戸倉山へ 上の森登山口岐点
- GPS
- 03:08
- 距離
- 6.2km
- 登り
- 713m
- 下り
- 716m
コースタイム
- 山行
- 2:14
- 休憩
- 0:56
- 合計
- 3:10
7:00 安曇野穂高発 駒ヶ根IC
9:00 上の森コース登山口着
<復路>
12:20 上の森コース登山口・グランド発
中沢地区散策 西光の桜 蔵沢寺
15:30 自宅着
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
上の森コース登山口付近に使われていないグランドがあり駐車できる 戸倉キャンプ場には登山者用の駐車場もある(トイレあり) |
コース状況/ 危険箇所等 |
上の森コースを下山に使ったが踏み跡が薄いところがあり、水場のある森から下るところが分かりにくい。 後は問題なくよく整備されている |
その他周辺情報 | この時期中沢地区の桜・花桃 桃源郷のよう 駒ヶ根ソースカツ丼は有名 |
写真
感想
2020年(令和2年)4月11日(土)
戸倉山へ 上の森登山口岐点
2度目の戸倉山になる。
とは言うものの十数年前のこと。
金明水のことは覚えていたがどこから登ったかなど忘れてしまっていた。
前回登ったキャンプ場コースの往復を止めて、
キャンプ場コースでは登るが、下りを上の森コースと考えた。
上の森コースの登山口付近の使われていないと思われるグランド隅に車を置き、そこからキャンプ場へとまず向かった。
15分ほどでキャンプ場へと着いた。
5〜6台ほどの車が登山者用の駐車場に止まっていた。
目の前には先行する方も見えて、何人かは登っているのが分かった。
良く整備された登山道で、尾根伝いにまずは高度を一気に上げた。
時々ベンチも用意されていて、ブナなどの樹間からは
中央アルプスのまだ雪かぶる姿が見られた。
下山に使う上の森コースとの分岐辺りからジグザグに登り始める。
ジグザグの登山道を展望の良いベンチへと登り着くと
そこからは緩やかな登りとなり息も整い気持ちよい散策気分に浸れた。
20m〜30mおきぐらいに「水」と書かれた木が出てくる。
金明水が近いのかなと思った。
この稜線には「猿の木」伝説の松の木があったり、
天狗伝説の岩が見られたりなどした。
詳しくは分からないが歴史も感じられる山だ。
七合目と八合目の間に金明水の休憩所がある。
豊富に水は出て、屋根付きの小屋もあり、
小屋にはいくつもの鍋など置かれていた。
山頂へはここから少し傾斜が出てくるが一気に登れる。
山頂が二つあり、西峰へと登り着く。
ここからの眺めはなんと言っても中央アルプスだ。
南に目を転じると塩見岳が大きく迫ってくる。
東峰へ向かう。双耳峰でどちらも1681mとのことだ。
鞍部にある避難小屋を過ぎしばらく登ると東峰山頂だ。
目に入るのは薬師如来像だ。
その薬師如来像が見つめる先には仙丈ヶ岳・甲斐駒ヶ岳そして鋸岳が、
まさにぐっと目の前に聳えるがごとく姿を見せる。
北岳は薄く雲がかかっていたが、仙丈ヶ岳の先に雄姿を見せている。
南には美和湖の深緑色の湖面が美しい。
居心地の良い山頂でゆっくり過ごした。
世の中自粛そして大変な時期を迎えているのだが
日曜日、そして人気の山でもある。
次々と登山者が登ってきた。
下山は快適そのものだった。
整備された登山道をいつもより軽快に下り降りる自分がいた。
上の森コースへ入っても深い落ち葉を踏み踏み下山する。
まだまだ堅いつぼみのミツバツツジの群落、
咲きそろえばそれは見事だろうなどと想像しながら下った。
山には春がまだ先のように思えたが、
登山口付近、そして麓の中沢地区は桜、花桃が咲きそろい、
まるで桃源郷のような世界が広がっていた。
ふるちゃん
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