【西吉野の桃源郷を巡る】ついでに櫃ヶ岳〜栃ヶ山周回

2020年03月22日(日) [日帰り]

• GPS: 04:37
• 距離: 9.2km
• 登り: 676m
• 下り: 663m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:55
• 休憩: 0:44
• 合計: 4:39

距離 9.2km 登り 676m 下り 677m

9:58 スタート地点
11:18 11:37 櫃ヶ岳
12:21 12:46 栃ヶ山
14:36 ゴール地点

天候

曇り　気温15度〜20度暑かった

アクセス

利用交通機関：

自家用車

丹生川沿いの広い空きスペースに駐車。
周辺道路3月中は工事中で通行止め多数あり、注意必要です。

コース状況／危険箇所等

◾️貝原集落〜櫃ヶ岳
尾根筋を直登する植林の道。深戸神社からは林道が交錯する。使われなくなって久しく枝や倒木多数、並行して通る鹿の獣道の方が歩き易い。
中腹の深戸神社までの松林は、秋は松茸山となり入山禁止となります。
◾️櫃ヶ岳〜栃ヶ山
大部分は林道歩き。櫃ヶ岳山頂からしばらくは尾根筋に踏み跡を辿っています。
◾️栃ヶ山〜黒木集落
大部分は植林地の中の下り。地形図にある中腹の神社マーク厳島神社は、既に遷座されてありません。
◾️黒木集落〜貝原集落
舗装路歩き

写真

3/22 8:46

下市町新住の彌三吉桜、蕾膨らむ

3/22 9:00

下市町栃原の道路を覆う枝垂れ桜は咲き始め

3/22 9:28

西吉野南山集落、サンシュユ、啓翁桜🌸満開

3/22 9:34

光専寺裏からの南山集落、光専寺の枝垂れ桜は蕾膨らむ。

3/22 14:51

西吉野西山集落、咲き乱れ

丹生川沿いの広い駐車スペースに駐車

3/22 10:15

貝原集落　空き家となった福西家の枝垂れ桜、咲き始め。ここは2本の枝垂れ桜が満開になると見事です。

3/22 10:34

倒木の多い左の登山道より、右の鹿が作った獣道の方が歩き易いくらいです。

3/22 10:49

深戸神社周辺の松林は、秋には松茸山となり入山禁止に。

3/22 10:51

深戸神社、もう参拝する人がいない様子。八幡様は遷座されているのかもしれません。

3/22 11:12

櫃ヶ岳山頂に鎮座する八幡神社の一の鳥居

3/22 11:18

雷で焼けた御神木跡から新しい杉株が成長していました。

3/22 11:21

アブラチャンの咲く八幡神社

3/22 11:23

八幡神社の裏手は櫃ヶ岳山頂

3/22 11:27

樹間には弥山〜八経ヶ岳

3/22 11:40

尾根筋の踏み跡を辿れば、稲村ヶ岳(左)、中央に弥山〜八経ヶ岳

3/22 11:51

林道から望む栃ヶ山

3/22 12:04

途中の植林地、樹下は一面アブラチャンが咲く。

3/22 12:21

栃ヶ山山頂に展望なし。

3/22 13:17

厳島神社跡、社殿は解体されてました。

3/22 13:29

里に出て来た。獣避け網を外して通る。

3/22 13:39

黒木集落、主人を失った民家の枝垂れ桜、寂しそう。

3/22 13:48

立派な赤瓦、無住の玉泉寺。

3/22 14:11

桜が満開の里に戻ってきました。

撮影機器：

iPhone 7 Plus Apple

感想

クワッチ

奈良の春の風物詩のひとつ、下市、西吉野の桃源郷巡り、そのついでに櫃ヶ岳〜栃ヶ山を周回してきました。

枝垂れ桜は咲き始め、これから1-2週後が見頃でしょう。サンシュユや啓翁桜は今まさに満開です。

山そのものは植林地帯で魅力に欠けるコースですが、花咲き乱れる麓の山里は今が最も輝く季節。又、櫃ヶ岳は吉野三山の一つ、古くから信仰の対象となっている山です。
集落の高齢化と共に衰退する信仰、その象徴である寂れる神社、山里の抱える光と影を垣間見た１日でした。