秋の鍋割山♪ 寄→栗ノ木洞→鍋割→金冷シ→大倉
- GPS
- --:--
- 距離
- 13.3km
- 登り
- 1,301m
- 下り
- 1,265m
コースタイム
9:44栗ノ木洞−10:30後沢乗越−11:50鍋割山山頂!−
13:00下山開始−14:15金冷シ−14:30花立山荘−15:22堀山の家−
大倉着
天候 | くもり 時々 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
6:50 富士急湘南バス発 松51系統 寄行き 7:25 寄バス停 寄→くぬぎ山→栗ノ木洞→鍋割山→小丸尾根→金冷シ→大倉へと山あるき 大倉からタクシーで湯花楽へ。 (16:35に、大倉から湯花楽への無料シャトルバスあり。 間に合わなかった。。 ※このシャトルバスは10/31にて終了だそうです) 湯花楽から無料シャトルバス(20:00発)で渋沢駅 20:21 渋沢駅発 |
コース状況/ 危険箇所等 |
ルートには台風の影響があり、倒木、階段の崩れなどがありました。 寄バス停付近には、お店がありませんので、新松田駅前での調達が最後になります。 下山後のお風呂は、こちらにしました。 湯花楽 http://www.yukaraku.com/hadano/ 大人850円 |
写真
感想
丹沢はいつかリベンジに行かなくては、と思っていたのですが、涼しくなったら鍋焼きうどんが食べたいなーと思っていたので、念願の鍋割山をめざしました。
朝はすっかり日の出が遅くなって、家を出発したら真っ暗。
これは結構怖いなあと駅までスタスタ急ぎました。
駅についてもまだまだまっくら。新宿駅始発の小田急線を待ちます。
電車の中で丹沢の地図を小さく広げて確認する私たち。
ほんとに反省すべきことに、前回の丹沢は地図を持っていなかった。
今考えれば本当に怖いことですけど、地図って頼もしいと思えるようになった1年を感じました。
新松田で下車し、バス停へ。新松田駅と、松田駅の間にバス停あります。
駅前に小田急のコンビにもありました。
バスはSuica使えて便利でした。新松田から寄(やどりき)を目指します。
途中狭い山道を抜けていくと、その先に寄の集落がありました。
こんな山の中に集落があるなんてと少しびっくり。
でも私の地元に似ています。
寄のバス停の前の運動場でトイレが使えるとヤマレコにあったので、私たちもここでトイレを借りました。
女子トイレにいたメスのカマキリ、とっても大きくて、たまごもってました。
女子トイレにメスのカマキリ・・・わかってらっしゃる(笑)。
バス停に大きな地図の看板がありますが、これには鍋割へのルートがありません。
バスが通ってきた道をすこし戻ると、石塀に鍋割への看板がありますので、これを参考にして、集落の中の舗装道を進みます。
集落を越え、畑、茶畑を越えるといよいよ山道へ。
獣よけのための柵にドアがついており、ひもでしばられているので開けて山へ入ります。
くもの巣がすごいので、木の枝で払いながら進みました。
獣よけのゲートの中→てことは、獣がいるんですよね?という不安で、熊すずをならしながら、おしゃべりしながらすすみますが、連休なのに前にもうしろにも誰もいない山の中。
ゆっくりできていいけれど、少しさみしく、心もとない。
樹林の中をゆくので展望もなく、どきどき。
やがて地図にない分かれ道になりました。あれ、間違えたのかな?と思いましたが、キャタピラのあとが地面にあったので、作業しているようです。
しるしが見えた、一番左のルートを取ると、すぐに林道にあたりました。
地図にある、林道を渡るところです。
林道を渡ると、急な階段となりぐいっと登ります。
ここから先も林道の中をもくもくと進みます。
ぱあっと開けて、草原になったところがくぬぎ山山頂。
でも、くぬぎじゃなくて大きな松がありました。
久しぶりに開けた平地にちょっとほっとして、また進みます。
くぬぎ山からほんの15分ほどで、栗ノ木洞分岐。
ここは樹林の中ですが、平地なのでちょっと休憩。
すると後方から人が!やっと人に会えました!よかった〜と胸をなでおろしました。
スタートから1時間50分でやっと人に出会ったのでした。
栗ノ木洞から後沢乗越までは、どんどん下ります。
沢の音が聞こえてくることも。
台風の影響か、だいぶ崩れているところもありました。
後沢乗越では、大倉方面からぞくぞくと人があがってくるのが見えて、狂喜♪
わーーいっぱいいる!さすが丹沢!やっぱりこうじゃなくちゃ!
このとき安心したのと同時に、緊張感がスッパリなくなり。。。
このあたりからバテはじめました。
それに人数が多いと、ペースが難しい。
私たちは比較的遅いので、途中何度も道をあけて、早い方に譲ります。
鍋割山頂までの登りがつらかった。
山頂かな?と思えば裏切られ、まだ登るの!?という気持ちになってきます。
でも頑張るしかない!最後の登りで、山頂のソーラーシステムが見えたときは、じわっと涙が出ました。
やっと山頂です。嬉しい!
混んでいるので、先に鍋焼きうどん(1000円)を注文に向かいます。
鍋焼きうどんは、外で食べる方も、小屋の中で出来上がるのを待ちます。
ストーブが炊かれていて、あったかい。
うどんを待つ間、向かいに座った方がとてもおいしそうにプハーー!とコーラを飲んでいたのをみて、私も飲みたくなり、友人と半分こして飲むことにしました。
トレーに乗せられた鍋焼きうどんを持って、外へ。
ちょうどベンチが空いていたので、座っていただきます。
おなかも空いているし、とってもおいしい!!!あったかーい!
具だくさんだし、これは名物なのが納得の鍋焼きうどんでした。
かぼちゃの天ぷら、嬉しかった。
トイレを済ませて(100円)下山開始します。
大倉尾根を下る予定なので、小丸尾根をとおり、金冷シを目指します。
下山とはいえ、大丸は1386と、鍋割よりも100m高いのを地図で発見。
ああ、気分は下山だけど、登りだわ。(笑)
時折展望が開け、大倉尾根もよく見えました。
大丸をすぎ、塔の岳山頂が見えて嬉しかった。去年はあそこにいたんだなあ。
金冷シから、いよいよ人生二度目の大倉尾根を下ります。
前回はまさかの日没となってしまったので、今回は絶対リベンジ!
因縁の対決です(笑)!
目標は16:35大倉発の、湯花楽の無料シャトルバス乗車!
がんばれば温泉が待ってる♪
さて気合いも新たにどんどんくだります。
しかしやっぱり長い大倉尾根。
最初は快調に飛ばしましたが、どんどん足が上がらなくなり、ひざが笑ってきます。それでもこの一年で、いろんなところを歩いたせいか、思ったよりもスムーズなくだり。
昨年はもっと手間取っていたように思います。
途中、別チームのお兄さんが、「オレ、イモトみたいにヘリで下山したいわ」と嘆いていましたが、その気持ちがほんとによくわかる、つらくて長いくだりです。
人も多く、もう熊すずも必要ないと思い、途中で熊すずをリュックにしまいました。どのあたりだったか、うろ覚えなのですが、大きな鹿さんが隣を駆け抜けてゆき、声が出ないほどびっくりしました。
すごく大きく、走りが速くて、りっぱなツノがありました。
は〜〜びっくりした!でも出会えて嬉しかった!
湯花楽の無料バスに間に合うか!?と思いきや、私がバテバテで間に合わず(泣)
すみませんです。
ほんとバテバテなので、タクシーで湯花楽へ。大倉から1610円。
湯花楽は初めて利用しましたが、登山靴の入る靴ばこ、リュックの入る大きなロッカー、食事どころ、サウナもありとても便利でした。
まったりすごしてすこしリフレッシュ。
帰りは無料シャトルバスで渋沢駅まで送ってもらえます。
帰りの電車ではほとんど眠りに落ちそうな感じでしたが、丹沢はやっぱり充実した山あるきができるので、人気なのもわかります。
いつか丹沢山、蛭が岳まで行きたいな!
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