イワオヌプリ 〜ほんの少し色付いたニセコの秋〜

2012年09月30日(日) [日帰り]

• GPS: 01:56
• 距離: 6.5km
• 登り: 392m
• 下り: 400m

コースタイム

五色温泉駐車場(13:15)→イワオヌプリ登山口(13:25)→イワオヌプリ分岐(13:45)→イワオヌプリ(14:05←散策→14:30)→イワオヌプリ分岐(14:45)→イワオヌプリ登山口(15:00)→五色温泉駐車場(15:10)

天候

曇り
　ニセコアンヌプリや後方羊蹄山など高山は雲に隠れたが、
　それよりも低い山々では視界良好。

アクセス

利用交通機関：

自家用車

五色温泉駐車場に駐車。
混雑時はニセコ野営場の駐車場やニセコお花畑駐車場なども使えます

コース状況／危険箇所等

＜紅葉等の状態＞
五色温泉周辺の紅葉は微妙です。中央部の緑を残して周囲が茶色くなった葉を多く見かけました。この状態で色づくのかどうか、定かではありません。台風の影響で全部散ってしまう可能性もありそうですね。途中の低木帯ではマイヅルソウの赤い実がきれいになっています。

＜コース状態＞
登山口近くの木製階段は立派に整備されて、きれいな上に歩きやすいです。言わずと知れたハイキングコースですが、イワオヌプリ周辺の砂礫地部分はコースが荒れていてルート不明瞭箇所が多くなっていました。

北周りルートはかつてトラバースだったと記憶してますが、現在はピークを貫いて通っているようです。以前の記憶を便りになんの疑問もなく巻き道に入った私は途中からルートが不鮮明になり、道なき道を進むはめになりました。

南周りルートも踏み跡が交錯してよくわからなくなっている上に、南周りルートの分岐がまずはっきりしません。普通に登って行くと分岐がわからないままに、自然に北周りルートに入り込む感じです。この分岐と山頂付近にはペンキが殆どなくてわかりにくいですが、その間はペンキがあるので問題はないと思います。

砂礫の台地の真ん中には大きなケルンがありますが、これはルートからは数十m離れていて直接関係ありません。もはや困惑させるしか能がない気がしますが、山頂から降りるポイントのザックリした目印にはなるので、そういう意味で残してあるのでしょう。

1116m峰までは基本的にルートはなく不明瞭な踏み跡をたどって行きます。帰り道にルートロストしやすいので注意が必要です。不慣れな人は行かないほうが良いと思います。

写真

キタキツネがお出迎え。餌が豊富なのか立派な体格と毛並み。

五色温泉。右手前がニセコ五色温泉旅館。左奥がニセコ山の家。

登山口近くのニセコアンベツ川の風景。まだ緑が多い。

アザミが咲いていた。

この白い花は何だろう？

この石段を上ると登山口。

登山口から伸びる木の階段。整備されて歩きやすくなった。

中央を残して周囲だけ茶色に枯れた葉が見られる低木帯。今年はこういう感じの木が多い。

マイヅルソウの赤い実。光沢が美しい。

キク科の花？　低山の花は詳しくない。

手書きの標識。こういうの結構好き。

イワオヌプリ手前の砂礫の台地。中央に大きなケルンがあるが、完全に現在のルートから外れていて大いに困惑する。

イワオヌプリの西側ピークから大沼方面。無名峰の二本ピークの向こうに日本海が見える。

東側ピークにあるイワオヌプリ山頂。西側ピークに比べてちょっと殺風景。

1116m峰に向かう途中のピークより学生さんで賑わうイワオヌプリ山頂。

1116m峰よりニセコアンヌプリ。ニセコアンヌプリ以外にあまり眺望が良くない。

雨などの影響か、かなりわかりにくくなった南側ルートを下る。

下山中に見つけた北ルートとの分岐点らしい標識。かつてはもっと下側にあった気がするが．．．

またまたマイヅルソウの実。低木帯でいっぱい見かける。

「山を恐れず、山を畏し、山を愛し、山に逝く、これもまた人生」．．．いい言葉です。駐車場近くの御社前にあった石碑です。

撮影機器：

NIKON 1 V1 NIKON CORPORATION

感想

suzu07702

ボチボチな天気ではあったけど、冬眠モードで引きこもるにはまだ季節が早いのでニセコはイワオヌプリに登ってみた。西側山頂から大沼方面は無名峰の二本ピークの向こうに日本海が見え、ここのところ内陸の山ばっかり行っているから山から海が見えるっていうのが新鮮な感じだった。途中、ルートを見失ったりと以外と難易度が上がったイワオヌプリだったが、それなりに楽しむことができた。