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Yamareco

記録ID: 2310733
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無雪期ピークハント/縦走
比良山系

ガリバー村から武奈ヶ岳(過去レコです)。

2009年05月09日(土) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
9.7km
登り
858m
下り
845m
天候 晴れ。
過去天気図(気象庁) 2009年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
 北陸道木之本ICまで高速道路、その後は琵琶湖北の一般道路を通ってガリバー村へ。
コース状況/
危険箇所等
 危険個所満載。
出発します。
2009年05月09日 08:31撮影 by  u780,S780 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/9 8:31
出発します。
滝が
2009年05月09日 09:12撮影 by  u780,S780 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/9 9:12
滝が
次から
2009年05月09日 09:12撮影 by  u780,S780 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
5/9 9:12
次から
次へと
2009年05月09日 09:14撮影 by  u780,S780 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/9 9:14
次へと
何本も
2009年05月09日 09:16撮影 by  u780,S780 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/9 9:16
何本も
現れます。
2009年05月09日 09:17撮影 by  u780,S780 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
5/9 9:17
現れます。
鎖場も。
2009年05月09日 09:30撮影 by  u780,S780 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/9 9:30
鎖場も。
恐々渡ります。
2009年05月09日 09:31撮影 by  u780,S780 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/9 9:31
恐々渡ります。
2009年05月09日 09:32撮影 by  u780,S780 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
5/9 9:32
梯子も。
2009年05月09日 09:32撮影 by  u780,S780 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/9 9:32
梯子も。
2009年05月09日 10:07撮影 by  u780,S780 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/9 10:07
山頂で。
2009年05月09日 12:15撮影 by  u780,S780 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
5/9 12:15
山頂で。
2009年05月09日 12:39撮影 by  u780,S780 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/9 12:39
2009年05月09日 12:43撮影 by  u780,S780 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/9 12:43
帰路は細川越を回って。
2009年05月09日 13:07撮影 by  u780,S780 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/9 13:07
帰路は細川越を回って。
撮影機器:

感想

 前回の綿向山に引き続いて滋賀県の山である武奈ヶ岳に登ることにした。地図を見ると武奈ヶ岳に登る道は迷路の如く色々あるが、ガリバー村から登り始め、大摺鉢、広谷、イブルキノコバを経て山頂に至るコースを選んだ。2009年連休明けの週末、5月9日、ナビにまかせて大垣ICから木之本ICまで高速道路、その後は琵琶湖北の一般道路を通ってガリバー村に至る。ガリバー村のゲートで、「登山です」と云うと、登山者用の駐車場に無料で止めさせてくれる。そこにはもう何台もの車がいて、これから登ろうという人の姿も見える。ヘルメットを冠っているが岩登りでもするのだろうか、それにしては元気なおじさん、おばさん達だ。昨日午前中まで降り続いていた雨もやみ、今日は打って変わって上天気。ガリバー村の車道を歩き、建物がいくつか現れた場所でトイレを探す。そんな事をしているうちにあっという間に30分程たってしまう。
  林道をしばらく歩くと終点で、ここから遊歩道となる。魚止滝へ下る道の入り口には、初心者は危険なので行かないで下さいと書いてある。滝には行かずにそのまま遊歩道を進むと右下の谷に向かう道が現れるが、そこはロープで閉鎖されている。その先も遊歩道が続き、木の間から前方に滝を垣間見ながら進むと、目の前に勢いよく流れ落ちる滝と広い滝壺が現れ、大きな石がごろごろしている。滝の横の岩壁には黄色い鉄製の取っ手が階段状に打ち付けてある。ダブルストックを片手に持ち、空いた手で取っ手を握り、それに足をかけ登る。登ったかと思うと再び黄色い取っ手や鎖やロープが現れる。川を渡って、小さな滝と滝壺を過ぎると急な岩肌の狭い道に鎖が掛けられている。とてもストックを持ちながら登れるようには思われないので、ストックを畳んでザックに着ける。両手で鎖を握り締め、喜んで登る。上まで上がると大きな滝が、しぶきを立てて落下しているのが見える。その下には緑色をした美しいい滝壺も見える。滝を挟んだ向こう側の崖には、ほぼ垂直に梯子が立て掛けられている。滝壺を渡ってあそこまで行くようであるが、そこまでずっと鎖が付けられているのが見える。崖に付けられた鎖を握り、狭い足場をまず滝壺に向かって下る。滝壺の上の踊り場まで行くと、「貴船の滝、落差30m」という木札が付けられてある。そこから後ろ向きになって鎖にぶら下がり、つるつるの急な岩場を滝壺まで降りる。滝壺を、鎖に掴まりながらこれまたつるつるの大岩を伝って渡る。ようよう渡り終えると今度は滝壺を取り囲む崖を、これまた鎖を握り締めながら崖にへばりついて上る。梯子のある踊り場で一息ついてから鉄梯子を上る。梯子を上りきってから慎重に岩肌に移る。これで安心してはおられない。足場の悪い鎖場が待っていて、どこを握ってどこに足を置こうかと考えながら緊張して登る。さらに鎖場が続くが、余裕も生まれる。数本の鎖が並んでいて、どれを掴もうかと迷いながら、でも喜んで登る。滝の上に登りつくとあとは雑木林の中の川沿いの登山道。登り始めてからおよそ1時間、滝を見ながらザックを下ろして小休止。先日買った比良山系の地図を広げて見ると、この道は予定していた道とは違うではないか。スキー場跡に向かっているようで、頂上まで行くにはかなりの大回り。ま、行ける所まで行き、時間が無ければ頂上まで行かずにイブルキノコバを回って帰ればいい。大きな石楠花のトンネル、落ちた花びらが登山道に敷き詰められている。それも束の間、再び鎖にしがみ付く。古びた木の階段は傾き、とてもそれを登る気にはなれない。トラ紐ロープを握り締め、梯子の横の岩肌を登る。崖に掛けられた丸太の橋、斜めに伸びた大きな木の幹が行く手を遮る。頭をぶつけないよう、谷に落ちないよう、ロープを握り、身をそらして丸太を渡る。そしてまたトラ紐ロープが現れる。武奈ヶ岳、たかが滋賀県の山と侮る勿れ。でも楽し〜い。「まぼろしの滝」と木札があるが、滝は見えない。地図を見るとすでにオガサカ分岐は越している、注意をしながら来たつもりであるが、いつの間にか通り過ぎたようだ。尾根道となるがこれがかなりの急登である。雑木林の中を直登、仰ぎ見れば明るくなり、やがて比良スキー場あとに登り着く。木陰に座ってひと休み。地図を広げて見ると、ここから頂上までのコースタイムは1時間半ほど、今は11時、これなら頂上まで行ける。ひと休みして元気を取り戻し、スキー場を下る。晴天の下、日差しを遮るものは無い。ゲレンデの右端を登り登山道に入る。ガレた溝状の道を登り、目指す武奈ヶ岳が目に入るようになる。ザレた急坂を登ると、以外に早く頂上に到着。まだ12時15分、本当にここは頂上なのか? 「武奈ヶ岳山頂 標高1214m」という柱があるので頂上には間違いない。沢山の人が休んでいる。わたしも腰を下ろし昼食とする。眼下には琵琶湖が広がり、周囲は山、山、山であるが山の名前はわからない。地図を見て、帰り道をどれにするか検討。あの貴船滝の鎖場を降りるのはもうゴメン、ちょっと回り道だがまだ時間も早い、頂上からさらに先に進んで北稜を下ることにする。雑木林の中のなだらかな尾根を快適に下るとやがて急な坂となり、これをゆっくりと下る。鞍部から登り返して、「細川越」に至る。真っ直ぐ行くとツルベ岳、わたしは右に下る道へ入る。広谷の流れに沿ってスゲ原を下る。明るい雑木林の中、なだらかな道を歩き、丸太の橋を渡り、川で顔を洗って一服。きもちい〜い。イブルキノコバへの道を右に分け、谷から離れて急坂をどんどん下る。はるか下に川の流れの音が聞こえ始め、だんだん水音が大きくなり、そして流れが見え始める。ん? 思っていたとは反対に川が流れている。川を渡って左岸に移り、Uターン。そして出たところが何やら見覚えのある景色。大摺鉢だ。はて? 朝、来たときはこの道がある事に気がつかなかったんだがな。小さな木札がぶら下がっているが、これは目に入らないだろう。案内本には「木の橋がわたしてある」と書いてあるが、どこにもそんな橋は無い。水に足をつけるには深すぎる。大石にしがみついて身体を回転させ、次の石に足を乗せ、そしてまた次なる大石へ。無事対岸に渡り、あとは今朝来た遊歩道を下ってガリバー村に帰り着いた。6時間半の山歩きだった。

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