コースタイムきっちり 朝日連峰大朝日岳 古寺鉱泉発着 日帰り
- GPS
- 09:38
- 距離
- 15.4km
- 登り
- 1,555m
- 下り
- 1,540m
コースタイム
駐車場6:00ー古寺鉱泉6:05ー一服清水7:40ーハナヌキ峰分岐7:50ー三沢清水8:25ー古寺山8:50ー小朝日岳分岐(下) 9:20ー(巻き道経由)ー小朝日岳分岐(上) 9:35ー銀玉水10:20ー大朝日岳頂上避難小屋10:50ー11:10大朝日岳山頂11:20ー大朝日岳頂上避難小屋11:30ー銀玉水11:55ー小朝日岳分岐(上) 12:35ー小朝日岳山頂13:00ー小朝日岳分岐(下)13:10 ー古寺山13:30ー三沢清水13:50ーハナヌキ峰分岐14:15ー一服清水14:25ー古寺鉱泉15:30ー駐車場15:40
天候 | 10月7日:曇り |
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過去天気図(気象庁) | 2012年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
10月5日以前の行程はこちら http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-231678.html 10月6日 19:30 飯豊山下山後、福島県喜多方市山都町出発 国道経由(途中コンビニにて仮眠) 10月7日 5:30 古寺鉱泉駐車場着 <山行> 16:00 古寺鉱泉駐車場発 16:30 大井沢温泉館『湯ったり館』着 18:15 同発 18:30 山形自動車道 月山IC 山形道・東北道経由 途中車中泊 10月8日 8:00 浦和IC 首都高 富ヶ谷IC 【コスト】 山形道月山IC〜東北道川口JCT 4,200円(普通乗用車) ETC休日特別割引(50%Off) 首都高速 700円(普通乗用車) 駐車場: 無料 ガソリン代: 約4,800円(走行距離: 約630km) ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 合計:9,700円 【駐車場】 古寺鉱泉駐車場 到着した朝5:30時点で満車。そこより手前の路肩や退避スペースに路駐となる。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
【水場】 一服清水 ◎ 水量豊富 三沢清水 ○ 水量細い 銀玉水 ◎ 水量豊富 【避難小屋】 大朝日岳山頂 【トイレ】 大朝日岳山頂 【危険箇所】 特になし 【道迷い個所】 小朝日岳山頂に道標が無い。念のため上がって来た人に道を聞けばOK 他は道標がしっかり整備されている。 【最寄りの温泉】 大井沢温泉館『湯ったり館』 〒990-0721 山形県西村山郡西川町大字大井沢1177 TEL:0237-77-3536 FAX:0237-77-3537 大人300円 http://www.gassan.co.jp/onsen/onsen02 |
写真
感想
飯豊から下山したその足で、大朝日岳を日帰りして来ました。
前夜の大雨で心配でしたが、朝までに雨も上がり予定通り頂上を往復することができました。
最近、登山に適した歩行ペースはどれほどか、という事をずっと考えています。
実は自分はまったくコースタイム通りの速度で歩く平均的な登山者です。
むしろ、「コースタイムを守る事を常々心掛けている」という方があたってます。
これよりも速過ぎても、遅過ぎてもダメと考えています。その理由とは、
・日没までに安全に下山するためにはコースタイムを基準に登山計画を立案するのが妥当。
・登山は誰もが楽しめるスポーツであるので、コースタイムは普通の人が無理なく登れる歩き方を前提に設定されるべき。
と考えているからです。
下記が今回山行でのコースタイムと、実際に歩いた時間との比較です。
登りは小朝日岳山頂を通らず巻き道を使ったので若干短縮気味ですが、
ほぼコースタイムどおりのペースで歩いていることがわかります。
コースタイム 休憩込み実績
登り/下り 登り/下り
古寺鉱泉
| 1:40/1:20 1:50/1:25
ハナヌキ峰
| 1:10/0:50 1:10/0:45
古寺山
| 0:40/0:30 0:40/0:20
小朝日岳
| 2:00/1:30 1:40/1:20
大朝日岳
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
5:30/4:10 5:10/4:20
【コースタイムを守る事を前提に登山計画を立てる】
登山では日の入り、山小屋の受付時間、または終バスまでに下山口に降りることを前提に計画し、コースタイムから逆算して1-2時間余裕を見た出発時間を決めています。今回は日没が17:30なのでコースタイム9.5時間、休憩1時間、下山後の余裕1時間とすると6:00出発という答えが出ます。この時点で「大朝日岳は日帰り可能」という結論に達し、出発時間までに登山口に到達できるかどうかの検討に移ります。
今回は日の出時間と出発時間が偶然一致しましたが、日の出前の出発になることは構いません。ヘッドランプを点灯して登山を開始すれば良いからです。万一道に迷ったとしても動かなければじきに明るくなるので心配ありません。逆に日没後の下山行動は状況が悪化する方向なので、道筋が明らかな場合を除いて動きません。
あとはコースタイム通りに歩けさえすればそれで登山は大成功なのです。急いで時間短縮する必要はありません、コースタイム短縮を前提にした登山計画を立てようなこともしません。
【コースタイム通りのペースとはどういう歩き方なのか?】
コースタイムは決して無理なペースには設定されていません。目安は下記。
・息が切れない程度のペースで歩く。
・汗をかかない程度のペースで歩く。
・会話をしながら登れるペース という表現もあります。
もちろん、全く息をしないことや汗をかかないことは不可能なので、あくまで目安の話です。
さらに個人差、荷物の量、登山路の状況、その日の体調、天候によっても変わります。
これはネパールのトレッキングガイド/グルン氏に教わった歩き方。
ところが実際やってみると、かなり意図してペースを下げないとこの歩き方は出来ません。
歩幅もかなり狭くすることになります。
しかもこのペースだと特に序盤ではかなりの人に追い抜かれることになりますが、別に気にする事はありません。
実際やってると、メリットの方がはるかに大きいのです。
・とにかく楽。短い休憩時間だけで、いくらでも楽しく歩ける。
・登り返しが苦にならない。
・後半バテることがない。
・風が出たときに衣服が濡れていないので寒くない(冬期だと凍らない)。
・着替えが少なくて済む。
・下山中、下山後に膝痛、腰痛、筋肉痛になりにくい。
以前の自分は全く逆でした
・息を切らせて坂を登り切り、ザックを放り出し休憩場所に倒れ込んで水をがぶ飲み。
・長々と休憩を取る。結果として休憩が長い分だけコースタイムからどんどん遅れる。
・ひどい時は休憩場所で仮眠
・衣服はどっぷり汗だくでほぼずぶ濡れ。風が出ると凍えそうなくらい寒い。
・後半はバテバテ。
実際にこの歩き方だけで飯豊山と大朝岳を立て続けに登り、筋肉痛にも膝痛にもなっていません。
次回登山ではさらに検証を進めてみようかと計画しています。
こんばんわ〜。
ご一緒させていただいたものです.
あの次の日の体の痛さは決して忘れられません^^;
歩き方、参考にさせていただきます!
朝日岳ではお疲れ様でした 。そして本山レポに写真出演ご協力ありがとうございました。
帰ってレポートを作っていて今更気付いたのが飯豊と朝日を連チャンすると累積標高差が3500mにもなるんですねぇ。それが実はなんと筋肉痛にも関節痛にもならず快調のままです。
今の歩き方はどこにベストがあるのかまだ試行錯誤中ですが、酸素が薄く寒い高所ほど有効らしいので、晴れそうなこの週末は日帰りで御嶽山(3,067m)に行って参ります。帰ったらまたレポ上げますので気に入ったらまた拍手御願いします。
昨年から中高年の山歩きに単独参加しています。大朝日に登りたいと先々週古寺山まで登ってきました。
記録を見せていただき、小朝日までなら時間、体力的に可能かなと思い、天気を見ながら今週末にチャレンジです。
前半心うきうきで急ぎ足になり、後半ばて気味なので歩き方をみならってみます。
参考になれば幸いです。下りでのバテは登りで足を使い果たすからなんですよね。前半をやや抑え気味にしてみてはいかがでしょうか?
古寺山から小朝日までは片道40分くらいです。
途中岩場などはございません。
最後の10分くらいはが急登になりますが、晴れれば頂上からの展望は素晴らしいでしょう。私の時はすっかりガスってしまい、展望ゼロでしたが。
それよりも、毎週朝日連峰にチャレンジできるなんて、何てすばらしい住環境なんでしょうか!ということは出羽三山にも...うらやましい限りです。
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