日光男体山 二荒山神社登山口
- GPS
- --:--
- 距離
- 7.5km
- 登り
- 1,195m
- 下り
- 1,195m
コースタイム
天候 | 曇り時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
1〜3合目は樹林帯。3〜4合目は舗装路。4〜9合目は急なガレ場(特に7〜8合目は厳しい急登です。)。9〜10合目はザレ場と階段。 |
写真
感想
日本列島に近づく二つの台風の進路が心配された週末でした。
関東地方を直撃すると思われた台風18号は,思いのほか早い段階で東に逸れていくとのことで安心していました。
ところが今度は,大陸に進むと思われた台風17号が東進し,こちらが日本を直撃するとのこと。栃木県が暴風圏に入るのは我々が登山計画をしていた30日の夕方から夜とのことなので,早朝から昼にかけての登山であれば行けるであろうとの見込みで登山を決行することとした。
朝5時に宇都宮で集合。雲間から月や星も見えたので,終始雨ということは無さそう。ただ展望は期待しないこととします。
6時30分。予定どおり二荒山神社登山口を出発。さすがに駐車場は空いていました。1合目,きつい階段が始まります。気温は思ったほど寒くなく,僕はTシャツ1枚で大丈夫でした。
2合目は発見できず,帰りに期待します。
7時15分に3合目,樹林帯を一時抜けて舗装路を歩きます。
7時40分に4合目の鳥居に到着。いよいよここからが本番です。さすが急登で知られる男体山,急な登りが続きます。途中でベンチや展望台のようなものがなく,休憩するタイミングが難しいです。
7合目前後から8合目のガレ場が一番厳しい急登となります。
また8合目9合目の階段もなかなかハードです。
思いのほか気温も高く,途中水場はないので各自1ℓの水が少し心細かったです。
9合目から少し登ったところが森林限界です。ガスに包まれていましたが,時折視界が開けるときがあったので,山頂からの展望も少しは期待していいかもしれません。
午前10時,山頂に到着。
ちょうど3時間30分の登りでした。
ここで早めの昼食とします。
山頂は冷たい風が強く,相当気温が低く感じられました。さすがに半そでTシャツでは厳しく,長そでのミドルレイヤーとレインウェアの上着をきました。
食事を終えてコーヒーを飲んでいると,ガスが風で流されて日差しが差し込んできました。振り返ると視界が開け,雄大な雲海が目の前に広がっていました。男体山からの雲海を見るのが楽しみだったので,最高の気分です。
それからも時折視界が開け,中禅寺湖や戦場ヶ原も見渡せるときもありました。
11時下山開始。
台風が近づいているのがウソのように,日差しが強くさしてきました。
13時30分登山口到着。
結局下りでも2合目は発見できませんでした。
温泉で疲れを癒して帰路につきました。
夕方から関東も台風の暴風圏に入ったようで,大雨と強風に見舞われました。
本当にいいタイミングで登ることができたと思います。
今回は当初4人での登山を計画していましたが,一人が急きょ股関節を痛めたとのことで,3人での登山となりました。終始天候に恵まれたのは,我々の日頃の行いもありますが,きっと彼が雨男だったからでしょう。
男体山は,富士山登山の前に,練習のために6月に娘と登りたかった山でしたが,スケジュールと天候が合わずに断念した山でした。
順序が逆になってしまいましたが,実際登ってみると,急登が続くことや,ガレ場やザレ場の感覚がよく似ていることから,男体山は富士山登山の練習にちょうど良い山だと感じました。
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