金剛山系低山4座（久留野林道〜ブンダ谷 4座4峠歩きのつもりが…） ��24036

2024年11月13日(水) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 12.4km
• 登り: 550m
• 下り: 957m

コースタイム

10:37 金剛山ロープウェイ前バス停出発 ー(33分)ー 11:16 久留野峠 11:19 ー(10分)ー 11:31 中葛城山(三等三角点) 11:34 ー(24分)ー 12:02 高谷山 12:03 ー(29分)ー 12:33 千早峠 12:36 ー(15分)ー 12:52 神福山 12:58 ー(27分)ー 13:28 行者杉峠 13:31 ー(21分)ー 13:53 杉尾峠 13:56 ー(17分)ー 14:16 タンボ山(二等三角点) 14:19 ー(14分)ー 14:34 西ノ行者分岐 14:36 ー(7分)ー 14:45 ブンダ谷分岐 14:47 ー(41分)ー 15:36 島ノ谷林道出合 15:39 ー(26分)ー 南海電鉄天見駅帰着 16:07

歩行時間：4時間24分（10:37〜16:07）
歩行距離：12．8km
登高速度：＋298m/h　ー345m/h
累積標高：＋606m　　 ー996m
消費エネルギー：1487kcal

天候

晴
風：1〜3m/s、時々4〜5m/s
気温：出発時・13℃、山頂・15℃前後(12時頃、体感)

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

往路：平井 9:03 発（南海バス＠540円）河内長野駅前 9:39 着
　　　河内長野駅前 9:55 発（南海バス＠550円）
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　金剛山ロープウェイ前 10:33 着
復路：天見駅 16:19 発（南海電鉄＠240円）河内長野駅 16:29 着
　　　河内長野駅前 16:36 発（南海バス＠650円）光明池駅前 17:36 着

コース状況／危険箇所等

道の状況：
　危険個所はありませんが、丸太階段・ガレ・ザレ・岩稜などの急登・急坂は各所にあります。躓きやスリップには注意が必要です。
　金剛山ロープウェイ前バス停から久留野峠までの久留野林道は大半がコンクリート舗装の急登です。表面にガレ・ザレが堆積したところが多いのでスリップに要注意です。
　ダイトレと三等三角点がある中葛城山(別称・北山)の間は胸高さの笹薮漕ぎが連続するうえ各所に倒木が潜んでいます。躓きに要注意です。
　ブンダ谷はブッシュ・九十九折れのガレた急坂・倒木個所多数などの悪路になっています。躓き・スリップ・転倒に注意が必要です。
　島ノ谷林道出合(天見道分岐)から南海電鉄天見駅までは約2.5kmほどの平坦な舗装路歩きです。蟹井八幡神社を過ぎると旧軌道跡の桜並木遊歩道歩きとなり、通行車両がないので脇見しても問題ありません。

登山ポスト：なし

その他周辺情報

温泉・飲食店・宿泊施設等：
　天見駅近くに天見温泉南天苑があります。

写真

年に数回は出遭う毒蛇2種ですが、右のような模様のヤマカガシは見たことがありません。

写真右奥の堰堤工事が完工したようで、敷き詰められていた鉄板がすべて撤去されていました。路面に鉄板跡が残っています。

久留野林道では延々とコンクリート舗装路の急登が続きます。

コンクリート舗装路から丸太階段に取付くと・・・、

3分ほどで本日最初の峠・久留野峠に到着しました。左は伏見峠方面で右の急登丸太階段を登り詰めると・・・、

三等三角点がある中葛城山(別名・北山)の取付に出合います。

上の写真の黒丸印はこのように表示されています。

本日の1座目は相方が初登頂の中葛城山です。

中葛城山(別名・北山)には三等三角点がありますが、展望はありません。

三等三角点がある中葛城山の往復は藪漕ぎの連続と倒木の多さで相方を驚かせてしまいました。

ダイトレ出合を左折し・・・、

何回となく歩いたことがあるダイトレ上の中葛城山看板前で一服しました。

大峰山系を遠望できますが少し霞んでいます。

本日の2座目・高谷山です。北側の樹間にPLの塔方面を遠望できます。

久留野峠の次の2番目の峠・千早峠に到着しました。

看板手前でダイトレを離れて左へ取付くと・・・、

2分ほどで本日の3座目・神福山山頂です。

上の写真奥の白丸印は葛城第19経塚の標柱で初めて目にしました。QRコードがついており、日本遺産に認定された葛城修験の人気の高さを物語っているようです。

葛城第19経塚の木柱は何度も目にしたことがありますが・・・。

神福山の道標まで下ってダイトレと再合流します。

石柱・木柱のダイトレ道標は以前からありましたが、右は初見の道標です。この付近が谷尻峠であることを初めて知りました。本日の3峠目になりました。

本日の4峠目・行者杉峠です。大阪府・奈良県・和歌山県の3府県境になっています。進路は正面の矢印方向ですが、矢印足元右にも分岐があるので要注意です。

ここはダイトレ・トレラン登山大会の中継ポイントです。背後には奈良県・和歌山県側の大展望が広がっています。

本日最後の峠(第5番目になりました…)杉尾峠です。すぐ先二股を右の矢印方向に進むのがダイトレです。

上の写真の黒丸印にはダイトレの石盤が埋もれていました。

杉尾峠を過ぎたところのショウジョウバカマ群生地ではすでに花芽を付け始めていました。

ダイトレ上のタンボ山ですが、筆者は偽タンボ山と命名しています。

筆者命名の本タンボ山はダイトレを離れてベンチの間から右へ向かいます。

本日の4座目・本タンボ山です。展望はありませんが・・・、

二等三角点(上の写真の白丸印)があります。本タンボ山山頂から数分下ってダイトレと再合流し・・・、

電発鉄塔付近の滑り易い路面に注意しながらダイトレを西へ向かうと・・・、

3分ほどでブンダ谷・天見駅方面への分岐に出合います。ダイトレと別れて右の天見駅方面へ下ります。

かつてはダイトレ・トレラン登山大会のコースの一部になっていたはずですが、ブッシュや倒木の悪路に変貌していました。

比較的平坦で歩き易いところもありますが・・・、

ガレた九十九折れの急坂が連続し・・・、

いたるところで倒木・・・、

また倒木ではトレラン登山大会のルート変更も止む無しですね。

この倒木個所は以前からあったように記憶していますが・・・、

潜り抜けた先が切れていると少し腰が引けます。

やっと悪路から解放され・・・、

比較的平坦な舗装路歩きを続け蟹井八幡神社過ぎを右折して・・・、

旧軌道跡の桜並木遊歩道を出るとゴールの南海電鉄天見駅が見えてきました。

感想

fukuchi36

　時季外れの暖かさが続き青空が広がる本日(11/13)は金剛山系の低山4座(中葛城山・高谷山・神福山・タンボ山)と4峠(久留野峠・千早峠・行者杉峠・杉尾峠)を独り歩きする予定であったが、前日山友の800回登頂祝いに参加して金剛山へ登っていた相方が同行することになったので予定下山時間が遅くなること覚悟で二人歩きした。相方が初登頂になる中葛城山(三等三角点)へ案内し、他はすべて相方の既知ルートだったので彼女が苦手な下りでは少し時間を掛けながら歩を進めた。かつてダイトレ・トレラン登山大会の一部ルートであったはずの天見道・ブンダ谷が悪路に変貌していたのには驚かされた。急坂が苦手な相方は少し遅れ気味ではあったが、悪路を無事下り終え予定時間にゴールインできたので大満足の山行になったようである。4座・4峠歩きのつもりであったが道中に谷尻峠があることを知り、4座・5峠歩きになったことで何か得をした気分になった。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　fukuchi36