伊豆山稜線歩道 三蓋山

2020年05月08日(金) [日帰り]

• GPS: 07:05
• 距離: 13.4km
• 登り: 581m
• 下り: 564m

コースタイム

08：00　仁科峠⇒　08：25　後藤山⇒　08：50　展望所⇒　
08：57　猫越岳山頂の池⇒　09：05　猫越岳⇒　
09：35　猫越峠⇒　10：15　手引頭⇒
10：45　1020mピーク⇒　11：00つげ峠⇒　
11：25　三蓋山　12：15⇒　12：30　つげ峠⇒　
13：30　猫越峠⇒　14：00　猫越岳⇒
14：10　展望所⇒　14：45　後藤山⇒　15：05　仁科峠

天候

快晴　

アクセス

利用交通機関：

自家用車

静岡県県道411号線（西伊豆スカイライン）〜県道59号線（伊東西伊豆線）仁科峠駐車スペースに車を置きました。

コース状況／危険箇所等

　朝方少し冷え込んだため空気が澄み、仁科峠に着くと遠く南アルプスの白い山並みまで見えていました。
　後藤山付近のミツバツツジは見頃を迎えていました。
　この先を期待していましたがミツバツツジは蕾状態で開花は先のようでした。
　猫越峠を過ぎると薄緑の若葉を付けたブナの大木の森を楽しむことができました。
　途中から伊豆山稜線歩道から外れ手引頭に向かい大シャクナゲの蕾を観察、手引頭からアセビなどの木が茂り先が見えず少し迷いましたが尾根伝いに進み再度伊豆山稜線歩道に下がりました。
　つげ峠から尾根伝いに登り三蓋山で昼食。
　周囲を散策して伊豆山稜線歩道を仁科峠に向けて戻りました。

写真

5/8 7:58

仁科峠。

5/8 8:02

コロナウイルス感染拡大防止のため登山自粛の貼り紙。
複雑な気持ちで見入る。
つい最近までグローバル化などと言っていて一夜明ければ門を閉ざし鎖国状態。
国道沿いで「静岡県に来ないでください」と標示された看板を見ました。

5/8 8:06

仁科峠付近から右手側 魂山 左手側ミソウ台。
世の中の雑沓を離れ自然を楽しみたい。

5/8 8:06

空気が澄んで南アルプスまで見えていました。

5/8 8:07

笹に覆われた小高い丘のようなピークに登って行きました。

5/8 8:07

沼津市戸田地区。

5/8 8:17

天城牧場の脇を過ぎ後藤山に向け登って行きました。

5/8 8:21

天城牧場。

5/8 8:27

後藤山山頂標示板。

5/8 8:38

お目当てのミツバツツジ。
後藤山付近は見頃でした。

5/8 8:39

ミツバツツジ。

5/8 8:43

ミツバツツジ。

5/8 8:44

後藤山からの登り返し。

5/8 8:54

振り向くと通過して来た後藤山。

5/8 8:55

展望所からの富士山。

5/8 8:58

以前は火口と言われていましたが現在は地質研究が進み現在は猫越岳山頂の池。

5/8 9:05

若緑のブナ林が現れてきました。

5/8 9:07

猫越岳山頂　二等三角点埋設。

5/8 9:08

猫越岳山頂付近でアセビの花。

5/8 9:17

ブナの大木が茂る天然林。

5/8 9:20

ブナの大木が茂る天然林。

5/8 9:25

風の通り道か木々が倒れ登山道は掘れていました。

5/8 9:28

ブナの大木が茂る天然林。

5/8 9:31

ドウダンツツジ。

5/8 9:36

猫越峠標示板。

5/8 9:40

太い枝を張り巡らすブナの大木。

5/8 9:41

踊るような二本のブナ。

5/8 9:42

リョウブとヤマグルマ。

5/8 9:46

キン肉マンタイプのブナ。

5/8 9:47

展望が開けた山稜線歩道からの手引頭。

5/8 9:50

お目当てにしていたミツバツツジはまだ蕾。

5/8 9:54

裂けたブナの大木。

5/8 9:55

ブナの大木。

5/8 9:55

役目を終えたブナの倒木。

5/8 9:56

ブナの枝ぶり。

5/8 9:58

ブナの若葉。

5/8 10:03

縦走路脇のブナの大木。
ここから山稜線歩道を外れ手引頭への尾根に向いました。
この先道標は皆無。

5/8 10:06

ブナの幹の穴の中に。

5/8 10:08

どうしても見てしまう富士山。

5/8 10:10

手引頭への尾根。

5/8 10:15

手引頭山頂標示板。

5/8 10:17

手引頭山頂付近のブナの大木。

5/8 10:19

オオイタヤカエデ。

5/8 10:26

茂った木々に方向が分からず少し迷ったが開けた尾根に出ることができました。

5/8 10:29

オブジェ。

5/8 10:30

強風で枝が折られ枯れ木に。

5/8 10:31

ヒメシャラの木が行く手を阻む。

5/8 10:34

やっと見通しが効いた更地の尾根に出ました。

5/8 10:35

通過してきた手引頭方面を振り返る。

5/8 10:36

枯れ木に蔦が絡まりその間から富士山。

5/8 10:38

1022m付近。

5/8 10:39

富士山が見える。

5/8 10:40

緑が眩しい。

5/8 10:45

枝が折れ荒れたブナ林。

5/8 10:46

枯れ木と富士山。

5/8 10:55

蔦が絡まるブナの大木。

5/8 10:55

以前この先に進んだが迷って引き返したことがあるので今日は無難に山稜線歩道に下がりました。

5/8 11:01

山稜線歩道。

5/8 11:05

つげ峠標示板。

5/8 11:06

つげ平へ。

5/8 11:07

つげ平から見た三蓋山方面。

5/8 11:10

南の端から見た更地状のつげ平。
ふかふかな苔が生えだしたがイノシシが掘り返し元のブナ林に戻るのは長い年月がかかりそうです。

5/8 11:12

つげ平の朽ちていくブナの倒木。
以前はブナの大木がたくさん有り見栄えがした森でした。
風の通り道になっているようで老木になったブナの大木は大風や冬の雨氷の重さに絶えきれず太い枝が折れたり根こそぎ倒れて終うようです。

5/8 11:13

三蓋山山頂手前の北斜面。

5/8 11:17

三蓋山に続く尾根。
二本のブナが横倒しになっていました。
最近の出来事。

5/8 11:18

細かい木が密集して円形の一つの株になっています。

5/8 11:20

三蓋山に続く尾根から万三郎岳。

5/8 11:22

ブナの変木。
天城連峰小岳付近にあるヘビブナににている。

5/8 11:25

三蓋山（みかさやま）山頂標示板。
東に進むと伊豆山稜線歩道起終点の天城峠に続いています。

5/8 12:01

三蓋山山頂付近。
根元から折れた大木。

5/8 12:03

三蓋山 三等三角点。
山頂標示より300m程離れた地点にありました。

5/8 12:09

三蓋山山頂付近の南斜面に茂る若いブナの森。

5/8 12:22

ブナの枝ぶり。

5/8 12:23

三蓋山山頂付近の南
樹勢が良いブナの大木。

5/8 12:28

三蓋山尾根から更地のようになったつげ平。
つげ峠 手引頭に続く尾根方面。

5/8 12:32

つげ峠に咲いていた椿。

5/8 12:33

つげ峠から伊豆山稜線歩道を仁科峠に向けて戻りました。

5/8 12:39

開けた山稜線歩道から通過してきた三蓋山。

5/8 12:43

山稜線歩道に架かる木橋この先数カ所橋が架かっています。
落石注意。
手引頭に続く尾根を巻くように通過しました。

5/8 12:45

山稜線歩道に架かる鉄橋。

5/8 13:04

ギンリョウソウ。

5/8 13:09

ブナの大木。

5/8 13:12

ミツバツツジ。

5/8 13:15

ヒメシャラ。

5/8 13:17

ブナの新緑。

5/8 13:18

ブナの若葉。

5/8 13:39

傾いた日が射すブナ林。

5/8 13:44

並ぶブナの大木。

5/8 13:45

植林したように一直線に並んでいました。
ブナはこのような性質があるのでしょうか？

5/8 13:47

並ぶブナの大木。

5/8 14:28

後藤山付近。

5/8 14:31

後藤山付近。

5/8 14:36

黄色い小さな花キジムシロ。

5/8 15:03

仁科峠に戻りました。

撮影機器：

DSC-RX100M3 SONY

感想

yosi-yama

　コロナウイルスによる肺炎が全国各地に広がり不要不急の外出は自粛要請が出され、何時ものゴールデンウィークは普段は行けない他県の山に登っていたのに今季は何処にも行けず終い。
　富士山の山小屋は今年は休業する報道があり、楽しみにしている夏山山行はおわずけになりそうです。
　人が少ない山で体力維持を兼ねミツバツツジでも見て楽しもうと出かけました。
　期待していたミツバツツジの見頃はこれからのようでした。
　暖冬が過ぎ山桜は里の桜とほぼ同時に咲き始め一気に春を迎えました。　
　4月に入ると思ったほど気温が上がらず温度が激しく変わり花の開花予想は難しいです。
　山を始めた頃に訪れたつげ峠はブナの大木が枝を張って見応えがあり「山と渓谷」誌に掲載されました。
　山の自然は厳しく伊豆半島の季節風や冬の氷、台風などにより太い枝が折れ倒木になり朽ちて、つげ平のブナは壊滅今はぽっかりと空いた更地になってしまいました。
　三蓋山山頂付近でもブナの大木が根こそぎひっくり返り訪れるたびに風景は変化しています。