白山(砂防新道から)/^o^\ハックサーン
- GPS
- 17:06
- 距離
- 11.2km
- 登り
- 1,442m
- 下り
- 1,459m
コースタイム
04:00-起床
04:38-バス停に並ぶ
05:00-バス出発
05:20-別当出合
05:50-出発
06:40-中飯場
08:37-甚之助避難小屋
10:10-黒ボコ岩
10:41-室堂
11:45-御前峰頂上
写真撮影
12:20-室堂
昼食
12:40-下山開始
13:00-黒ボコ岩
13:50-甚之助避難小屋
休憩
14:00-出発
14:46-中飯場
15:16-別当出合
天候 | 晴 時々 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
市ノ瀬からはバスに乗り別当出合まで行きます。(片道400円) 交通規制、バス時刻表についてはこちらのサイトにも記載してあります。 ↓ http://www.pref.ishikawa.lg.jp/hakusan/tozaninf/peak.html |
コース状況/ 危険箇所等 |
・コース状況 特に危険個所はなく、初心者でも大丈夫だと思いますが、距離もあるので下山時等気を抜かないように気を付けて下さい。 |
写真
感想
●市ノ瀬駐車場まで-序章-●
7日、土曜日の夜から体が痒くなる。
アレルギー反応のような感じがしたが、直ぐに収まるであろうと思っていました。
8日にバンド練習を終え、登山準備も一緒に持ってきていた為犬山の実家に戻る。
痒みは一向に収まらず、休日外来に行き見てもらい蕁麻疹と言われた。
蕁麻疹ブルブルと、クレヨンしんちゃんが言ってたな〜とか黄昏ながら点滴を受け飲み薬を貰った。
この日はレンタカー。
何故かと言うと自分の車がすこぶる調子が宜しくない。
先週の常念岳では登山口に行くまでに車が停まるんじゃないかとハラハラしたので贅沢ながらもレンタカー。でも、今秋キャンペーンで2800円で借りれたからまぁまぁかな。
車を走らせR156から九頭竜湖を通り過ぎ、福井の大野市ー勝山市を通り過ぎ日付が変わる頃に市ノ瀬駐車場に着いた。
●市ノ瀬駐車場〜別当出合●
車を停め、バス停の位置を確認しに。
係員のおっちゃんが来て、
おっちゃん「ここから朝5時バスがでるよ〜。」
僕「チケットとかは何処で買うんですか?」
おっちゃん「バスから係の人出て売ってくれるから大丈夫だよ〜。」
僕「ありがとうございます!」
と、軽い会話をし、車に戻る。
この駐車場、係員が夜中でもしっかり車の誘導をし、見回りもちゃんとしている。
車に戻りシェラフに身を包み就寝。
のハズがぁぁぁぁぁ!
蕁麻疹の痒いのが痒過ぎで泣けてきた。
結局寝たかどうか良く分からない状態で朝4時を迎えた。
何か切ない気持ちに捕われて車の外に出る。THE 極寒!
体を伸ばしているとおっちゃんがやってきた。
おちゃん「寒いだろ?」
僕「はい!デラ寒いっす!」
おっちゃん「山頂は氷点下の世界だよ〜。」
僕「そうなんですか。ここでこの気温ですもんね!」
と軽い会話をした。
もぞもぞ準備をしているとまだ4時半前だがバス停に人が集まりだした。
僕も準備し、颯爽とバス停へ。
4時50分過ぎにバスが到着。
列は凄いことに。
チケットの販売を始めたとたん、傘を被ったおじさんがいきなり横入りかましてました。取り合えずこういう非常識な奴を見ると怒りが込み上げる。特に山では。
しかし、ここで何も言えないのが初代ゆとり教育者、わたくしです。
といっても意外に誰も横入りにはツコッミはなし。
と、僕もチケットを買いバスへ。
余裕で座れました。
すし詰め状態になり、5時にバスは出発。
やがて別当出合に着くのであった。
●別当出合から甚之助避難小屋●
別当出合に着いたらまずトイレ。
バスを最後の方に降りた僕は出遅れ既に行列。
iphone5を待ち望むときの行列に勝るとも劣らない。
済ませ、登山届けを提出し出発☆
まずは大きなつり橋。
下調べ段階から楽しみにしていたポイントでもある。
そんなわくわく感も渡りきりものの1分で終わった。
ここから登りの始まり。
少し登ると立ち入り禁止の看板がある分岐へ。
禁止の方は普通に道がありましたが、立ち入りにしてはロープも張ってないしなんだろ?って思いました。
分岐をすぎ、石段の急とうが恥じまる。
マイペースで上りきり、上を一枚脱ぐ。
そこから中飯場まではなだらかな登りが続きます。
中飯場に着きパンを食べる。
とにかく眠い。夜寝れなかったせいなのか、朝の薬の副作用なのか、、、
とにかく気の緩みが大きな事故に繋がるといけないのでゆっくり、細かく休憩取りながら上ります。
別当覗。過去に大規模な水害の傷跡。
後々調べて、平成16年には甚之助谷でも地すべりが起きつり橋が流されてたんですね。ここら辺は地盤が緩いのかな?
そして、下山に別当崩の下のほうを見ることが出来るのですがとても大きな岩が未だ途中にある状態でした。自然の力とは神秘でありまたとてつもなく恐ろしいです。
そんなこんなんで石段を登り、4回ほど木道を歩き、甚之助避難小屋に到着。
なんか、ヘトヘトこのペースだとレンタカーを返す時間もあるし、室堂が限界かなって思ってました。
そう、レンタカーを24時間以内に返さないといけないので時間との勝負である。
ここでパンを食べる。
●甚之助避難小屋から室堂●
気合を入れて出発。
直ぐにまたもや石段の連続。だが眠気はいつの間にか去っていた。
エコーライン分岐から黒ボコ岩へ目指します。
直ぐに見通しがよくなりトラバース道へ。
景色が最高な中のトラバース道は気持ちがいいです。
次第に足取りが軽くなる。
途中水場があったが周りが凍っていた。
夜中の寒さを物語る。
十二曲がりまで来る。
ペースを崩さず淡々と足を進め黒ボコ岩に到着。
少し休憩し、室堂へ向けて出発。
弥陀ヶ原。目の前に広がる景色に思わず心奪われる。
ずーっと続く木道。
歩いていると足元に虫の死骸が沢山あるのに気付く。
茶色いバッタみたいなのが沢山いるけどイナゴかな?
やがてエコーラインと合流し、最後の登りを登って室堂に到着です。
●山頂へ●
広場で小休憩をし、ザックをデポして御前峰を目指す。
西のほうから雲が出てきたのが少し心配。
先頭を行くおばぁちゃんとしばしお話をしながら上ります。
どうやら僕は無意識に関西弁のような話方をしてるらしい。
関西に知り合いは沢山います!
途中ホシガラスが何匹かハイマツから出てきた。
そんなこんな、お喋りしながら、景色を見ながら登っていたら、頂上は目の前!
そして、無事頂上へ。
池のほうはガスっていて何も見えない。
取り合えず、石柱で記念撮影☆
滞在時間5分。
僕は室堂へ向けて下りだした。
●下山-帰宅●
室堂でご飯。しかし、下山時刻が気になっていて楽しみにしていたカップめんは諦めました。どうも、下山時刻、バス時刻、レンタカー返却時間が頭を何回も過ぎる。
BIGソーセージだけ齧りついて水分補給して下る。
後々思ったが何だかんだ20分も休憩してたんだからカップめん食てたw
下山はハイペース。
トントン降りていく。
中飯場以降からは下山道が分かれトラバース道となる。
道が痩せてる部分もあるのでご注意を。
下っていると眼下につり橋が見えてきて、3時18分下山完了☆
帰りは3時間も掛かりませんでした。
3時半のバスに間に合い、チケットを買う。
小銭を探してたら知らないおっさんに横入りされるw
もう、
”横入りは絶対にやめて下さい!!!”
帰りは何とか座れて市の瀬までは寝て、
車に乗り換え、白鳥から高速で帰れば間に合うとの事で何とか間に合った。
●まとめ●
今回は山頂までバテル事無く気持ちよく頂上に立ててよかったです。
去年は平瀬から登ったのですが、あちらのコースの方が登山!って感じですね。
それに比べて砂防新道はハイキング!って感じでした!
残念だったのはやはり、帰りは観光新道を使えばより一層景色が楽しめたのにと思った。どんなコースか調べてなかったのと、早く下山したかったので今回は諦めた。
次来る機会あれば是非利用してみたい。
北アルプス、御嶽では積雪がありました。
短い秋から既に冬へと入ってきてるんだなぁって思いました。
今年の2500m以上の山行シーズンは後1座ほどいければ行きたいが、雪が舞っていると聞くと少し戸惑ってしまう。
今後も天気と相談して決めていきたいです。
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