檜洞丸へ行ってみよう。
- GPS
- --:--
- 距離
- 12.3km
- 登り
- 1,275m
- 下り
- 1,263m
コースタイム
09:00 ゴーラ沢出合
10:00 展望台
11:22 石棚山稜分岐
11:40 檜洞丸山頂(ランチ&青ヶ岳山荘見学)
12:53 下山開始
15:16 犬越路
16:22 用木沢出合
17:00 西丹沢自然教室
天候 | くもり時々はれ。 山頂気温20℃ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
駐車スペースは30台くらい? |
コース状況/ 危険箇所等 |
・登山計画書は西丹沢自然教室へ提出。 ・ドリンク自販機は西丹沢自然教室周辺にあり。 〜道の状況〜 【つつじ新道入口〜ゴーラ沢出合】 ・最初は細い山道。丸太橋が数箇所設置されています。 ・その後は広い平坦な道へ。傾斜は緩やか。 【ゴーラ沢出合】 ・増水時は渡渉に苦労するようです。今回は水量は少なく問題なし。 【ゴーラ沢出合〜石棚山稜分岐】 ・鎖場・梯子が数箇所ありますが、危険度は低いです。 ・露岩が多く、歩きにくい。 ・急坂が続くこの区間が登りの踏ん張りどころです。 【石棚山稜分岐〜山頂】 ・ほとんどが木道です。 ・展望が開けて気持ちがいい道に。 【山頂〜犬越路】 ・山頂直下はいきなり木段崩壊中。足元注意。 ・熊笹ノ峰・大笄・小笄と小ピークが連続します。アップダウン多し。 ・ピークの昇降に数箇所鎖場ありますが、足場があるので危険度低。 ・岩稜・ヤセ尾根・笹のヤブ漕ぎ。 ・一般ルートとしてはかなり体力的にタフなルートです。 【犬越路〜用木沢出合】 ・沢沿いのガレ場を下ります。 ・浮石多し。 ・緑色の鉄橋が見えてきたら用木沢出合近し。 |
写真
感想
檜洞丸といえばシロヤシオ。
私たちの間では、檜洞丸へ行くのはシロヤシオ(6月ころ)の時期にしようという
ことでずっと封印されていたわけですが、休日山行にて、人混みを苦手とする私たち
がシロヤシオの満開の時期に行けるはずもなく…
先週は慣れぬ高度による体調不良?と天候不良により久しぶりに山のない休日。
「今週はガッツリ登りた〜い」
と思っているmasataroを気遣ってくれたclioneさんが、自家用車の足が確保できた
こともあって檜洞丸を提案してくれたのです。
感謝、感謝です♪
初めての檜洞丸。
よく「手ごわい」と言われる檜洞丸ですが、果たして…
【準備】
特別なことはしていませんが、体力的なことを考えて重量物(おもにコンロとランチ)
はmasataroが担ぐことに。
clioneさんにはなるべく身軽な状態で臨んでもらいました。
コースは悩んだ挙句、つつじ新道→檜洞丸→犬越路の一般ルートを選択。
行く前はそんなだと思っていなかった犬越路経由のルート、私たちはけっこう苦戦しました。
調査不足ですね。
【つつじ新道〜山頂】
では檜洞丸へ!
出発時に快晴だった空は西へ向かうほどにくもりへ。
雨は降りそうにないのですが、ちょっと残念。
西丹沢自然教室へ着くころには薄暗い空模様&涼しい感じの空気でした。
しばらく車道を歩いて北へ向かうと地味につつじ新道入り口の道標があります。
いつも見る登山口と違って、なにやら怪しげな登山口。
人も皆無だし、道というよりはただの涸れた沢。
「いきなりこんなかね?」
顔を見合わせた私たちでしたが、意を決して出発です。
涸沢を何となく歩いて行くと左手に上へと通じる木段があり、一安心。
細い山道と丸太橋が続いており、道に迷う心配ありません。
その先には平坦な道が現れ、沢の流れる音を聞きながら気持ちよく歩けます。
そしてしばらくするとゴーラ沢出合に到着です。
よく、増水時の渡渉に苦労すると言われるゴーラ沢。
「服を脱いで頭に担いで渡るんだよ(笑)」
と某マンガを思い描いて冗談を言い合っていましたが、いざ見た沢の水量は幅3メートルほど。
あっさりと渡渉は完了してしまいました。
よかったよかった♪
さて、本格的な登りはここから。
鎖場・梯子は大したことないのですが、この日の気温&無風状態で二人とも異様な
ほどの発汗に悩まされました。
そんな中、どうやらmasataroの調子がイマイチ。
ザックは重く感じるし(←実際重い)、脚も重く感じる。
気持ちもうまく前に進みません。
暑さが原因なのか、日常の疲労が原因なのか…
スタートから3時間。まだ山頂は見えません。
現れた休憩ベンチで二人ともかなりグッタリ状態。
clioneさんはいつも通り?かも知れませんが、masataroはかなりの不調。
最後の望みを託して某アミノ酸含有食品を飲むことにしました。
すると…
これが功を奏したのか、脚の体調がかなり回復↑
「こんなに即効性あるものだっけ?」
精神的なものなのか、本当に効果があったのかは不明ですが、何とか山頂に行く
元気が出てきました(^^♪
clioneさんを励まして山頂へ行動再開です〜
幸いにして、その地点から20分程度で視界が開け、石棚山稜分岐を通過。
もう山頂は見えたも同然です。
しかも、樹林を抜けた尾根道は見事な青空!
丹沢の木道が「歩きにくい〜」と顔をしかめるclioneさんでしたが、頭上に広がる
青空を見ればそんなこと小さいことかと。
写真を撮りながらタラタラ歩いてついに檜洞丸山頂に到着となりました。
山頂はけっこう広く、10人近くの方が思い思いに休憩をされていました。
【犬越路へ】
ランチ休憩で体力回復、犬越路方面へ下山を開始します。
犬越路方面のルートには木製の看板が。
「急斜面・崩壊地・岩場・・・」
何やら、先行きの困難が予測できるかのような文字が並んでいます。
一瞬ためらう私たちでしたが、数人の方がすでにこのルートを進んで行ったことから、
慎重に犬越路に向かうことにします。
犬越路までの道は想像以上にキツイものでした。
大きなピークは3つほどあり、そのたびにアップ・ダウンの繰り返し。
鎖場の難易度は大したことないものの、これまでの疲労が堪えます。
そしてヤセ尾根・岩場の連続。
masataro、精神的にしびれっぱなしです(^^;
同じようなペースで男性の二人組が先行していたので初めてでもそれほど不安なく
歩けましたが、初めてで一人きりだとかなり不安に襲われるルートなのではないでしょうか。
ちなみにこのルート、道は明瞭ですが途中での道標がありません。
道が合っているのか、犬越路まであとどのくらいなのかが全く分からない。
これも不安になる理由です。
「まだかね〜」
「そろそろじゃないかね〜」
早く犬越路に着いて安心したい。
二人とも同じことを考えていました。
なぜか?
実は、飲料水が底を尽きつつあったのです。
まさかの大量発汗、担ぐ水の量が足らなかったみたいで…
笹薮をかき分け、犬越路隧道への分岐についたとき、山頂から2時間が経過していました。
やっと出てきた「犬越路まであと0.5km」の道標に安堵とともに元気がでてきました!
ペースアップでようやく犬越路へ到着。
「タフなルートだったね」
「大変だったね」
安堵と共に、ようやく二人とも険しい表情から解放されたのでした♪
プラティパスの水は見事に枯渇です(^^;
【下山】
あとはまっしぐらに用木沢出合に突き進みます。
歩いにくいガレ場をグングン下っていくと用木沢へ出ます。
この沢の水が救いでした。
顔を洗ったり腕を冷やしたりしてちょっとだけ元気回復。
そして16時22分、ようやく用木沢出合にたどり着いたのでした。
西丹沢自然教室に向かう途中にはキャンプ場が大賑わい。
食料に満たされた人たちを見ながら、水分に飢えてヘロヘロな私たち。
でもこういう体験をしているから水の大切さが分かるんだ!
と勝手に強がるmasataroでした(笑)
ちなみに西丹沢自然教室に戻る途中でドリンク自販機を見つけ、休憩がてら
ジュースで乾杯、一気飲みしたのは言うまでもありません。
いや〜うまかった♪
【振り返って】
・檜洞丸〜犬越路ルートの調査不足。行ってみないと分からない面もありますが想像以上に厳しかった。
・携行した水が不足した。下山ルートがタフだったのに加え、気候も暖かかった。
・それでも無理をせず焦らずに、行程をこなせたのは良かったと思う。
以上
masataroさん、clione師匠こんにちは。
師匠、見事なふくらはぎですね。
私ももっと鍛えなければ。
昨日は の中腹に居たのですが、丹沢方面
結構雲が低いなと思ってみてました。でも、いくつか
山頂は出ていたので檜洞丸も雲の上だったんですかね。
檜洞の所にある看板、記憶がよみがえりました。
下見で通った時、あの看板をみて「かなり疲れて
居るんだけど・・・」と一人ぶつぶつ言ってました。
あの下りは怖いですよね。
なめこ汁付きランチ超美味しそう。
今回は私もソフトクリーム食べましたよ。
millionプロはやっぱり富士山でしたか
檜洞丸頂から笠のかぶった富士山が見えたり隠れたりしてました。
おかげさまでふくらはぎは立派になってきましたが、
masataroさん曰く「まだまだだな 」と言われます。
これ以上立派になったら…
ミニスカートはけないじゃ〜ん ウソです
間もなくまたあのボラ丸看板を見るのですよね
がんばってください
millionさん、こんばんは
外は台風です。
西丹沢にはソフトクリームが見当たりません
というわけで、帰りの海老名SAにてお疲れソフトとなりました。
IDEBOKUのジャージーソフトはとても美味しいので機会があればお試しください
millionさんはやはり富士山でしたか。
見てのとおり、丹沢からは辛うじての富士山でした
犬越路へのルートは険しいですね
山頂直下の崩壊具合を見るといずれ通行不可能になるのではと心配になってしまいます。
ちなみに自家用車 では 飲めません。
millionさんがうらやましく思いました
masataroさん、clioneさん、こんばんわ。
昨日は私たちも西丹沢の不老山から明神峠の尾根を歩く予定でした。。
しかし寝坊して北高尾山稜一部と景信のルートとなりました。
今年畦ヶ丸に登ってから西丹沢の魅力にとりつかれてしまったのですが、畦以降、西丹沢に行けていません。。
お二人が羨ましい
というのは冗談で、私らも今度こそ西丹沢の山にまた上りたいと思います〜
kumiyanさん、こんばんは
畦ヶ丸も静かないい山ですよね。
ちょっと遠いのが難点ですが、檜洞丸を経験して西丹沢の魅力を再認識しました
以前に大室山と加入道山へも計画されてましたよね?
おそらくあちらも要体力のルートですので、飲料水を
多目に持って行ったほうがいいですよ
masataroさん、clioneさん、こんにちは!
ここ結構キツイですよね〜
私もレコにはありませんが1度登りました。
雨が降りそうな天気の中キツイ急登だった、そして
ゴールが遠かった、そんな記憶がmasataroさん達の
レコでよみがえりました
相変わらず豪華なランチですね〜
山で調理! 素晴らしい!
飲料はうちも切らしそうなことがあり、それ以来
怖くて過剰気味に持ち歩いていますが重量がね〜
何はともあれ無事のご帰還。
お疲れさまでした
fall
表丹沢に行かず、西丹沢へ
こちらにはヒルがいないという大きな利点があります
それに「西丹沢自然教室」という拠点があります。
安心の山域ですよね
晴れた日にぜひ行ってくださいませ〜
もうそろそろ明神峠から鉄砲木ノ頭のススキもキレイでしょうね
そちらもぜひ行ってくださいね
いや〜キツかったです。。。
といいながらも何気いつもCTどおりで着くんですよ
みなさんが早いんです
やっと温かい汁物が美味しい季節になってきました
それにはやっぱり水が必要です。
今回は懲りました
来週、masataroさん平日休みがあるんですよ…
ガッツリひとり山行の山を思案中
どこにしようかなぁ〜
神奈川県民のfallさん、こんばんは
檜洞丸も登頂済みでしたか
なかなか骨のある山ですよね〜
もう一回行くと、きっと楽しく登れると思います
今回はclioneさんを褒めてあげてください。
犬越路への道を安易に考えすぎていたので、ルート選択を失敗したかと思いましたが、
弱音を吐くことなく歩き切りました。
大したもんです
つくづく水は大切ですね
実は以前にも水が尽きそうになる事態がありまして…
今後は私が多めに担ぐようにしようかと。
なにやら近いうちにリーダー↑から指令がくるかもしれません
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