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Yamareco

記録ID: 230109
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ハイキング
甲斐駒・北岳

展望抜群の小太郎山で秋を見つけた/南アルプスの日帰り

2012年09月29日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
07:47
距離
13.8km
登り
1,805m
下り
1,804m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

(0507)芦安駐車場
 ※タクシー(0507→0557)
(0605)広河原登山口/標高1510mm
(0622)御池分岐
 ※大樺沢コース
(0735)二俣
 ※右俣コース
(0851)小太郎尾根分岐/標高 2850m
(1005)小太郎山頂/標高 2725m
 ※昼食(〜1044)
(1141)小太郎尾根分岐/標高 2850m
(1153)草スベリ分岐
(1230)白根御池小屋
 ※ソフトクリームタイム(〜1244)
(1332)御池分岐
(1347)広河原登山口
 ※タクシー(1418→1457)
(1457)芦安駐車場
天候 展望抜群の晴れ(風強し)
過去天気図(気象庁) 2012年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス 自家用車
・マイカー規制:有り
http://www.pref.yamanashi.jp/kankou-sgn/50915161945.html
http://www.city.minami-alps.yamanashi.jp/kanko/yama/my-car_bus_taxi.html

・芦安駐車場(数百台は可/無料)
 ※バスセンタートイレ

・乗合タクシー(9人乗り)
 芦安−広河原(料金1000円+環境協力金100円)
 ※環境協力金100円は往路・復路共に支払要

◆A日程(土日)のバスとタクシー
・芦安始発
 タクシーは0510、バス0530

◆今回の補足
0410に芦安に到着すると翌日の台風の影響で、
第2駐車も8割程度の駐車。
乗合タクシーも2号車に乗車。

事前情報によると翌日(日)は台風を警戒して、
広河原1235分発で終了閉鎖とのアナウンスが
ありました。
コース状況/
危険箇所等
登山ポスト
・広河原山荘前

危険な箇所
・小太郎尾根道では油断による滑落注意。
・草すべりは浮石が多いので下山時は転倒注意。

広河原〜大樺沢〜二俣
・緩やかな沢沿いの登り
・二俣は雪渓の先端で北岳尾根とバットレスの展望良い
・簡易バイオトイレ有り

二俣〜小太郎尾根分岐(右俣コース)
・多少つづら折りだが特に急登ではない。
 ただし標高が高いので息切れする。

小太郎尾根分岐〜小太郎山山頂
・展望の良い尾根道だがいやになるほど下っていく。
・最低鞍部付近から根が出張った樹林帯になる。
・尾根の西側の巻き道が多い。
・ところどころ直ぐ脇が絶壁で踏み外し注意。

草すべりコース
・普通のつづら折りの道が永遠と下るのは良いが、
 浮石だらけなので、とても気を使い脚にくる。

白根御池小屋〜広河原
・樹林帯のなか小刻みな登り返しが続いたのち、急斜面の
 尾根を降りる。
・ここもなぜか浮き石だらけで、脚・膝を痛めてしまう。

◆展望
・小太郎尾根全域と小太郎山山頂

野呂川広河原インフォメーションセンター
http://www.ikimono-meguri.go.jp/map/chubu/50.html

広河原を出発
吊り橋を通過
大樺沢に沿って行きます
大樺沢に沿って行きます
崩壊地のガレ場で一旦展望が開けます
崩壊地のガレ場で一旦展望が開けます
橋を通過
苔むした清水
再び橋を通過
二俣の汚れた雪渓
二俣の汚れた雪渓
花火(ミヤマトウキ)とバットレス
花火(ミヤマトウキ)とバットレス
色づいたバットレス
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色づいたバットレス
岳樺も色づき始めてます
岳樺も色づき始めてます
紅葉が綺麗です
ナナカマドの赤が空の色に映えます
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ナナカマドの赤が空の色に映えます
もう少しで小太郎尾根です
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もう少しで小太郎尾根です
尾根から富士山が見えます
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尾根から富士山が見えます
鳳凰三山
地蔵ヶ岳のオベリスクと金峰山の五丈石が重なります。
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地蔵ヶ岳のオベリスクと金峰山の五丈石が重なります。
雲のない八ヶ岳の全景
雲のない八ヶ岳の全景
小太郎山への尾根道と甲斐駒の展望
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小太郎山への尾根道と甲斐駒の展望
甲斐駒のズーム
大仙丈沢カールも色づいてます
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大仙丈沢カールも色づいてます
映える北岳山頂
中央アルプス(千畳敷カール)もはっきり見えます。
中央アルプス(千畳敷カール)もはっきり見えます。
まず尾根道を一気に下ります。
まず尾根道を一気に下ります。
ボチボチ稜線歩きです。
ボチボチ稜線歩きです。
振り返ると北岳の紅葉が美しい
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振り返ると北岳の紅葉が美しい
樹林帯に突入。
ハイマツの藪こぎ
ハイマツの藪こぎ
もう少しで山頂
気持のよい山頂
山梨百名山
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気持のよい山頂
山梨百名山
仙丈ヶ岳のカールが目の前です。
仙丈ヶ岳のカールが目の前です。
北アルプスの穂高〜槍の稜線もはっきり見えてびっくりです。
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北アルプスの穂高〜槍の稜線もはっきり見えてびっくりです。
野呂川はさんで栗沢山と甲斐駒です
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野呂川はさんで栗沢山と甲斐駒です
鳳凰も目の前です
鳳凰も目の前です
今日の富士山は綺麗です。
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今日の富士山は綺麗です。
ここからの北岳は必見です。
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ここからの北岳は必見です。
北岳〜仙丈ヶ岳〜甲斐駒
北岳〜仙丈ヶ岳〜甲斐駒
是非拡大してみてください。
鳳凰〜富士山〜北岳
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是非拡大してみてください。
鳳凰〜富士山〜北岳
荒々しい八ヶ岳(赤岳〜権現)もバッチリです。
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荒々しい八ヶ岳(赤岳〜権現)もバッチリです。
金峰山の五丈石もはっきり見えます。
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金峰山の五丈石もはっきり見えます。
素晴らしい北アルプスの眺め
穂高〜槍ヶ岳
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素晴らしい北アルプスの眺め
穂高〜槍ヶ岳
剱〜立山も見えます。左側ですが判ります?
剱〜立山も見えます。左側ですが判ります?
おぉ富士山に傘がかかりました
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おぉ富士山に傘がかかりました
それでは北岳に向かって戻ります
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それでは北岳に向かって戻ります
ふわふわしたミヤマハナゴケ
ふわふわしたミヤマハナゴケ
再び樹林帯を通過
再び樹林帯を通過
帰りは尾根登りになります。
帰りは尾根登りになります。
ばててきました。
ばててきました。
ウラシマツツジの赤い絨毯(じゅうたん)
ウラシマツツジの赤い絨毯(じゅうたん)
有難う小太郎
小太郎尾根分岐に到着
小太郎尾根分岐に到着
Nさんは今頃鳳凰のどこにいるのでしょうか?
Nさんは今頃鳳凰のどこにいるのでしょうか?
さあ下山です。
八本歯のコルも色づいてます
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八本歯のコルも色づいてます
おやおやイワヒバリが目の前に。
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おやおやイワヒバリが目の前に。
色鮮やかなナナカマド
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色鮮やかなナナカマド
白根御池小屋経由で下山。
白根御池小屋経由で下山。
バイバイ!オベリスク
バイバイ!オベリスク
嫌いな浮き石下山ルート
嫌いな浮き石下山ルート
ザレザレの先に白根御池
ザレザレの先に白根御池
白根御池と鳳凰の山影
白根御池と鳳凰の山影
今日も白桃ソフトクリーム(500円)
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今日も白桃ソフトクリーム(500円)
南アルプス天然水
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南アルプス天然水
気持のよいシラビソ林
気持のよいシラビソ林
再び嫌いな浮き石だらけの急斜面の尾根下り
再び嫌いな浮き石だらけの急斜面の尾根下り
いつまでも続きます
いつまでも続きます
冷たい水で顔を洗います
冷たい水で顔を洗います
吊り橋通過
やっと戻ってきました
やっと戻ってきました
タクシーに乗れました。
インフォメーションセンターで鳳凰日帰り縦走したNさんに遭遇しました。びっくり。
タクシーに乗れました。
インフォメーションセンターで鳳凰日帰り縦走したNさんに遭遇しました。びっくり。
芦安の駐車場に戻って解散。
芦安の駐車場に戻って解散。
(二俣)ヤマブキショウマ
(二俣)ヤマブキショウマ
(二俣)ハナウド
(二俣)ミソガワソウ
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(二俣)ミソガワソウ
(二俣)クガイソウ
(二俣)クガイソウ
(二俣)ホソバトリカブト
(二俣)ホソバトリカブト
(二俣)タカネグンナイフウロ
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(二俣)タカネグンナイフウロ
(二俣)絶滅危惧種のミヤマハナシノブです。北岳を代表する花です。
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(二俣)絶滅危惧種のミヤマハナシノブです。北岳を代表する花です。
(右俣)タカネナデシコ
(右俣)タカネナデシコ
(右俣)オヤマボクチ
毒々しいですね。
(右俣)オヤマボクチ
毒々しいですね。
(草スベリ)ミヤマトウキ
(草スベリ)ミヤマトウキ

感想

・先日浮気しちゃった小太郎山を改めて計画。

・台風襲来がなければ、広河原にベースキャンプ(テント泊)を
 して、地蔵ヶ岳と小太郎山を各々ピストンするつもりでしたが、
 日曜日の天気を考慮して、小太郎山のみの日帰りに決定!

・ただし、Nさんは鳳凰三山縦走がしたいそうなので、
 テントは彼に預け我々は小太郎を目指しました。

・芦安ではタクシーに乗ることができ、Nさんは夜叉神で下車
 (料金1000円のみ環境協力金不要)で分かれ、我々二人は
 広河原まで向かいます。

・今回も広河原から大樺沢経由の緩やかな道を選んだのですが、
 自分は速度が上がらず少しづつ遅れてしまい、付いていくのに
 疲れました。

・二俣の雪渓は相変わらず健在でしたが、最近の雨で先端が少し
 後退し、かつ枯れ木などが堆積し汚くなっていました。

・草すべりからは岳樺の黄色やカエデ・ナナカマドの赤色に
 色づきはじめた木々の中を登って行き、秋の気配を感じる
 ことができました、紅葉を楽しめるのはすぐそこです。

・小太郎尾根に到着すると本日は高層の雲のため下界から雲が
 湧くこともなく、周囲の展望が遠くまで見渡せ抜群でした。

・標高2890mの展望地に登ると北アルプスの笠ヶ岳〜穂高〜槍、
 立山、鹿島槍、白馬などが肉眼で確認出たので驚きでした。

・西の中央アルプス、東の金峰、北の八ヶ岳にも雲がないため
 全景を見ることでき、山座同定好きにはたまりません。

・それらの展望を眺めつつ、小太郎尾根を小太郎山山頂に
 向かってみました。

・小太郎山には分岐からはいくつものピークを越えながらも
 下り調子で進むと、以外に時間が掛って山頂に着く。

・逆に戻るときは登りになるので、これが結構辛い。

・下山ルートは、いつもの様に白根御池小屋の白桃ソフトクリーム
 を食して、足にマメができそうになりながら降りて行きました。
 やっぱり浮石だらけのこの道は嫌いです。

・今回一番驚いたことは、帰りのタクシーの発車まで時間が
 あったので、広河原インフォメーションセンターの2階の
 ギャラリーに行こうとするとNさんが既にいたことである。
 つまり午後2時前にはテントを担いで鳳凰三山の縦走が終わり、
 白鳳峠経由で広河原まで降りてきたことになります。
 思わず、え”〜〜〜〜〜〜!早すぎる!と叫び目が点に
 なりました。
 
・最後に一言、小太郎よ、素晴らし展望を有難う。
 本当に山を見る山にふさわしいと思います。

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