グレートトラバース3 山口県ロードを巡る七日間の旅(六日目)
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- GPS
- 10:13
- 距離
- 38.0km
- 登り
- 275m
- 下り
- 260m
コースタイム
- 山行
- 7:49
- 休憩
- 2:24
- 合計
- 10:13
天候 | 曇り時々小雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 自家用車
・最寄りのJR宇田郷駅から列車でスタート地点の東萩駅へ |
コース状況/ 危険箇所等 |
・笠山 自然探求路など整備された遊歩道があり安全に歩けますが 山腹は生活の場として標識のない分岐が多数あり注意も必要 車で山頂近くまで行けます ・ロード区間 国道191号線、今回の範囲では十分な歩道があるので安心して歩けます |
その他周辺情報 | ・世界遺産 萩の産業遺産群 松下村塾、萩城下町、萩反射炉、大板山たたら製鉄遺跡、恵美須ヶ鼻造船所跡 ・笠山(標高112m 世界最小の火山) 明神池、風穴、椿群生林 ・道の駅「阿武町」=全国の道の駅発祥の地 日本海温泉「鹿島の湯」※塩化物泉なので擦り傷に浸みます! |
感想
2018年 3/27〜4/3(3/31は休養日)に
田中陽希さんがグレートトラバース3で歩いた、七日間の山口県ロード
公式ホームページの日記や当時、発信していたSNSをもとに
自分なりに少しだけ、登山の寄り道を加えて再現した、六日目の山行
<田中陽希さんの行動>
・明治維新から150年を記念して、世界遺産の松下村塾を見学
・漁港でワカメ採りの地元民と交流して、採れたてワカメを食す
・笠山の麓にある塩水池「明神池」を泳ぐ、フグやエイなどの海水魚に驚く
・桜満開の笠山山頂で海に浮かぶ火山島(六島諸島)と
世界一小さな火山が織りなす神秘の絶景に魅了される
・阿武町から宿までの国道191号の海岸線に沈む夕日に感無量となる
・宿泊地は人生初の漁家民泊「浜の小屋」で海の幸を堪能する
田中陽希さんの日記はこちら!
2018年4月2日「漁家民泊」
https://www.greattraverse.com/blog/20180402
採れたてワカメを茹でて食べる様子は第三集「日本海ロード&神話の山々」で
笠山の明神池と山頂からの絶景シーン、夕景を激走する場面は
第三集「日本海ロード&神話の山々」と15min「山陰300辧廚琶送。
<私の行程とアレンジポイント>
・出発地は前回終了時のJR東萩駅から軌跡をつなぐ
・陽希さんの宿泊地「浜の小屋」に近い、国道のパーキングをゴールとする
・笠山は、自然探求路から椿群生林の周回コースとする
今回は陽希さんと、ほぼ同行程となりました。
※遠岳山への登山も計画していましたが、笠山を満喫しすぎて断念
<旅の感想>
旅の六日目のメインは、笠山!
世界一小さな火山と称される笠山の標高は112m、
私の誕生日1月12日と同じで、「My mount」として愛着のある山
(2018年9月には、日本ジオパークに認定されました)
桜が満開だった、陽希さんの歩いた季節に合わせ、
三月から今回の山口県ロードの旅を始めた、特別な場所!
この日は、新型コロナウイルスの影響で仕事が休業となり、
前回の五日目から中一日で挑戦、見事、満開の桜を見ることができました。
まずは東萩駅から松下村塾へ
西郷隆盛と並び、私の尊敬する吉田松陰先生
幕末から日本を変えようと多くの志士を輩出し、世界遺産にも認定。
山口県民としては、萩に来て、立ち寄らずにはいられない場所に
陽希さんも立ち寄ったことに感謝(この年は明治維新150周年でした)
早朝の訪問で、毎朝、塾の講義室を丹念に雑巾がけされている神社の方と
松陰先生について熱く語り合ったり
まだ誰もいない境内を巫女さんたちが掃除する姿など、
観光客が多い、日中には見られない光景に触れた貴重な経験になりました。
その後は、世界遺産の萩反射炉と恵美須ヶ鼻造船所跡へ
反射炉は、グレートトラバース2で陽希さん、立ち寄っているんですよね。
敷地内の桜が見頃で綺麗でした。
恵美須ヶ鼻造船所跡は本当に何もない跡地でビックリでした(^_^;)
ワカメを採った場所は、昨年オープンしたローソンと
旅館「萩小町」の間にある海浜公園の防波堤ですね。
さすがにワカメは採らなかったけど、
コンビニで花見用の食材を買い込んで、いざ、笠山へ!
明神池では、子供連れの家族が海水魚にビックリしながら餌やりをしていて
天然の水族館だな〜と再認識
さあ、笠山登山です!
ここは2017年12月の「山口県百名山」の挑戦で、まさかの迷走した場所!
今度こそ、海岸線沿いの自然探求路と椿群生林を目指します。
「山口県百名山」の挑戦はGPS機器は不使用のルールでしたが
今では「ヤマレコマップ」を大いに活用して、道迷いの心配はありません!
あのときは先を急ぐばかりで余裕もなかったのでしょう(^_^;)
今回の旅は、のんびり旅!
すぐに自然探求路を見つけて、マグマが作り出した大地に触れました。
椿群生林も花の時期に訪れるのは初めてで、
ピークは過ぎているものの地面に落ちた花じゅうたんは感動ものでした!
(椿祭りも新型コロナウイルスの影響で中止でした)
ここから中腹までは、苔むした石段や椿の木々のトンネルなど雰囲気が良く
前回とは比べものにならないくらい気持ちよく歩けました。
(木々のトンネルをバイクで通行する地元民に驚きと笑いが止まらなかった)
笠山山頂の桜は期待通りの満開で、
展望台からの絶景も堪能しながら、花見弁当を食べて満喫しました。
計画では、このあと、遠岳山にも登る予定にしていたものの
笠山が楽しすぎて時間オーバーで断念!
それでも「My mount」笠山の魅力に触れられ大満足でした。
この後、「浜の小屋」までの海岸線を走る国道191号のロードは最高でした!
萩六島をはじめとした大小様々な島と海に浮かぶ富士の山「遠岳山」
前日に島内に初めてコンビニが開業した見島など絶景が広がり
下関〜長門間のような浜辺の浮遊ゴミは皆無で、海が本当に綺麗!
縁石で守られた幅の広い歩道も全域に渡って整備され安全に歩けました。
海岸線に沈む夕日に見とれながら歩くことができた陽希さん、
本当に感無量の絶景だったと思います。
ちなみに、この海岸線、清ヶ浜のパーキングは
グレートトラバース2で、足を止めて
のんびりとサーフィンを楽しそうに見ていた場所
それまでは記録のために先を急いでいた陽希さん
三瓶山から旅のスタイルを変えて、山陰路を満喫旅にすることに決め
翌日には、グレトラ2の旅で最大の寄り道として
九州までの最短コースから離れ、秋吉台や秋芳洞を歩いています。
この絶景の海岸線には深い思い入れがあるんだろうなと推測します。
途中、「道の駅 阿武町」は、なんと年度末の棚卸しで、ほとんどが休業!
前回の食あたりの反省を踏まえ、海鮮物を食べるつもりはなかったけど
営業していたレストランで、十分に火の通ったハンバーグを食べて再始動
やっぱり、歩くとお腹が減りますね(*^_^*)
目的地の「浜の小屋」に到着すると
後方に尖峰が際立つ「神宮山」がそびえ
また登ってみたいな〜と、登山意欲をそそられるのでした。
いつか、「浜の小屋」にも泊まってみたい
この日は、時折、小雨が降る曇り空
夕日をバックにドライブして帰る予定でしたが
空は焼けませんでした(^_^;)
こうして、中一日で歩いた六日目の山口県ロード
中一週間で歩いてきた、いつもより足取りは重かったけど
松下村塾に笠山、絶景の海岸線と楽しく歩けました。
山口県ロードの旅は、いよいよ最終日へと続く
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