グレートトラバース3 山口県ロードを巡る七日間の旅（一日目）

2020年03月01日(日) [日帰り]

• GPS: 11:51
• 距離: 37.6km
• 登り: 1,099m
• 下り: 1,087m

コースタイム

日帰り

• 山行: 10:13
• 休憩: 1:39
• 合計: 11:52

距離 37.6km 登り 1,100m 下り 1,098m

8:02 小森江駅
9:03 9:09 風師山
9:14 10:03 風頭
11:03 11:12 門司港駅
11:54 11:56 福岡/門司 関門人道トンネル入口
14:16 14:23 火の山公園展望台
14:28 14:36 火の山
15:24 15:41 霊鷲山
18:14 深坂茶屋
18:56 18:57 深坂茶屋
19:54 安岡駅

天候

曇り

アクセス

利用交通機関：

電車 自家用車

JR西日本山陰本線、安岡駅から列車でスタート地点のJR九州鹿児島本線、小森江駅へ

コース状況／危険箇所等

・風師山＝よく整備されていて迷うことはありません。
・火の山＝よく整備された遊歩道で迷うことはありません。
・霊鷲山＝下山口は表示なく、やや荒れ気味で注意が必要。
・ロード区間は、歩道のある市街地中心で安心です。

その他周辺情報

・門司港レトロ、唐戸市場、カモンワーフ、商業施設多数あり
・吉見温泉センター

写真

3/1 8:03

ここからスタート！島根県益田市まで歩きます

3/1 8:18

雲のかかる風師山、ここを右折して登山口へ

3/1 8:27

コース図

3/1 8:35

椿がキレイな整備された登山道

3/1 9:00

分岐を風師山へ

3/1 9:01

なんだか神々しい雰囲気

3/1 9:04

山頂はガスに覆われ視界不良

3/1 9:08

三角点にタッチ！

3/1 9:09

風師山山頂

3/1 9:14

この岩場を抜けると展望地の風頭へ

3/1 9:14

こちらもガスに覆われ、誰もいません

3/1 9:17

何も見えず・・・、船の汽笛だけが聞こえます

3/1 9:25

ガスの中、とりあえず陽希さんのポーズで！

3/1 9:35

本来は関門海峡を見下ろす絶景地なのに・・・。

3/1 9:37

風頭ガスの中

3/1 9:41

30分後、急にガスが流れ始めた！

3/1 9:43

見る見るうちにガスが晴れていきます！

3/1 9:44

まるで、魔法がかかったように山、海、街が現れました！

3/1 9:44

あきらめかけていた絶景にニンマリ！

3/1 9:45

ワイドアングルで

3/1 9:49

今日は指先に見える竜王山の麓まで歩きます

3/1 9:58

九州から、いざ、本州、山口県へ

3/1 10:02

心晴れ晴れと山頂標識とパチリ

3/1 10:03

風頭、ガスが晴れた！

3/1 10:15

ここの縦走路も魅力的、いつかは歩きたい

3/1 10:44

関門橋が近づいてきました

3/1 10:57

九州鉄道記念館前の交差点に出てきました

3/1 10:58

振り向けば、美しい三角山（登りたかった）

3/1 11:00

本当は立ち寄りたかったけど

3/1 11:00

新型コロナウイルスの影響で休館でした

3/1 11:06

門司港駅へ

3/1 11:09

ここは、中も凄いんです！

3/1 11:09

高級食堂が有ったり

3/1 11:10

貴賓室が有ったりとレトロ感満載です

3/1 11:12

いい雰囲気のプラットホーム

3/1 11:13

改修を終えて蘇った門司港駅

3/1 11:17

跳ね上げ橋が丁度、降りてきました

3/1 11:21

門司港レトロと三角山（登らなかったのが悔しい）

3/1 11:23

寒桜とパチリ（門司港レトロ展望室も休業）

3/1 11:23

ピンクが綺麗ですね（ここも休業）

3/1 11:25

レトロな路面電車

3/1 11:27

路面電車の車内をグルグル

3/1 11:33

さあ、関門トンネルへ

3/1 11:39

偶然発見！グレトラ1で宿泊できなかった門司海員会館

3/1 11:40

時間があれば、古処山へ登りたかった！

3/1 11:47

めかり神社に参拝

3/1 11:50

この海底を横断します

3/1 11:54

対岸、下関の火の山も登ります

3/1 11:53

関門人道トンネル入り口

3/1 11:57

ここは国道なんです

3/1 11:57

いざ、本州、下関へ

3/1 12:01

県境は撮影ラッシュで写真は断念・・・。

3/1 12:01

本州に渡りました

3/1 12:08

何度歩いてもワクワクしますね

3/1 12:13

関門海峡は壇ノ浦の合戦が有名

3/1 12:29

下関から見た、風師山

3/1 12:29

唐戸市場に来ました

3/1 12:31

コロナの自粛影響なく、大賑わい

3/1 12:36

フグを求めて、お隣のカモンワーフへ

3/1 12:48

ふぐ三昧の昼食

3/1 13:12

向かいの亀山八幡宮へ参拝

3/1 13:16

何十年も、山のところにボールが挟まっています！

3/1 13:21

赤間神宮に参拝

3/1 13:22

初めて来たけど、その美しさにビックリでした

3/1 13:41

ようやく、火の山へ

3/1 13:45

ロープウェイ駅の左手

3/1 13:46

この歩道から山頂を目指します

3/1 13:49

四月になれば、桜とチューリップが見事です

3/1 13:49

うんうん、靴は大事ですよ

3/1 13:50

整備された遊歩道から

3/1 13:55

登山道に変わり

3/1 13:57

踏み跡十分な山道へ

3/1 14:07

ロープウェイ駅の横に出ました

3/1 14:19

関門海峡

3/1 14:19

東側展望

3/1 14:20

関門海峡とパチリ

3/1 14:20

火の山展望台

3/1 14:27

火の山は戦争遺構が多いです

3/1 14:27

この砲台跡が山頂です

3/1 14:28

標識とパチリ

3/1 14:29

この木が目印

3/1 14:30

火の山山頂

3/1 14:26

霊鷲山へ

3/1 14:35

霊鷲山へ表示は無いのですが、ここが入り口

3/1 14:37

ここから下りの階段地獄

3/1 14:54

公園マップ

3/1 14:58

あとは舗装道で山頂へ

3/1 15:24

ここも戦争遺構が多いです

3/1 15:24

兵舎後

3/1 15:26

仏舎利塔

3/1 15:35

霊鷲山山頂から

3/1 15:36

ベンチが並ぶ展望地の街路樹に標識を発見

3/1 15:37

標識とパチリ

3/1 15:37

霊鷲山山頂

3/1 15:38

世界が平和でありますように（お坊さんに間違われました）

3/1 15:42

下山はココから、表示ないので注意！

3/1 15:43

踏み跡は十分だけど少し不安

3/1 15:45

ここを下って

3/1 15:47

右に下ります

3/1 15:48

うーん、少し不安・・・・。

3/1 15:52

沼地状態を迂回して、プチ迷走しました！

3/1 16:10

基本的に沢沿いに下ります

3/1 16:16

竹林に出ました、少し荒れ気味です

3/1 16:18

ここで、巨大イノシシ二頭が横切りビックリ！

3/1 16:20

なんとか下山、手強かったな・・・。

3/1 16:24

霊鷲山登山案内

3/1 16:25

ここに出ました

3/1 16:37

国道をまたいで、住吉神社に参拝

3/1 16:39

歴史ある立派な神社でした

3/1 17:03

さあ、正面の竜王山の麓を目指します

3/1 17:10

勝山三山も存在感がありますね

3/1 17:19

グーグルマップは、あぜ道も案内します

3/1 17:35

竜王山が近づいてきた

3/1 18:14

目的地の深坂自然の森へ

3/1 18:15

夕焼けが綺麗

3/1 18:15

深坂自然の森、案内図

3/1 18:26

陽があるうちに森の家に到着

3/1 18:31

これこれ、これが撮りたかったんです！

3/1 19:50

深坂自然の森から5キロ歩いて、安岡駅でゴール
お疲れ様でした！

3/1 22:07

この日の遠征、走行150�辧�燃費27.0��

撮影機器：

RICOH THETA SC RICOH

KYV46 KYOCERA

感想

GT1117

2018年 3/27〜4/3（3/31は休養日）に
田中陽希さんがグレートトラバース3で歩いた、七日間の山口県ロード
公式ホームページの日記や当時、発信していたSNSをもとに
自分なりに少しだけ、登山の寄り道を加えて再現してみました。

今回の日本三百名山の旅、
三百名山のない都道府県は5県（沖縄県、山口県、香川県、愛知県、千葉県）
そう、山口県には三百名山がなく、過去二回の挑戦のように
最短ルート（下関市〜美祢市〜萩市間を二泊三日）で駆け抜けると思いきや
島根県の三瓶山までのロードを一日一山、
地元の山を登りながら、ゆっくりと進むことに！

山口県民としては嬉しい限りで、
当時、ワクワクしながらSNSを注視していた記憶があります。
北九州市門司から景勝地が多い日本海沿いの山陰道を島根県の益田市まで歩きます。

＜挑戦のきっかけ＞
2018年と2019年は業務内容が大きく変わったり、
転職したりと仕事一辺倒で、心身ともに疲れきって登山をする機会が激減。

ようやく、仕事が安定してきたので、二年間、温め続けてきた
憧れの田中陽希さんの旅を巡ります。

陽希さんも登った、桜が満開だった萩市笠山
（私の誕生日と同じ標高112メートル！）
ここで花見をすることに時期を合わせ、3/1からスタートして毎週、日曜日に実施。


＜田中陽希さんの行動＞
・北九州市門司から、風師山へ登り、関門人道トンネルを経て本州、山口県に上陸
・カモンワーフにて昼食、「鯉のぼり」ならぬ、「フグのぼり」を購入して、
　四国、こどもの日まで帯同
・深坂自然の森にて宿泊

田中陽希さんの日記はこちら！
2018年3月27日「九州卒業」
http://www.greattraverse.com/blog/20180327


＜私の行程とアレンジポイント＞
・深坂自然の森の最寄り駅、JR安岡駅から列車でスタート地点のJR小森江駅へ
・風師山へ登り、門司港を散策、関門人道トンネルを経て本州、山口県に上陸
・カモンワーフにて昼食、「フグのぼり」を探すも売っておらず断念！
・関門橋に寄り添う、火の山、霊鷲山を縦走して深坂自然の森へ
・ホタルの顔ハメ看板で記念撮影後、駐車地の安岡駅まで戻りました。


＜旅の感想＞
二年間、温め続けた企画と挑戦できる心と体の充実感にワクワク
風師山も20年くらい前に登って、好印象の山（記憶は薄かったけど）
絶景を期待して山頂を目指すもガスの中・・・、何も見えず・・・。
展望地の風頭へ移動して、ガスの中、テンション低めで記念撮影を終え
あきらめて下山を開始しようとした、その時、奇跡が起こりました！
急に風が吹いて、まるで生き物のように、ガスが流れ、見る見るうちに晴れ渡り
山が、街が、海峡が、まるで魔法のように次々に目の前に浮かび上がってくる！
そんな景色も独り占めで、もう大興奮でした！

そこに広がる大絶景、低山でも、こんなに素晴らしい景色が望めるなんて
まさに福岡県を代表する名山でした！

山頂から、遠くに見える本日の目的地、竜王山を眺めながら
歩けるのかなと不安もありつつも、
山を繋いで島根県まで歩くんだという強い目標と期待感！
風師山は、心に深く印象に残る山になりました。

門司港へ下山した際、軌跡を振り返ると綺麗な三角の山が、
その名もズバリ「三角山」、
あ〜、この山も登りたかったな〜と宿題を残してきました。

門司港の街は、新型コロナウイルスの影響で休業している施設が多かったですね。
このときは、まだ危機感を持っていなかったので違和感を感じていました。

関門トンネルへ向けて歩いていると、見覚えのある建物を発見！
グレトラ1で、陽希さんが地元の方の情報で泊まろうとするも
二週間前に閉館していた「門司海員会館 みなと」
一泊3150円の安宿だったみたいですね。
このときの様子は、グレトラ15分や本人の著書にも出てくるので、
相当、ショックだったんでしょうね！

関門トンネルは何度も歩いていますが、何度来ても良いですね〜
海の中を歩いて、九州から、本州、山口県へ
さあ、ここから私の山口県ロードが始まるのです！
※トンネルはエレベーターの使用が必須ですが、
　垂直移動なので動力使用にはなりません。

昼食は唐戸市場のお隣、カモンワーフにて
陽希さんの食べた、ふぐ天丼は無かったけど、フグの天ぷら三昧でした。
「フグのぼり」が売っていなかったのは非常に残念でした・・・。

昼食後は、山口県の山に登ります
関門海峡、関門橋に寄り添う、展望自慢の火の山、そして霊鷲山まで縦走

車とロープウェイで山頂に行ける山も、歩いて登ると満足感が倍増ですね！
展望を楽しんだ後、霊鷲山へ
完全に整備された舗装道に拍子抜けしました。
道中、登山者に「お坊さんですか」間違われたのも印象的でした。

下山は一転して、道が分かりづらく、プチ迷走・・・。
そして、巨大イノシシ二頭が目の前を横切って、しばらく放心状態
これまた印象深い山になりました。

下山後は、深坂自然の森までロード
グーグルマップの案内だと、住宅街やアゼ道などビックリ案内だけど、
ちゃんと到着するんですよね。

陽希さんは、ここに宿泊して、翌日、竜王山に登るんですが
次回は、北浦スカイラインの縦走にアレンジするため
駐車地の安岡駅まで戻りました。

こうして、山口県ロードの一日目を終え
よく歩いたな〜、よく歩けたな〜と、
そして、楽しかったな〜というのが素直な感想でした。
歩きだと、いろいろと寄り道できるのが良いですね！
さあ、島根県益田市まで、小さな旅は続きます。

翌日、お昼くらいまで、全身筋肉痛で昔のロボットみたいな動きになって、
日頃の運動不足を痛感したのでした。