初めての木曽駒ケ岳(過去レコです)。
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- GPS
- --:--
- 距離
- 3.8km
- 登り
- 457m
- 下り
- 448m
天候 | 快晴。 |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
|
コース状況/ 危険箇所等 |
左程の危険個所はありません。 |
写真
感想
高い山で簡単に登れそうな所ということで、妻をさそって行くことになった。前日に駒ヶ根の役場に電話し、ロ-プウェイは8時頃から動くという情報を得ていたので、平成13年7月15日、5時35分、自宅を出発し7時40分に駒ヶ根高原駐車場に着いた。すでに沢山の車がとまっており、しらび平行きバス停の前に列が出来ていた。給料日前で、駐車料金400円、バスとロ-プウェイの往復切符が一人分4千円、しめて8400円払うと残金僅かとなり、帰りの高速道路代をやっと残すのみとなった。バスは満員であったが運転手席横のドアーの階段に座ることが出来た。バスが到着したしらび平はロープウェイの順番を待っている人達であふれており、692番という整理券を貰って日陰に腰をおろした。まだ何もしていないが、何もする事が無いので、朝買ってきたオニギリを1個食べてしまった。1時間以上待った後、やっとロープウェイに乗ることが出来、60人乗りのゴンドラは約8分で終点の千畳敷に着いた。コンコースを出ると正面に荒々しい宝剣岳が聳え、岩で白っぽく見えるジグザグの登山道には人が列をなして登っているのが小さく見えた。10時、一旦千畳敷カールに下り、小さな雪渓をわたり、岩だらけの登山道に入った。傾斜はきつかったが、人の後につきながらのゆっくりした登りで、とくに疲れることもなく乗越浄土に着いた。晴天下、左手に宝剣岳、北側に木曽駒ヶ岳、右手に伊那前山、それぞれが雄々しく立っていた。左手の宝剣山荘の横を通って行くと、こまくさが咲いており、平成8年に人工的に植えられたとの説明書きがあった。中岳に登り、その頂上から岩だらけの道を下りる途中、一人のおっちゃんが「ここはヘビがいないからいい。岡山の山はヘビばっかり」といいながら追い越して行った。岡山から来る人もいるんだなあと感心。中岳キャンプ場におりてから登り返して、11時40分に木曽駒ヶ岳頂上に到着した。沢山の人が昼飯を食べており、神社の裏手にまわって我々も昼飯を広げた。中には運動靴でハンドバッグ片手の若者もいたが、さすがにハイヒールの人はいなかった。宝剣岳の右手奥に、多分三ノ沢岳だと思うが、大きな山が雲の中に見え隠れしていた。記念写真を一杯撮ってから、12時30分、下山開始。多くの人は中岳を回って乗越浄土へ行く道を通って行ったが、「危険」との案内が立ててあったので、我々はしんどい目をして再び中岳に登った。乗越浄土からの下りは再び人の行列で、下りの苦手な妻と一緒に、何人かの人達に追い越されて下って行った。14時に千畳敷のロープウェイの駅についたが、妻はすっかりバテてしまっていた。30分程並んでゴンドラに乗り、しらび平からは臨時のバスで補助席に座ることが出来た。バスの窓から見えた「こまくさの湯」の駐車場は一杯で、さらに駒ヶ根高原駐車場から銭湯用具一式をかかえて湯に向かう人達も見え、我々は最初予定していた「温泉でひと浴び」は中止、そそくさと帰途についた。夕方5時半には自宅に着いていた。
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