仙丈ヶ岳 地蔵尾根からピストン

2020年03月20日(金) ~ 2020年03月22日(日)

• GPS: 51:36
• 距離: 30.3km
• 登り: 2,418m
• 下り: 2,413m

コースタイム

1日目

• 山行: 10:05
• 休憩: 0:00
• 合計: 10:05

距離 12.3km 登り 1,531m 下り 256m

6:52 地蔵尾根駐車場
9:21 地蔵尾根中間水場
16:57 丸山谷ノ頭

2日目

• 山行: 7:58
• 休憩: 0:43
• 合計: 8:41

距離 6.7km 登り 687m 下り 669m

6:59 丸山谷ノ頭
10:38 10:49 地蔵尾根合流
11:04 11:30 仙丈ヶ岳
11:41 11:43 地蔵尾根合流
15:24 15:28 丸山谷ノ頭
15:40 宿泊地

3日目

• 山行: 6:18
• 休憩: 0:07
• 合計: 6:25

距離 11.4km 登り 195m 下り 1,472m

3:53 宿泊地
8:35 8:42 地蔵尾根中間水場
10:17 地蔵尾根駐車場
10:18 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

柏木登山口駐車場利用

コース状況／危険箇所等

道としての危険箇所無し

写真

3/20 6:47

前夜25時くらいに駐車場着。車中泊でしたがそんなに寒くなく。
6時くらいに起床。曇り気味ですが、チラリ青空も見える。7時前に出発です。

3/20 6:52

すぐ分岐がありますが、左です。

3/20 7:18

「孝行猿の遺跡」でハードシェルをウィンドブレーカーにチェンジ。今日はそんなに寒くない。この時マーモットの耳あてを落としたらしいが、その時は全く気づかず。

3/20 7:34

歩きやすいなだらかな道。今日はテン泊装備だから背中は20キロ越え。このくらいの道はとても助かります。

3/20 8:12

少し雪が。

3/20 9:05

林道と登山道が何度も交差します。

3/20 9:37

1,800mを越えた辺りで6本軽アイゼン装着。

3/20 9:37

まだ歩きやすい。

3/20 9:55

悩んだあげく、しばらく林道を行くが、すぐ登山道に戻る。

3/20 10:36

登山道にはクドいくらいのリボン。さんくす。

3/20 10:42

しばらくトラバース気味に道が続き、ちっとも高度が上がらない。

3/20 10:43

こいつって生きてるんだよね。

3/20 11:02

登山道のトレースが無くなり、歩きにくいので、平行している林道にチェンジ。

3/20 12:45

やっとこさ松峯小屋通過。（と言っても道から100mなので、小屋は見てない）

3/20 13:56

雪がどんどん深くなって歩きにくい。

3/20 14:48

けっこうな斜度をひたすら登り続ける。

3/20 15:01

トレースについて行ったら、どうも地蔵岳に登っている模様。ナビだとここはトラバースできるはずなのに…やっちまったぜ。
この後、GPSに従い道に復帰しました。

3/20 15:32

今日はずっと気温は-10℃くらい。でも風がないから、寒さは感じず。

3/20 15:53

やっとこさ、開けた尾根筋に出る。今日初めての広い青空。うれしー。

3/20 15:55

雲をかぶってますが、塩見岳だ！

3/20 15:55

何気ない小枝が綺麗。
この後も急登が続き、軽アイゼンでは大変で、12本アイゼンにチェンジ。もっと早く変えれば良かった。

3/20 16:54

2,400m付近。よし、ここにテントを張りましょう。

3/20 18:44

夜は野菜炒めを作るも、焼肉のタレを入れたり、生卵を入れたりしたせいで残念な味に。とても後悔です。その後、雪を溶かして水を作ったりで、結構忙しかった。寝たのは21時過ぎ。

3/21 6:41

おはようございます。5時過ぎに起きて、肉じゃが温めて食べたり、お茶飲んだり。さあ、余分な荷物はデポして仙丈ヶ岳に向かいましょう。

3/21 6:55

いきなりGPSからルートを外れてると警告を受ける。どうやら本当は、尾根を登らず、北側を巻くコースらしい。昨日と同じミス。

3/21 7:05

はい。正規ルートに戻りました。

3/21 7:23

遂に仙丈ヶ岳を捉えた！

3/21 7:41

相変わらずの直登が続くぜ。

3/21 9:08

森林限界突破！

3/21 9:08

おー。中央アルプス。
ここでストックをしまい、ピッケル、ヘルメット装備です。

3/21 9:35

この稜線に挑みます。

3/21 10:02

風が断然強くなってきた。

3/21 10:04

先に行くセンパイが2名いるので、コースがとてもよくわかり安心。

3/21 10:04

山頂はあの岩場の向こう。

3/21 10:22

左下にお一人歩いているの見えます？

3/21 10:22

左にはドドーンと甲斐駒。

3/21 10:26

まだまだあるぜ。

3/21 10:26

ワンミスでアウトです。

3/21 10:55

風が20以上ある。

3/21 11:09

先週踏破した乗鞍岳がよく見える。

3/21 11:09

晴れて良かった。

3/21 11:18

遂に登頂。ありがとうございます。

3/21 11:18

北岳こんにちは。よく目をこらすと左手に富士山がいる。

3/21 11:19

鳳凰山こんにちは。オベリクはわかりやすい。

3/21 11:19

男前の甲斐駒。

3/21 11:19

八ヶ岳。

3/21 11:19

カールの下には秋に泊まった仙丈小屋。

3/21 11:20

塩見岳。奥は荒川岳。

3/21 11:20

更に赤石岳、聖岳。

3/21 11:20

多分赤石岳。

3/21 11:20

大沢岳、兎岳、聖岳。

3/21 11:20

笊ヶ岳。

3/21 11:20

木曽駒ヶ岳、宝剣岳

3/21 11:21

空木岳

3/21 11:22

ワシと甲斐駒。

3/21 11:23

歩いて来た尾根。

3/21 11:23

オベリスクをアップで。

3/21 11:25

北岳、間ノ岳。曇って来ちゃった。

3/21 11:27

さて、風も強いし帰りましょう。

3/21 11:27

じゃあな甲斐駒。

3/21 11:36

シュカブラ。

3/21 11:37

スゴイ風が吹いていて、しばらく動けない。

3/21 11:37

八ヶ岳と甲斐駒。

3/21 11:41

雪庇の方に行かないように。ってか、風強すぎで恐怖。

3/21 11:52

風はこの谷から吹き上がってきている。

3/21 11:52

一気に下りてきた。

3/21 12:02

中央アルプス、御嶽山、乗鞍岳、ほぼ見えないけど北アルプス。
下には伊那の町。

3/21 12:02

風が弱まってきた。

3/21 12:29

何度も振り向く。

3/21 12:29

目に焼き付けたい。

3/21 12:36

薄いけど北アルプス、奥穂高周辺。

3/21 12:56

ピッケルとヘルメットをしまいます。

3/21 13:12

跳ねるように下ります。

3/21 14:39

12本アイゼン絶好調。

3/21 15:39

ただいまマイホーム。ヘトヘトなのでもう一泊します。

3/21 16:56

テントから見た風景。

3/21 21:35

夜中、テン場から見上げた星空。
実はこの前に、雪を溶かしてつくった水を、テント内に盛大にこぼして大騒ぎでした。

3/22 3:56

2時に起きて、支度。4時出発になりました。

3/22 5:06

夜道大好き。

3/22 6:50

明るくなりました。

3/22 7:39

二泊したから元気です。

3/22 8:29

もうすぐ。

3/22 9:50

のんびり下山。

3/22 9:53

孝行猿まで来ました。耳あてを探したがない！

3/22 9:55

と思ったら、風で飛ばされ10m位離れた所にあるのを発見！よかたー。

3/22 10:15

ただいま。三日間お疲れ様でした。

撮影機器：

NIKON D500 NIKON CORPORATION

FDR-X3000 SONY

X100F FUJIFILM

iPhone XS Apple

感想

NOBU

2泊で雪の仙丈ヶ岳を地蔵尾根から攻めました。とにかく長い。まだまだ雪も深い。更に慈悲のない急登。テントを背負っての登りはとにかく大変でした。喘息の発作が出ないようにセーブしながらの登山なので時間がかかる。夕刻から雪を整地して、テントを張って、夕食食べて、雪を溶かし水を作ってたら、もう21時になっちゃって、急いで寝ました。2日目は、身を軽くして仙丈ヶ岳に。森林限界を出てからは風が強く、引き返していく人もいましたが、ゆっくり足場を確認しながら一歩一歩稜線を登りました。山頂に着いたのはお昼前。素晴らしい景色を見回し、足早に下山。猛烈な風が吹き荒れ、しばらく耐風姿勢で待機、隙を見てとっとと下りてきました。テントにもう一泊したことで、3日目も疲れを露呈せず安全に下山できました。みなさんは2日で下りてて尊敬です。