二口山塊周回（大東岳/南面白山/小東岳）

2020年05月03日(日) [日帰り]

• GPS: 08:52
• 距離: 21.1km
• 登り: 2,054m
• 下り: 2,065m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:31
• 休憩: 1:12
• 合計: 8:43

6:02 大東岳登山口
7:20 7:20 標高点
8:04 8:17 大東岳
10:14 10:39 南面白山
11:07 11:07 猿鼻山
11:51 11:52 小東岳
12:02 12:03 小東峠
12:42 13:08 樋の沢避難小屋
13:20 13:21 北石橋コース入口分岐点
14:06 14:06 雨滝
14:12 14:14 白滝
14:40 14:43 大東岳登山口
14:45 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

■アクセス
国道286号→県道62号→秋保ビジターセンター→大東岳登山口

■駐車場
大東岳登山口に7台程。
そこに止められなければ秋保ビジターセンター近くに30台程。
5/3時点で秋保ビジターセンターは休止中。

コース状況／危険箇所等

■登山ポスト
大東岳登山口に登山ポスト、用紙、ペンあり。

■コース状況
表コース
登山道明瞭。鼻こすり〜山頂付近は残雪、踏み抜きあり。

大東岳〜権現様峠付近〜南面白山
山と高原の地図では破線ルート
5/3時点で山頂直下から残雪あり。アイゼン必須。明瞭な沢型になるまでは地図・地形を見ながら歩きました。沢の雪渓は上部は問題ありませんが、下部は薄くなっている箇所があり、権現様峠への分岐までは降りずに南面白山方面へショートカットしました。南面白山方面の登山道は夏道が残雪で隠れている箇所がありルートが分かりづらいです。渡渉もいくつかあり、薄い残雪があるため少し難儀しました。南面白山直下の急登は残雪なし。

南面白山〜小東岳
稜線上の残雪は猿鼻山付近のみで、アップダウン部分の残雪は消えていました。

小東岳〜小東峠〜桶の沢避難小屋〜登山口
小東峠から桶の沢避難小屋方面へは序盤は細い沢を下りますが、かなり荒れています。たまに見える青テープを頼りに下ると、少し開けた登山道に出て、右手に沢を見ながら歩きます。数度渡渉すると正面に桶の沢避難小屋が見えます。裏コースは長い距離を緩やかに下りますが、滑落するとアウトな登山道が続くので慎重に。

その他周辺情報

直行・直帰。

写真

5/3 6:02

大東岳登山口よりクライムオン。駐車場には5台程。

5/3 6:13

雪解けで水量多めだが渡渉には問題無し。

5/3 6:35

立石沢から見上げると桜が綺麗。

5/3 7:57

上部はまだ残雪あります。

5/3 8:07

まずは大東岳登頂。バックは船形山。

5/3 8:20

しっかり休憩して北側の権現様峠方面へ向かいます。

5/3 8:22

手前は南面白山、猿鼻山。奥中央は月山、左は朝日連峰。

5/3 8:33

少し下ったらこの様子。沢型まで夏道があるかと思っていたが、かなり手前で残雪歩きに。

5/3 8:43

振り返って。上部はかなり急です。アイゼン必須。

5/3 8:44

右手のP1184と南面白山、地図・地形を見ながら雪渓に向かいます。

5/3 8:48

程なく雪渓に合流。

5/3 8:49

快適雪渓歩きの始まりー。

5/3 8:49

振り返って。上部は安定しています。

5/3 8:51

5/3 8:51

5/3 8:53

豊富な雪解け水が流れています。

5/3 8:54

下部に連れて薄くなってきました。

5/3 8:58

頃合いを見て左岸へ。南面白山へのショートカットルートを探します。

5/3 8:58

乗ったら危険(>_<)

5/3 9:02

雪解け水を浴びて南面白山を目指します。

5/3 9:19

権現様峠をショートカットして登山道復帰。

5/3 9:26

南面白山へのルートもいくつか渡渉がありますが、薄い雪渓があり少し難儀しました。

5/3 9:40

イワウチワが沢山咲いていました。

5/3 10:06

南面白山へは急登。

5/3 10:21

ヘロヘロになりながら南面白山登頂！

5/3 10:22

ここから見ると大東岳北側斜面はまだまだ残雪豊富。

5/3 10:23

これから歩く稜線。
そしてここから蔵王まで繋がる縦走路。

5/3 10:42

このルートはキクザキイチゲが沢山。

5/3 10:43

こちらは紫。

5/3 11:19

猿鼻山からは激下り…。

5/3 11:28

5/3 11:38

アップダウンを繰り返しようやく小東岳分岐。ザックデポし小東岳をピストン。

5/3 11:51

小東岳から蔵王方面。雁戸山が目立ちます。

5/3 11:51

大東岳が右奥、南面白山が左、猿鼻山が中央。登ってきた山が一望。

5/3 12:03

稜線から桶の沢方面へはこの笹薮へ突っ込みます。

5/3 12:16

たまに出てくる青テープ。細い沢を下ればルートを外す事はなさそうですがかなり荒れています。

5/3 12:23

標高下げて暑さが増してきたので再び水浴びー。

5/3 12:40

正面の大東岳が近づいて来ると、間もなく桶の沢避難小屋。

5/3 12:42

雪解け水が激流となって流れていきます。

5/3 12:42

ドボンしたら大変。慎重に渡って避難小屋で大休止。

5/3 14:39

裏コースを1時間ちょっと掛けて歩き、ようやく周回完歩。

撮影機器：

Xperia Z5 SO-01H docomo SONY

感想

ao_hachi

恒例行事になりつつある二口山塊周回に3年連続でトライ。前回・前々回は5月末、6月初旬だったため、今年は今までで一番早い時期の登山となった。核心（個人的見解）は大東岳〜南面白山であるが、想像以上の残雪で大東岳から下り始めてすぐ残雪となり地図・地形を読みながら下った。距離は短いが雪渓歩きを楽しんだ後、南面白山方面の登山道へショートカット。南面白山へのルートも残雪があり、特に何度かある渡渉では薄い残雪に阻まれ少し難儀した。急登を越えて南面白山からは大東岳から歩いてきたルートが一望。その後、猿鼻山、小東岳のアップダウンを越え、桶の沢への少々荒れたルートを下り、避難小屋で木漏れ日の中、大休止。裏コースの緩やかに下る道をひたすら歩き周回完了。
この周回は20km程あるのでシーズン序盤の体力が付いていない時期に歩くのはなかなか厳しいが今年もなんとか歩ききれた。