ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 2322446
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
東海

鍋倉山(過去レコです)。

2004年03月28日(日) [日帰り]
 - 拍手
GPS
--:--
距離
9.6km
登り
756m
下り
749m
天候 晴れ。
過去天気図(気象庁) 2004年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
 揖斐川町、粕川に沿って「春日もりもり村」から谷山集落へ。
コース状況/
危険箇所等
 とくに危険個所はありません。
谷山集落から登ります。
2004年03月28日 08:07撮影 by  FinePix2700, FUJIFILM
3/28 8:07
谷山集落から登ります。
2004年03月28日 08:59撮影 by  FinePix2700, FUJIFILM
3/28 8:59
雪が出て来ました。
2004年03月28日 09:04撮影 by  FinePix2700, FUJIFILM
3/28 9:04
雪が出て来ました。
2004年03月28日 09:06撮影 by  FinePix2700, FUJIFILM
3/28 9:06
2004年03月28日 09:13撮影 by  FinePix2700, FUJIFILM
3/28 9:13
2004年03月28日 09:21撮影 by  FinePix2700, FUJIFILM
3/28 9:21
2004年03月28日 09:31撮影 by  FinePix2700, FUJIFILM
3/28 9:31
2004年03月28日 10:06撮影 by  FinePix2700, FUJIFILM
3/28 10:06
2004年03月28日 10:10撮影 by  FinePix2700, FUJIFILM
3/28 10:10
2004年03月28日 10:17撮影 by  FinePix2700, FUJIFILM
1
3/28 10:17
2004年03月28日 10:28撮影 by  FinePix2700, FUJIFILM
3/28 10:28
山頂で
2004年03月28日 10:29撮影 by  FinePix2700, FUJIFILM
2
3/28 10:29
山頂で
記念に。
2004年03月28日 10:30撮影 by  FinePix2700, FUJIFILM
2
3/28 10:30
記念に。
2004年03月28日 10:32撮影 by  FinePix2700, FUJIFILM
3/28 10:32
2004年03月28日 10:32撮影 by  FinePix2700, FUJIFILM
3/28 10:32
2004年03月28日 10:32撮影 by  FinePix2700, FUJIFILM
3/28 10:32
ひと休みして
2004年03月28日 11:03撮影 by  FinePix2700, FUJIFILM
1
3/28 11:03
ひと休みして
下ります。
2004年03月28日 11:18撮影 by  FinePix2700, FUJIFILM
3/28 11:18
下ります。
2004年03月28日 12:38撮影 by  FinePix2700, FUJIFILM
1
3/28 12:38
2004年03月28日 12:45撮影 by  FinePix2700, FUJIFILM
3/28 12:45
撮影機器:

感想


 平成16年3月28日、珍しくこの3日間晴天が続いている。暖冬とはいえ、飛騨や長野の山は未だ積雪が多く登れないだろうと、西濃地方の山から鍋倉山を選んだ。揖斐川右岸を北上し、揖斐川町から揖斐川の支流である粕川に沿って春日村に向かう。左手に「春日もりもり村」へ向かう橋が現れ、その手前に右手に入る細い道がある。車一台がやっと通れる程の道で、東海自然歩道の小さな立て札があるがその向きが定かでなく、果たしてこの道が鍋倉山への道なのか不安である。粕川の支流である高橋川の右岸に沿う道は、舗装はしてあるものの左から崖が迫り、右は谷底である。徐行運転で恐々進むと、急に道が広がり、舗装もされ、この山奥に何の為に作られたのかと理解に苦しむ立派な道となる。その立派な道の終点に昭和41年に全村離村した谷山集落があり、その集落の歴史を記した御影石の碑が立てられている。壊れかけの古い家屋に混じって新しい家もあり、人の気配は無いが現在も利用している人がいるようだ。「鍋倉山5.5辧廚判颪れた東海自然歩道の道標が立っている道路脇に駐車し、8時35分、高橋川の左岸に沿う林道を歩き始める。林道は車も通れる道で、道路脇に一台、林道の終点にもう一台車がとめられている。すでに山に入っている人がいる事がわかり気が楽になる。道が左にカーブし、右山トラバースで杉の落ち葉でおおわれたフカフカした道を登り、なだらかではあるが徐々に高度をあげ、渓流の音が次第に下に小さくなって行く。杉の植林であるが、木の間から日も差し込み暗さは無い。「鍋倉山3.8辧廚琉篤發ある場所に来ると、遠のいていた渓流の音が急に大きくなり、再びきれいな水が流れるせせらぎを見ながら気持ち良く歩く。せせらぎの中に2人の男がおり、そのうちの1人が突然声を掛けて来る。「許可証を持っているか?」と云う。この山は許可証がいるのかと一瞬思ったが、彼等は釣り師で、わたしを釣り人と間違えたらしい。さらに進むと、昔はワサビ田だったのだろうか、段々になった石垣が現れ、そこに杉が植林されている。苔むした木橋を渡り、高橋川の右岸に出て少し行き、同じような橋を渡り再び左岸に出る。高橋川の支流を渡り、渓流と別れてジグザグの登りが始まる。外津汲への分岐に至ると「鍋倉山2.9辧廚良玄韻立っている。日陰の道には所々雪が残っており、それが段々多くなり、ついには雪の積もった登山道となって尾根に出る。雪はしまっているが時々ズブズブと膝まで埋もれてしまい、足を引き出すのに一苦労する。「鍋倉山2.9辧廖◆2.5辧廖◆1.5辧廖◆0.8辧廚判颪れた標識も、順番に深く雪に埋もれていく。ブナ、ミズナラの枯れ木が立ち並ぶ林の中の銀世界を歩き、「水場50m」の標識を過ぎ少し登ると、雪の広場に立派な避難小屋が建っている。これをやり過ごし、緩やかに下って登り返すと鍋倉山の頂上である。谷山集落から2時間20分であった。頂上といっても峠のような所で、そこに鍋倉山の説明板が無ければ気がつかずに通り過ぎてしまいそうである。両側は枯れ木が立ち並んでいるが、木の間から雪を冠った山々が垣間見える。西に伊吹山、それに続く貝月山、金糞岳、さらに三周ケ岳だろうか、取りあえず自分の登った事のある山の名前を思い浮かべたが定かではない。東から北にも白い山々が連なっているが、どれが何なのかさっぱり判らない。記念写真を撮り終えて避難小屋に戻り、小屋の横のテーブルに腰を下ろして昼食をとった。インスタントラーメンであるが、雲一つない快晴の下、雪に囲まれて食べるのはひと味違ったものとなる。しばし別世界を味わった頃、4人組の賑やかなパーティが現れたのを機に帰ることにした。ズボズボと雪にはまり込むのを繰り返し下るが、登りと違って足を引き出すのは簡単である。とは云え、足を捻ったり怪我をしたりしないように気をつけながら慎重に下山し、1時間半程で谷山の集落に戻った。来る時には気づかなかったが、谷山からの細い林道にはカタクリの花が可憐に咲いていた。春日もりもり村の、入湯料400円の薬草湯で汗を流し、気持ち良く帰路に着いた。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:236人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら