難小屋がある付近で窓明山方面に延びる稜線と合流します。

●三岩岳〜窓明山
三岩岳から窓明山との鞍部であるめまうだ湿原まで高低差350mほど下って、
窓明山まで120mほど登り返します。
東側に発達した雪庇に注意しながら進みました。

●窓明山〜窓明山登山口
窓明山から明瞭な尾根筋を家向山西峰分岐との鞍部まで高低差420mほど一気に下り、
その後家向山西峰分岐までは高低差100m急斜面の登り返します。
家向山西峰分岐から巽沢山までブナの自然林の中を360mほど下ります。
巽沢山からの下り出しはまっすぐ南東に延びる尾根に引き込まれましたが、
正しくは真南に延びる尾根です。
1000mくらいから雪がなくなり地肌が露出していました。
窓明山登山口から国体コース登山口は目と鼻の先。
 

その他周辺情報 【温泉】
木賊温泉 広瀬の湯(300円)
【食事】
あいづ亭
 
三岩岳登山口からスタート
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三岩岳登山口からスタート
899.5手前の電波塔がある小ピークで尾根に乗ります
899.5手前の電波塔がある小ピークで尾根に乗ります
美しいブナ林
(photo komemame)
横を見ると家向山
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横を見ると家向山
三岩岳のピーク
(photo komemame)
1308付近まで登ってきました
1308付近まで登ってきました
窓明山が見えてきました
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窓明山が見えてきました
ブナ林の中を通ったり…
ブナ林の中を通ったり…
尾根の際を通ったり
尾根の際を通ったり
(photo komemame)
それにしても良い天気
それにしても良い天気
でも稜線はときおり雪煙が舞っているのが見えます
でも稜線はときおり雪煙が舞っているのが見えます
窓明山。いいじゃん
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窓明山。いいじゃん
三岩岳。まだまだ遠いな
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三岩岳。まだまだ遠いな
振り返って歩いてきた尾根と奥は那須連山かな
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振り返って歩いてきた尾根と奥は那須連山かな
家向山と稲子山
クリーミー
1699を過ぎると尾根は広く緩やかに
1699を過ぎると尾根は広く緩やかに
山頂が少し近づいてきました
山頂が少し近づいてきました
気持ちいいね
快適な雪原歩き
周囲はオオシラビソの疎らな樹林帯に
周囲はオオシラビソの疎らな樹林帯に
1830付近で避難小屋が現れました
1830付近で避難小屋が現れました
山頂はもうすぐかなと思ってたら避難小屋から意外と距離がありました
山頂はもうすぐかなと思ってたら避難小屋から意外と距離がありました
振り返ると端正な窓明山。後で行くからね〜
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振り返ると端正な窓明山。後で行くからね〜
青と白に限るな
言うことなし!
プチシュカブラを越えて進みます
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プチシュカブラを越えて進みます
もっと寒い時季はモンスターになるのかな
もっと寒い時季はモンスターになるのかな
山頂に近づくと疎らな樹林帯を抜けて…
山頂に近づくと疎らな樹林帯を抜けて…
こんな景色が広がります
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こんな景色が広がります
遠くからずっと見えていたこの岩が三岩岳山頂かと思っていてそちらに向かって進んでいましたが…
遠くからずっと見えていたこの岩が三岩岳山頂かと思っていてそちらに向かって進んでいましたが…
地図で確認すると山頂はもっと西側だったので進む方向を変えます
地図で確認すると山頂はもっと西側だったので進む方向を変えます
いやはや(photo komemame)
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いやはや(photo komemame)
(photo komemame)
稜線に乗りました
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稜線に乗りました
雪煙が舞って視界が白くなります
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雪煙が舞って視界が白くなります
あれが山頂だな
おー、大戸沢岳から会津駒へと続く稜線が見えました
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おー、大戸沢岳から会津駒へと続く稜線が見えました
テキトーに好きなところを歩きます
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テキトーに好きなところを歩きます
右から坪入山〜高幽山〜梵天岳〜丸山岳〜最奥に会津朝日岳
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右から坪入山〜高幽山〜梵天岳〜丸山岳〜最奥に会津朝日岳
三岩岳山頂に到着です
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三岩岳山頂に到着です
山頂より。窓明山。奥は飯豊
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山頂より。窓明山。奥は飯豊
三岩岳の山頂よりも先のピークの方が高く見えるし(2070以上あります)眺望も良さそうなので行ってみます
三岩岳の山頂よりも先のピークの方が高く見えるし(2070以上あります)眺望も良さそうなので行ってみます
広い鞍部からひと登りで…
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広い鞍部からひと登りで…
2070に到着です
ピークより。大戸岳から会津駒へ続く稜線。会津駒の奥にチョコンと燧ヶ岳の山頂が見えています
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ピークより。大戸岳から会津駒へ続く稜線。会津駒の奥にチョコンと燧ヶ岳の山頂が見えています
中門と奥の白い稜線は上越国境
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中門と奥の白い稜線は上越国境
裏越後三山が見えました。右から越後駒〜荒沢〜中ノ岳。左奥のっぺりは平ヶ岳かな
裏越後三山が見えました。右から越後駒〜荒沢〜中ノ岳。左奥のっぺりは平ヶ岳かな
丸山岳と右奥が会津朝日岳。奥は守門と浅草。さらに奥は飯豊かな
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丸山岳と右奥が会津朝日岳。奥は守門と浅草。さらに奥は飯豊かな
ピークより。飯豊
ピークより。飯豊
田代山〜帝釈山〜黒岩山。奥は日光連山。右端に日光白根山
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田代山〜帝釈山〜黒岩山。奥は日光連山。右端に日光白根山
風があって寒いので避難小屋まで戻って休憩することにします
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風があって寒いので避難小屋まで戻って休憩することにします
正面に三岩山山頂
正面に三岩山山頂
三岩岳から絶景を眺めながら下ります
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三岩岳から絶景を眺めながら下ります
戻りはショートカット
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戻りはショートカット
日光連山と日光白根山
日光連山と日光白根山
右に那須連山と左が吾妻連峰
右に那須連山と左が吾妻連峰
ウヒョー
正面に窓明山
それにしても会津朝日まで続く稜線は魅力的
それにしても会津朝日まで続く稜線は魅力的
避難小屋まで戻りました。中で休憩するつもりでしたが1階は埋まっているし2階は雪の量がビミョーで入れず。小屋の脇で休憩
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避難小屋まで戻りました。中で休憩するつもりでしたが1階は埋まっているし2階は雪の量がビミョーで入れず。小屋の脇で休憩
さて、窓明山に向かいます
さて、窓明山に向かいます
稜線から見る窓明山の端正なフォルムが素敵
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稜線から見る窓明山の端正なフォルムが素敵
縦位置でも
東側に雪庇が発達してます
東側に雪庇が発達してます
雪を蹴散らし駆け下ります
雪を蹴散らし駆け下ります
今年は寡雪なので、こういう景色は久しぶり
今年は寡雪なので、こういう景色は久しぶり
三岩岳と窓明山の鞍部は…
三岩岳と窓明山の鞍部は…
めまうだ湿原(三岩大池)と呼ばれているらしい
めまうだ湿原(三岩大池)と呼ばれているらしい
こりゃテンションも上がるわ
こりゃテンションも上がるわ
(photo komemame)
(photo komemame)
komemameが眺めているのは…
komemameが眺めているのは…
裏越後三山
鞍部からの登り返し
鞍部からの登り返し
三岩岳を振り返ります
三岩岳を振り返ります
三岩岳方面は少し雲が増えましたが窓明山方面はまだまだ青空
三岩岳方面は少し雲が増えましたが窓明山方面はまだまだ青空
鞍部付近からの窓明山
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鞍部付近からの窓明山
うねる雪庇が「らしい」ね
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うねる雪庇が「らしい」ね
アップで雪庇
振り返ってゴマシオ三岩岳
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振り返ってゴマシオ三岩岳
ウェーイ
雪庇には気をつけながら
雪庇には気をつけながら
ヒャッホーー!
あー満足・満足
少し急な斜面
裏越後三山が目立ちます。左は平ヶ岳
裏越後三山が目立ちます。左は平ヶ岳
ワッセワッセ
山頂に向かって最後の登り
山頂に向かって最後の登り
振り返って雪庇とその先に登ってきた尾根
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振り返って雪庇とその先に登ってきた尾根
ご立派!な三岩岳
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ご立派!な三岩岳
山頂まであと少し!
山頂まであと少し!
この辺りが山頂かな
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この辺りが山頂かな
窓明山の山頂はのっぺり
窓明山の山頂はのっぺり
いちおね(photo komemame)
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いちおね(photo komemame)
山頂より。三岩岳と奥に会津駒
山頂より。三岩岳と奥に会津駒
山頂より。裏越後三山。右から越後駒〜荒沢岳〜中ノ岳
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山頂より。裏越後三山。右から越後駒〜荒沢岳〜中ノ岳
山頂より。平ヶ岳
山頂より。平ヶ岳
山頂より。均整のとれた未丈ヶ岳と毛猛山
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山頂より。均整のとれた未丈ヶ岳と毛猛山
山頂より。坪入山〜高幽山〜丸山岳〜会津朝日岳
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山頂より。坪入山〜高幽山〜丸山岳〜会津朝日岳
山頂より。手前に田代山〜帝釈山
山頂より。手前に田代山〜帝釈山
これから下る家向山と奥に那須連峰と吾妻連峰&磐梯山
これから下る家向山と奥に那須連峰と吾妻連峰&磐梯山
山頂より。手前に荒海山と奥に高原山
山頂より。手前に荒海山と奥に高原山
山頂より。田代山〜帝釈山の中央分水嶺と奥に日光連山
山頂より。田代山〜帝釈山の中央分水嶺と奥に日光連山
いやはや
さて、下山開始です
さて、下山開始です
鞍部まで一気に下ります
鞍部まで一気に下ります
三岩岳から歩いてきた稜線
三岩岳から歩いてきた稜線
奥のギザギザが会津朝日岳
奥のギザギザが会津朝日岳
雲がいいね(photo komemame)
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雲がいいね(photo komemame)
風が弱くなるところまで下って2度目の休憩。日焼け止め塗り塗り
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風が弱くなるところまで下って2度目の休憩。日焼け止め塗り塗り
振り返って滑らか〜な窓明山
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振り返って滑らか〜な窓明山
鞍部まで高低差420mほどの下り
鞍部まで高低差420mほどの下り
三岩岳と…
国体ルート
鞍部付近まで下りました
鞍部付近まで下りました
鞍部より家向山
こちらもまあまあ雪庇が発達してました
こちらもまあまあ雪庇が発達してました
鞍部から家向山西峰まで高低差100mほど急な登り返し
鞍部から家向山西峰まで高低差100mほど急な登り返し
しかし振り返るとこの眺め!三岩山と窓明山
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しかし振り返るとこの眺め!三岩山と窓明山
先ほどまでいた窓明山と…
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先ほどまでいた窓明山と…
こちらは三岩山
家向尾根に入り、ブナの自然林の中を360mほど下ります
家向尾根に入り、ブナの自然林の中を360mほど下ります
シリセードトレース泥棒。トレースあるとよく滑るね
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シリセードトレース泥棒。トレースあるとよく滑るね
ワカン外します
巽沢山のピークは尾根の通過点
巽沢山のピークは尾根の通過点
1000mから下は地肌が露出しているところも出始めています
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1000mから下は地肌が露出しているところも出始めています
これ筋肉痛になるやつな
これ筋肉痛になるやつな
登山口に到着
窓明山登山口と三岩岳登山口は目と鼻の先。お疲れ様でした!
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窓明山登山口と三岩岳登山口は目と鼻の先。お疲れ様でした!

感想

今年はいまだテン泊ができておらず、
この三連休は楽しみにしていました。
しかし天気が期待できるのは中日のみ。
あきらめて日帰りに切り替えました。

雪が少ないとはいえ、山深いこのエリア。
稜線付近ではうねる雪庇も見られました。
見渡す限り山に囲まれていて、山座同定はかなり怪しいです。
会津朝日岳から続く稜線への思いが募りました。
それにしても予想に反して、終日よく晴れてくれました。ありがたや〜
 

三岩岳までだけでもすっかり感激したってのに、
窓明山への稜線はもう感情押し殺して噛みしめちゃう感じ。
この感動を「わーすごい〜♡」なんて言葉で表現しちゃもったいないくらいで、
ただただ黙って目とか肺とか血液に吸収するように歩きました。
今シーズンはあんまり山に行けなかったぶんを、
この日で相殺できたような1日でした。

しかし今年は季節が早い。
1ヶ月ちょいくらい早いのかな。
GWのような雰囲気、暖かさでした。
最後の急降下は雪まったくなくなって、
あと少し距離あったら、太ももガクガクになるところでした。セーフ。


連休中日の山は、お気楽でいいなぁ。

おしまい。

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