雨石山~櫃ヶ嶽【ここにもヒカゲツツジが咲いている】
- GPS
- 05:57
- 距離
- 10.1km
- 登り
- 846m
- 下り
- 850m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
全体に急坂が多い。雨石山の西側は岩場が続く。油断してバランスを崩すと滑落もあり得る。岩場はしっかりしているので、慎重に歩けば大丈夫。道ははっきりしているが、岩場を巻くときなどルートの見極めが必要なところもある。雨石山から東へは尾根が広く道間違いしやすい。踏み跡もなく、標識もない。GPSやスマホ地図アプリがあったほうがいい。櫃ヶ嶽から峠まではわかりやすい道だが峠から宮代までの道はわかりにくいところもある。ただここは谷筋を外さなければ迷うことはない。宮代集落から小原自然公園までのコースは初めてだとわかりにくい。下調べが必要。またGPS、地図アプリにルートを入れてトレースするのがいい。 |
その他周辺情報 | 小原集落にオープンガーデンをされているお庭がありました。今年は閉園みたいですが。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
アンダーシャツ
ズボン
靴下
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
コンパス
ヘッドランプ
GPS
携帯
時計
ハンカチ
カメラ
双眼鏡
コンロ
コッヘル
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感想
雨石山のヒカゲツツジもきれい、と教えていただいた。以前八ヶ尾山に登った時に東に続く山塊に登ってみたいと思っていて未訪になっている。ヤマレコで調べて雨石山から櫃ヶ嶽まで周回縦走のコースを辿ることにした。
国道173号線を北上、右折して小原自然公園を目指す。毘沙門橋を渡り、忠霊塔、墓地を過ぎると小原自然公園に着く。公園といっても特に施設のようなものはない。毘沙門洞や雨石山への基点公園のようだ。1台車が停められていてどなたかが登られているようだ。
まずは沢に沿って東に進み、一の滝に向かう。間もなく小さな祠に護られた一の滝に着く。滝としては普通の小さな滝だがご神体として祀られているので神秘的な雰囲気が醸し出されている。この先に二の滝、三の滝があるようだが、今日は一の滝だけで毘沙門洞に向かう。
毘沙門洞への標識があり、鳥居をくぐって登っていく。参道になっているようで、途中岩の階段道が整備されている。満開のコバノミツバツツジが咲いている。ぽっかりと穴が開いた岩が現れる。毘沙門洞だとわかる。洞の中に祠が祀られている。時々ここで神事が行われているのだろう。
登山道に戻り、急坂を登る。高度を上げていくと南に展望が開ける。弥十郎ヶ岳や深山がよく見える。雨石山からの稜線に着くとしばらく歩きやすい尾根道になる。丸山、毘沙門山といくつかの小さなピークを越えていく。アセビやタムシバもまだまだきれいで気持ちを和ませてくれる。次第に岩稜帯になっていく。すると、目の前に黄色い花が現れる。ヒカゲツツジの登場だ。次々とヒカゲツツジが咲いていて飽きることなく歩いていく。ただ、足元は岩場が多く、うっかりすると滑り落ちそうだ。岩場はしっかりしているので大丈夫だと思うが、気を抜けない。岩場を巻いたほうがいいところもあり、ルート選びも慎重にしないといけない。関電の鉄塔巡視路があり、間違ってそちらに進まないようにしないといけない。巨大な送電鉄塔とそれに架かる送電線は景観の上からは大きなマイナスで残念に感じる。岩場から森林帯に入るとすぐに雨石山の山頂だ。しかし、山頂の特徴はあまりなく、展望もない。標識がなければ山頂と気づかないかもしれない。広く平らな山頂はピークの場所もはっきりしない。ここで、軽く昼食休憩をとる。
雨石山から東へ尾根道をだどるのだが、広い尾根で道がはっきりとしない。歩きやすいところを進んでいると次第に尾根を外れていく。谷筋に出る。この時点であきらかに道を間違えていることに気づき、地図アプリを見ながら尾根へのルートを探す。何とか登山道に復帰できる。櫃ヶ嶽直下のルートもはっきりした道がないのでややわかりにくい。慎重なルート選択が必要だと思う。急坂を登りきると櫃ヶ嶽の山頂に着く。
櫃ヶ嶽からは北方面への展望が開けている。山頂でカップそばをつくり食べながら展望を楽しむ。京都府兵庫県境の山である。櫃ヶ嶽は京都府100山に選ばれている。
標識があり、宮代に向けて尾根道を下る。この道はよく使われているようでわかりやすい。京都府安井、兵庫県宮代の峠境に着く。宮代に向けて谷筋を下るが、ここもはっきりとした道が見当たらない。しかし、沢筋の道なので間違えることはなさそうだ。
集落の林道に降りつく。ここからは里の道を辿る。スマホで地図とルートを確認しながら進む。小倉集落の公民館に硅石の大きな標本と解説板がありひとつ知識が増える。硅石は日本の製鉄産業に大きく貢献していたという。
小倉から獣柵ゲートを越えて山林の中の道を行く。古にはこの道が小倉と小原をつなぐ道路だったのだろう。切通しの峠を越えて小原集落に入る。
小原集落を歩いているとすばらしいガーデンを造られているお宅があり、外から眺めさせてもらう。少し先に農作業をされている方がおられ、お話をするとガーデンをされているお宅の方とわかる。オープンガーデンにされているということだが、今年は残念ながらコロナウイルス感染防止のために閉園されているということだ。機会があればまたオープンガーデンにも訪れてみたい。毘沙門橋を渡り、小原自然公園に着いた。
未訪の雨石山、櫃ヶ嶽に登り、ヒカゲツツジを堪能し、いい山行だった。この先は京都府。今年はこの方面にも足を延ばせたらいいなと思うようになった。
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