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Yamareco

記録ID: 2288864
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
伊豆・愛鷹

天城 矢筈山・孔ノ山(鹿路庭峠駐車スペースから往復)

2020年04月05日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
03:33
距離
5.1km
登り
462m
下り
458m
歩くペース
ゆっくり
1.41.5
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
3:00
休憩
0:33
合計
3:33
9:47
57
鹿路庭峠駐車スペース
10:44
0:00
4
第1峰分岐
10:48
10:50
5
第1峰
10:55
10:58
1
矢筈山展望台
10:59
11:05
15
矢筈山(第2峰)
11:20
11:22
23
第3峰
11:45
12:05
16
(昼食 休憩)
12:21
0:00
24
孔の山分岐
12:45
0:00
21
孔の山折り返し点
13:06
0:00
14
孔の山分岐
13:20
鹿路庭峠駐車スペース
天候 晴れ後曇り
過去天気図(気象庁) 2020年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
鹿路庭峠駐車スペース
鹿路庭峠へ行く途中の道から矢筈山(通称げんこつ山)を望む。ここから見える矢筈山は第1峰。グーをした手の人差し指が第1峰、中指が第2峰(矢筈山)、薬指が第3峰となる。
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鹿路庭峠へ行く途中の道から矢筈山(通称げんこつ山)を望む。ここから見える矢筈山は第1峰。グーをした手の人差し指が第1峰、中指が第2峰(矢筈山)、薬指が第3峰となる。
鹿路庭峠の駐車スペース。準備してすぐに出発。
鹿路庭峠の駐車スペース。準備してすぐに出発。
駐車スペース前のこの看板の前から登山路が始まる。
駐車スペース前のこの看板の前から登山路が始まる。
檜林を抜けて行く。道標は殆ど無いが、以前は途切れ途切れだった赤テープ類が、連続して設けられていた。
檜林を抜けて行く。道標は殆ど無いが、以前は途切れ途切れだった赤テープ類が、連続して設けられていた。
檜林を抜けると間もなく沢が現れる。石伝いに渡渉する。
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檜林を抜けると間もなく沢が現れる。石伝いに渡渉する。
この沢の先には池(水溜まり)がある。この辺りはマールと呼ばれる火山の水蒸気爆発で出来た窪地だそうだ。暫く火口の中を歩く事になる。
この沢の先には池(水溜まり)がある。この辺りはマールと呼ばれる火山の水蒸気爆発で出来た窪地だそうだ。暫く火口の中を歩く事になる。
溶岩ドームの火山である孔ノ山に沿って進む。岩には苔が密生している。
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溶岩ドームの火山である孔ノ山に沿って進む。岩には苔が密生している。
檜林の中は、少し泥濘んでいる。
檜林の中は、少し泥濘んでいる。
檜林が途切れた場所から登りが始まる。
檜林が途切れた場所から登りが始まる。
溶岩には亀裂が入っている。
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溶岩には亀裂が入っている。
矢筈山と孔ノ山の鞍部を進む。
矢筈山と孔ノ山の鞍部を進む。
頂上への標識。この標識は矢筈山(第2峰)の頂上まで数か所あり。
頂上への標識。この標識は矢筈山(第2峰)の頂上まで数か所あり。
アブラチャンの木。
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アブラチャンの木。
アブラチャンの木を過ぎると矢筈山への急な登りとなる。
アブラチャンの木を過ぎると矢筈山への急な登りとなる。
急坂から振り返ると富士山!
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急坂から振り返ると富士山!
手前の平らな山が孔ノ山。
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手前の平らな山が孔ノ山。
苔むした岩が広がる。一面緑の世界になる。
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苔むした岩が広がる。一面緑の世界になる。
頂上まではあと少しかな。
頂上まではあと少しかな。
岩の間からは温かい空気が流れてくる。寒い時なら温かさを感じる事ができる。こういう穴が多くある。
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岩の間からは温かい空気が流れてくる。寒い時なら温かさを感じる事ができる。こういう穴が多くある。
赤テープ頼りで進む。踏み跡は無いので、次の赤テープを目標に歩くといい。
赤テープ頼りで進む。踏み跡は無いので、次の赤テープを目標に歩くといい。
第1峰と第2峰との鞍部に頂上への標識。ここから第1峰は矢印とは反対方向に進む。
第1峰と第2峰との鞍部に頂上への標識。ここから第1峰は矢印とは反対方向に進む。
少し登って行くとピークらしき岩場があるが、更にこの先に、
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少し登って行くとピークらしき岩場があるが、更にこの先に、
一番高そうな岩場がある。これが第1峰のピーク。
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一番高そうな岩場がある。これが第1峰のピーク。
岩を攀じ登り頂上へ。
岩を攀じ登り頂上へ。
標識類は何も無いので、頂上に咲く馬酔木の花をパチリ。
標識類は何も無いので、頂上に咲く馬酔木の花をパチリ。
分岐点に戻り、振り返って第1峰。
分岐点に戻り、振り返って第1峰。
分岐点から矢筈山の展望台へ。
分岐点から矢筈山の展望台へ。
少し登って展望台。大室山と手前に池地区。大室山の右側が伊豆高原(八幡野地区)奥には我が家のある富戸地区。
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少し登って展望台。大室山と手前に池地区。大室山の右側が伊豆高原(八幡野地区)奥には我が家のある富戸地区。
展望台からすぐに矢筈山(第2峰)山頂。
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展望台からすぐに矢筈山(第2峰)山頂。
矢筈山(第2峰)から第3峰に向かう。ここからは赤テープ類は無し。以前は第3峰の左側から巻いて登ったが、今回は直登ルートをとる。
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矢筈山(第2峰)から第3峰に向かう。ここからは赤テープ類は無し。以前は第3峰の左側から巻いて登ったが、今回は直登ルートをとる。
正面の第3峰目指して急斜面を下る。大きな岩が無いので何とか歩ける。
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正面の第3峰目指して急斜面を下る。大きな岩が無いので何とか歩ける。
第3峰との鞍部まで下りると、今度は登り。苔むした岩伝いに登って行く。振り返って矢筈山(第2峰)。
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第3峰との鞍部まで下りると、今度は登り。苔むした岩伝いに登って行く。振り返って矢筈山(第2峰)。
広い山頂の中で一番高そうな場所を見つけた。
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広い山頂の中で一番高そうな場所を見つけた。
この岩が最も高そうなので、ここを第3峰のピークとしよう。
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この岩が最も高そうなので、ここを第3峰のピークとしよう。
山頂を少し歩き回ってみる。
山頂を少し歩き回ってみる。
第3峰を後にして、次は孔ノ山を目指す。GPSで現在地を確認しながら、ルートを探す。大きな岩は避けるルートをとるようにした
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第3峰を後にして、次は孔ノ山を目指す。GPSで現在地を確認しながら、ルートを探す。大きな岩は避けるルートをとるようにした
矢筈山への登山路に戻ってきた。この先で昼食休憩。
矢筈山への登山路に戻ってきた。この先で昼食休憩。
短い昼食休憩後は孔ノ山に向かう。登ってきたルートを戻って行く。
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短い昼食休憩後は孔ノ山に向かう。登ってきたルートを戻って行く。
コメザクラの花がもう咲いている。
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コメザクラの花がもう咲いている。
檜林を過ぎ、予め地図にて決めていた孔ノ山への登り口まで戻って来た。岩が小さく傾斜が緩やかなこの場所から登る。
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檜林を過ぎ、予め地図にて決めていた孔ノ山への登り口まで戻って来た。岩が小さく傾斜が緩やかなこの場所から登る。
急な斜面を登って行く。以前、矢筈山との鞍部から登った事があるが、その時は大きな岩とかなりの急斜面で登るのが大変であった。こちらはそれより数倍登り易い。
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急な斜面を登って行く。以前、矢筈山との鞍部から登った事があるが、その時は大きな岩とかなりの急斜面で登るのが大変であった。こちらはそれより数倍登り易い。
大きな岩は迂回して越える。
大きな岩は迂回して越える。
山の上部は広い。先ほどの大きな岩の所から一旦少し下って登り返す。
山の上部は広い。先ほどの大きな岩の所から一旦少し下って登り返す。
最初のピーク。
ピークから急坂を下る。
ピークから急坂を下る。
坂を下りきった場所には大きな岩がいくつも重なる。底が見えない大きな孔。落ちないように・・
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坂を下りきった場所には大きな岩がいくつも重なる。底が見えない大きな孔。落ちないように・・
孔ノ山の名の通り、こんな孔が多く口を開けている。
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孔ノ山の名の通り、こんな孔が多く口を開けている。
空が黒っぽい雲に覆われて来た。辺りにガスが漂い始める。ここで視界がきかなくなると迷う可能性が高い。山頂は断念し下山することにした。孔ノ山の登り口まで戻ってくる。
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空が黒っぽい雲に覆われて来た。辺りにガスが漂い始める。ここで視界がきかなくなると迷う可能性が高い。山頂は断念し下山することにした。孔ノ山の登り口まで戻ってくる。
鹿路庭峠へゴール!お疲れ様でした。
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鹿路庭峠へゴール!お疲れ様でした。

装備

個人装備
長袖シャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 日よけ帽子 ザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 携帯 時計 サングラス タオル ストック ナイフ カメラ

感想

今日は埼玉県の秘峰 和名倉山に登る予定だったのだが、昨夜アルコールを口にしてしまい、深夜の出発が出来なくなってしまった。どうせ行けないならと深酒をして、起きたのは8時過ぎ。
天気はいいのに勿体ないことをしてしまった。
結局、前回に引き続き、またまた近場の山に登ることに。

矢筈山は、通称げんこつ山と呼ばれ、げんこつ(グー)をした時の人指し指、中指、薬指の3つのピークがある溶岩ドームの山である。
最近はルート上に赤テープ類がしっかりと設けられ、溶岩ドームの山の雰囲気を十分に味わえるコースとなっている。

今日は、その3つのピークと、矢筈山の手前にある孔ノ山を加え、3時間程の山歩きとした。但し、登山路としてあるのは、矢筈山(第2峰)のみ。他は登山路の無いルートとなるので、一般向けではない。
(第1峰〜第3峰は私が勝手に命名した。第2峰がいわゆる矢筈山となる。)

コース上の多くは、溶岩の大きな岩とそれを覆う緑のコケが、幻想的な雰囲気を醸し出している。時々ガサガサと動物が駆ける音がするが、その殆どは鹿。伊豆にはクマがいないので、音に怯えることは無いのが幸いだ。

孔ノ山は矢筈山と同じく溶岩ドームの山。
山の上部は広く、大きな岩が重なりあっている。山名の由来通り、その岩と岩の間に孔となっている場所が多く点在する。
底が見えない孔も多く、万が一落下するとひじょうに危険だ。
大きな孔は避けて通ればいいのだが、直径数十僂旅Δ蓮△修海妨呂貉泙簍遒鼠佞積もり、落とし穴のようになっている場所もあるので、慎重に足場を選んで歩く必要がある。

孔ノ山の山頂(地図上で660mとなっている地点)まで行く予定であったが、山の上部の谷になっている場所まで来た時には、天候が悪化し、雲が立ち込めて来る。
この場所でガスに覆われると、迷うか孔に転落する可能性も高くなるので、山頂まで行くのは断念する。

こうして3時間半程の山歩きは終わった。
歩く距離は短いが、岩と苔の幻想的な雰囲気と、登山路の無い道をルートを探しながら歩いた事で、十分に楽しめた山行となった。

今日も安全に、山歩きを楽しむ事が出来た。
ありがとうございます。

追記:矢筈山(第2峰)だけなら、往復2時間程の山行となる。天城山(万二郎・万三郎)とは違った雰囲気のある山なので、天城山に登った後に余力があれば、登ってみる価値はある山だと思う。

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