石鎚山-瓶ヶ森
- GPS
- 08:02
- 距離
- 31.3km
- 登り
- 2,749m
- 下り
- 2,750m
コースタイム
02:00 西之川登山口
05:00 石鎚山・弥山
06:10 土小屋
07:50 瓶ヶ森登山口
08:20 瓶ヶ森
10:00 西之川登山口
過去天気図(気象庁) | 2020年05月の天気図 |
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アクセス |
写真
感想
今日は四国の名峰、石鎚山へ。こちらも昨日の剣山と同じくロープウェーで登れる山だが休業中。まずは登山口から石鎚山まで1,500mガツンと登る。登るねえ、羊蹄並みだ。こんなに一気に高度を上げるのは久々だ。下の方はクモの巣だらけで大変だった。ライトを足元に照らすと5cmくらいのムカデをよく目にした。害は無さそうだが見慣れない生き物は怖い。ロープウェー区間の登山道といえば大雪山旭岳の夏道はまあまあ荒れていてひどいモンだ。なので大山も剣山も石鎚山もそこそこ覚悟して登っている。しかし本州の夏道はどこもよく歩かれていて快適なので拍子抜けした。せっせと高度を上げてロープウェー終点に着いた。もう700mがんばろう。ここからの登山道は更によく整備されていて歩きやすい。徐々に東の空が明るくなってきて目指す石鎚山のシルエットがドドーンと見えた。まるで壁だ。せっせと階段を登ると日の出前に山頂に着いた。山頂では単独の男性がお茶を沸かしてのんびりしていた。土小屋から登ってきたのかテン泊したのだろう。日の出までしばらくかかるので先に進むことにした。瓶ヶ森を目指して土小屋へ下りてゆく。土小屋まで緩やかな下りで非常に気持ち良い。走れる。軽快に下っていると正面から太陽が昇ってきた。今日で4日目となるが毎日晴れまくりで大丈夫だろうか。
土小屋には何台かクルマが停まっていてこれから石鎚山へ登る準備をしていた。なるほど、ここからだと400m登れば山頂なのか。ここにもモンベルストア(休業中)があって驚いた。瓶ヶ森登山口までロード下り。8~10kmくらい。淡々と走る。途中いくつか登山道に入ることもできるが全然歩かれていなくて笹がパヤパヤに育っている。ロードを歩いた方が速くて快適だ。小一時間走って瓶ヶ森登山口到着。もうだいぶ日が高くなって暑い。本日最後の登りを頑張って瓶ヶ森ゴール。この辺は誰もいなかった。避難小屋付近には滾々と冷たい水が湧いている。おいしかった。その後は東之川登山口を駆け下りてロードをちょい走って西之川登山口に戻り周回完了。瓶ヶ森-東之の登山口は倒木が多くて荒れていた。30km 8時間。結構歩いた。美しいGPSトラックが描けて満足。
さあ午後からもうひと登りしよう。笹ヶ峰へ登るべく寒風山トンネルへクルマを走らせる。本当は瓶ヶ森から縦走したかったが、戻ってくるのがしんどいので断念した。いつか石鎚山から剣山まで繋ぎたい。実は四国はそれほど遠くはない。伊賀から名阪に乗って大阪-神戸-淡路島を抜けて5時間も運転すれば剣山へ行ける。金曜16時に仕事を切り上げてクルマを飛ばせば21時には名頃のカカシと握手ってモンよ。ネタバレ(?)になるが今回の2週間の山旅で登った山はどれも優劣をつけられないほど素晴らしかった。しかし中でも三嶺-剣山は特に良かった。あの尾根は秋にはどんな景色になるのだろう。今年の秋に再訪しようかな。あのだだっ広い笹原で星空を眺めながらのんびりテン泊してみたい。
同日5/2午後から笹ヶ峰へ
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