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Yamareco

記録ID: 2272005
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
札幌近郊

2つの北漁(北漁山・北漁岳)

2020年03月22日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
06:52
距離
20.1km
登り
1,364m
下り
1,369m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:29
休憩
0:05
合計
6:34
距離 20.1km 登り 1,373m 下り 1,369m
5:50
210
スタート地点
9:20
9:25
179
12:24
ゴール地点
天候 快晴 風は北漁岳で10m程度
過去天気図(気象庁) 2020年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
金山林道ゲート付近に駐車。縦列だと4,5台はいけそう。
反対側にも除雪スペースがあり本日は2台いらっしゃいました。
コース状況/
危険箇所等
全線で特に危険個所はありません。ただし、融雪が進んでいますので、渡渉箇所のスノーブリッジは日に日に脆弱になると思います。
いつも寝坊してスタートが遅れがちですが、先週に続き今週もちょっぴり早起きしました。(5時50分出発)
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いつも寝坊してスタートが遅れがちですが、先週に続き今週もちょっぴり早起きしました。(5時50分出発)
作業道・光竜鉱山線は空沼岳の最短ルートなので、トレースはばっちりでした。
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作業道・光竜鉱山線は空沼岳の最短ルートなので、トレースはばっちりでした。
林道は離れた後は小さな沢を利用し、主稜線(1157P)まで最短を狙っていきます。
林道は離れた後は小さな沢を利用し、主稜線(1157P)まで最短を狙っていきます。
様茶平からの支稜に合流。
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様茶平からの支稜に合流。
主稜線が近くとなると左手に漁岳山塊。
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主稜線が近くとなると左手に漁岳山塊。
光と影がシュカブラを美しい造形に仕立てます。
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光と影がシュカブラを美しい造形に仕立てます。
主稜線まで上がると、全方位良しで、優劣つけ難い絶景が広がります。(写真:狭薄山と遠景は無意根山ブラザーズ)
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主稜線まで上がると、全方位良しで、優劣つけ難い絶景が広がります。(写真:狭薄山と遠景は無意根山ブラザーズ)
空沼岳方向の主稜線。
主稜線を越えていくと今日のターゲット「北漁山」を捉えました。主稜線とほぼ同じ高さの1128mですが、300m標高を捨て空沼入沢川まで下ります。
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主稜線を越えていくと今日のターゲット「北漁山」を捉えました。主稜線とほぼ同じ高さの1128mですが、300m標高を捨て空沼入沢川まで下ります。
木々が生い茂り廃道となった林道を一部使いながら、迂回する箇所は極力直線的にショートカットしていきます。
この辺りはこれまで足を踏み入れたことのないバージンエリアです。
木々が生い茂り廃道となった林道を一部使いながら、迂回する箇所は極力直線的にショートカットしていきます。
この辺りはこれまで足を踏み入れたことのないバージンエリアです。
林道がV字沢を大きくUターンする箇所で尾根に取りつきました。取りつきはかなり急で強引にルート工作しましたが、林道をさらに進み、尾根の末端から上がった方が賢明かもしれません。
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林道がV字沢を大きくUターンする箇所で尾根に取りつきました。取りつきはかなり急で強引にルート工作しましたが、林道をさらに進み、尾根の末端から上がった方が賢明かもしれません。
C1000を超えると疎林になってきて尾根も次第に細くなっていきます。
C1000を超えると疎林になってきて尾根も次第に細くなっていきます。
標高を上げ再び空沼岳が望まれてきました。
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標高を上げ再び空沼岳が望まれてきました。
直下からみると2コブの双耳峰的な姿です。
直下からみると2コブの双耳峰的な姿です。
三等三角点「北漁」。通称北漁山です。
奥深いマニアックなピークですが、意外やまだ温盛が残っていそうな先客の痕跡がありました。
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三等三角点「北漁」。通称北漁山です。
奥深いマニアックなピークですが、意外やまだ温盛が残っていそうな先客の痕跡がありました。
西側は樹林が邪魔で主に東側の漁岳(写真)や空沼岳方向の眺望がメインデッシュです。
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西側は樹林が邪魔で主に東側の漁岳(写真)や空沼岳方向の眺望がメインデッシュです。
この後はピストンも芸がないので、もう一つの北漁(岳)に寄っていきましょう。
この後はピストンも芸がないので、もう一つの北漁(岳)に寄っていきましょう。
漁岳までは広く緩やかな斜面。振り返るとひときわ目立つピラミダルな狭薄山の手前に地味に佇む北漁山が望まれました。
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漁岳までは広く緩やかな斜面。振り返るとひときわ目立つピラミダルな狭薄山の手前に地味に佇む北漁山が望まれました。
森林限界を越え後方に羊蹄山から無意根ブラザーズと余市岳の大パノラマ。今日はどこも皆さん大満足でしょう。
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森林限界を越え後方に羊蹄山から無意根ブラザーズと余市岳の大パノラマ。今日はどこも皆さん大満足でしょう。
羊蹄をズーム。
無意根ブラザーズをズーム。
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無意根ブラザーズをズーム。
先週のグレートトラバースの方向。
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先週のグレートトラバースの方向。
1275Pや1310はスルーして直接北漁岳を目指します。
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1275Pや1310はスルーして直接北漁岳を目指します。
本峰より10m高い、通称北漁岳(1327p)から。
支笏湖ブルーを取り囲むお馴染みの面々。
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本峰より10m高い、通称北漁岳(1327p)から。
支笏湖ブルーを取り囲むお馴染みの面々。
1275Pと1310。奥に羊蹄山再び。
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1275Pと1310。奥に羊蹄山再び。
やはりここはパタゴニアのようにいつも風が強い。
名残惜しいけど補給を済ませたら帰路につきましょう。
(1240P〜1157P方向)
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やはりここはパタゴニアのようにいつも風が強い。
名残惜しいけど補給を済ませたら帰路につきましょう。
(1240P〜1157P方向)
1157Pから漁岳山塊。やっぱり右の1310存在感あります。
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1157Pから漁岳山塊。やっぱり右の1310存在感あります。

感想

空沼〜漁の主稜線の奥にひっそり佇む三等三角点「北漁」。
通称北漁山と呼ばれ登山対象になっており、私の未踏リストにある1座でした。

夏に長い林道歩きを経て踏まれる記録も拝見しますが、雪が締まる春山シーズンも好期です。漁岳を経るルートが最短ですが、私は金山林道口から1157付近で主稜線を越え、北側からアプローチするマイナーなルートをとりました。

絶好の快晴のなか、厳しいラッセルや危険個所もなく、素晴らしい展望や春の陽気を楽しみながら、新たなピークをゲットすることができました。

また、帰路は通称北漁岳を経由し、もう1つの北漁を踏んでいきました。
先週と同じような山域への入山でしたが、何度来ても飽きない素晴らしいエリアです。

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コメント

良い天気
こんばんは♪
良い天気で好い展望です
こっちも午前中良い天気でしたよ
2020/3/22 18:46
Re: 良い天気
こんばんは。
金は雨、土は強風でしたが、連休最終日は絶好の日になりました。
道東も良かったようですね😣
2020/3/22 19:07
お元気でしたか?
こんにちは、もう数年前のヤマレコ忘年会で一度お会いしましたが、覚えてらっしゃいますか?
いつもマニアックな山行計画、楽しみに拝見しておりました、お元気でしたか?
次回の投稿も楽しみにしています。
2020/3/25 12:21
Re: お元気でしたか?
M6neigeさん
最近はヤマレコはご無沙汰しておりまして、
かえって当方のこと記憶に留めて頂き恐縮です。
何処かの山で再会できたら嬉しいですが、なにせマニアック山行が多いので果たして・・笑
今後ともよろしくお願いします🥺
2020/3/26 8:38
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