雨の金剛山で歴史探訪
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- GPS
- 09:33
- 距離
- 19.7km
- 登り
- 1,842m
- 下り
- 1,841m
コースタイム
天候 | 雨のち曇 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
マイナールートは全体的に気をつけて下さい |
写真
感想
雨の金剛山へ行ってみました。といっても、人の多い処へ行くなと釘を刺されたので
山頂へは行かない方向でルートを決めました。
そして折角なので歴史探訪っぽい感じにしました。
草谷寺から龍伝説の塚を巡り、旧草谷寺跡や高天岸野神社も見つつ、
中葛城山の三角点を通って、妙見塞跡と赤滝塞跡を巡り、天誅組が駆けた道を
通って下山です。マイナールート中は誰一人会いませんでした。
雨なのに、マイナールート三昧なハードなルートを選択しちゃった(^^;
特に「赤滝谷東尾根」はヤマレコでは誰も使った事が無いっぽいです。
赤滝塞跡へ行くために選んだんですが、利用者いないとは思わなかった。
(Googleで検索したらヤマップで1人だけ引っかかっただけでした)
6時半前に到着。車の中で朝御飯を食べつつ、雨が弱まらないかなぁと眺める。
食べ終わったので雨の中を出発。草谷寺へ向かいました。
多少濡れますが雨の雰囲気の中を歩くのも気持ち良かったです。
草谷寺を一周まわってみたけど、経文塚はあるけど龍尾塚がわからなかった。
昼には雨が止む予報だったので、帰りに探す事にして出発した。
山道に入ったら木々が少しだけ雨除けになってくれた。
旧草谷寺跡に到着し、少し進むと龍頭塚がありました。
複数のテープに道順が書かれていて親切というか、無かったら辿り着けない場所に
ありました。そのまま進んで行くと高天岸野神社への分岐があったので、ちょっと
寄ってみました。屋根のある休憩所があったので、そこで少し休憩。
出発すると雨が止んでるっぽい(木々の溜まり水は落ちてくるけど…)。
一旦分岐に戻って進むと、神社のすぐ上らへんの道が崩落してて危険でした。
色んなものに掴まりながら通り抜けました。
しばらく進むと5辻ほどある場所に到着。真っすぐ少し進むと龍胴塚でした。
5辻ほどの場所に戻って、中葛城山へ向かいます。
分岐ごとに標識があるので迷うような処も無く、中葛城山の三角点に到着。
(先月のダイトレ赤線繋ぎで、時間的に来れなかったので達成感あります)
ダイトレへ向かいますが、笹薮の薮漕ぎが大変でした。
ダイトレで地蔵尾根へ向かいます。ここで初3名とすれ違いました。
地蔵尾根を下りましたが、道にはなってますが藪の量はこっちが上です。
雨で濡れてて靴の中まで濡れました。下山時には乾いてましたけどw
念仏坂に降り立ち、道路を下って鱒釣り尾根へ…
(念仏坂から道路は10人程だけ見かけたかな?)
鱒釣り尾根は急坂でした。GoogleMapに妙見城跡と書いている場所はかなり狭くて
城は無理そうに思いました。妙見尾根まで急坂を登り、ババ谷との合流ポイントまで
繋がりを確認して妙見尾根を下りました。
途中の妙見塞跡と思われる場所で少し休憩しました。広さ的にも此処が妙見塞跡では
無いかと思いました。妙見尾根を下り、赤滝へ向かいました。
ウッディハートの駐車場から下の駐車場に下れる階段を使わせて貰い、赤滝へ。
以前より水量多いと思いました。すごい豪快でした。
赤滝を堪能したら、今回は赤滝谷東尾根へ行ってみる事に…
ログあっても危険な崖を登る場所まではわからないので、手入力なログ持参ですw
木々の根や幹が豊富なので、腐ってないかだけ調べて登りまくりました。
下りでも時間かければ行けるかもしれませんが、危険なのでお勧め出来ません。
水平距離で70m程も頑張れば安全地帯です。
道なんて無いので木々が邪魔しまくりな急坂な尾根を登っていくだけです。
ソコソコ登ったら赤い杭がチラホラ。他のルートと合流したっぽい?
そのまま尾根を進んでいくと、赤滝塞跡と思われる場所に到着。
その後も急坂を登っていくと東條山です。赤滝から1時間10分程。
赤滝谷の時とほぼ同じだった筈。
東條山の山頂に何故か木の杖が何本か置いてあった。大休憩しました。
千早峠に向かって下山していきます。五條林道に来たら、草木が刈られてて
全体が良くみえました。以前は藪で道の繋がりは見えなかった。
適当に進みすぎて変な処に出てしまった。林道に出て花尾山へ行ってみる。
道は無いけど、踏み跡を辿っていくと山頂でした。そのまま歩いて反対側から
林道に戻り、千早峠へ…五條林道も今回は誰とも会いませんでした。
千早峠から天誅組が駆けた道で下山します。結構滑りやすい道でした。
下山したら少し310号道路を歩き、脇道から草谷寺へ…
草谷寺で朝の岩の裏を見たら龍尾塚でした。「頭」「胴」「尾」の3塚を
見つける事が出来ました。
5万人の森公園に戻って車で真っすぐ帰宅しました。
(温泉も寄ったらダメと釘を刺された…)
龍伝説・塞跡・天誅組といった歴史探訪、面白かったです。
ちなみに千早城には他に「太尾塞」「北山塞」の4つの出城が
あったらしい。北山塞だけ千早城の南という情報だけのようです。
(なので今回の北山の中葛城山は関係ないですね。村界尾根上かな?)
眺望はほとんどありませんので、雨と曇の天気の日で良かったです。
ただ気温が低めでしたので、濡れると寒いので、今日は上着を脱げなかった。
後、雨の泥濘で滑りやすいのもあったけど、そして木々を掴んだりもあったけど、
寒かったので手袋が必須でした。
マイナールートが多いので、行かれる方は気を付けて行って下さい。
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