白山(南竜テン泊〜御前峰)
- GPS
- 24:34
- 距離
- 20.4km
- 登り
- 1,790m
- 下り
- 1,798m
コースタイム
11:35別当出合 - <砂防新道> - 12:10中飯場 - 12:50別当覗 - 13:30甚之助避難小屋 - 13:50南竜分岐 - 14:20南竜ヶ馬場野営場(テント泊)
【2日目】南竜ヶ馬場〜御前峰〜お池巡り〜南竜ヶ馬場〜別当出合
4:45南竜ヶ馬場 - <トンビ岩コース> - 5:35トンビ岩 - 5:55白山室堂 - 6:30御前峰 - 7:00翠ヶ池 - 7:35白山室堂 - <展望歩道> - 8:25アルプス展望台 - 9:00南竜ヶ馬場(テント撤収)9:55 - 10:25南竜分岐 - 10:35甚之助避難小屋 - 11:25中飯場 - 11:50別当出合
天候 | 1日目:曇時々晴 2日目:晴時々曇 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ただし車の量は多いので、時間が遅いと路肩駐車を余儀なくされる。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
【1日目】 砂防新道については危険個所なし。残雪もなく歩きやすいです。 南竜ヶ馬場野営場は9月30日で営業を終了していますが、自由に利用できます。 土曜日の遅めの出発でしたがテントはまばらな状態でした。 テン場の夜は0度でかなり冷え込みました。 ダウンジャケット、ダウンパンツ、できれば湯たんぽ等も欲しいところです。 【2日目】 トンビ岩コース、御前峰、お池巡り、展望歩道共に危険個所なし。 【ドコモ電波状況】 南竜ヶ馬場 ・・・ ▲ 白山室堂 ・・・ ○ 御前峰 ・・・ × |
写真
感想
本当は金曜日の夜発で御嶽山に行こうと思っていましたが、飲み会で遅くなってしまったため断念。
土曜日の朝、ふと思い立って白山へ行くことに。
せっかくなので夕陽と朝日をみるべく、南竜でテン泊することにした。
今年白山は既に4回目。
5月の雪深い時期から6月、7月と段々雪がなくなっていく姿を見てきた。
さすがに10月ともなるとかなり雪も消えていることだろう。
出発が遅かったので別当出合についたのは11時過ぎ。
シーズンのピークは過ぎたものの、土曜日ということもあり車の量はかなり多い。
そうなるとテン場の混み方が気になってくる。
別当出合では整備工事が始まっており、風情があまりない。
砂防新道の途中でも法面工事が行われており、なんだか登山に来た気がしない。
白山は雄大で素晴らしい山だが、下の方は人工構造物が多すぎる。
砂防新道なので仕方ないと言えばそれまでだが・・・ちょっと残念。
14時頃南竜に到着し、南竜山荘へ向かうと既にテン場は9月30日で終了したとのこと。
もしやテン泊禁止なのでは!?と一瞬焦ったが、ご自由にどうぞの文字がありホッとする。
そしてテン場に着くと、人もまばらでテン場が埋まるという不安は一気に吹き飛んだ。
南竜の周りは紅葉がすばらしく、テントの中からしばらくそれを眺める。
そしてお腹がすいたのでマルちゃん正麺を作って食べる。
お腹が満たされると眠気が襲ってきたため、しばし仮眠を。
そうこうしているうちに、すぐに日没の時間となった。
仮眠を取っただけなのに、もう空腹に。
登山のカロリー消費量はすさまじい。今度はカレーをあたためて食べる。
しかし日が落ちてくるとさすがに寒い。温度計を見ると0度丁度を指している。
ダウンジャケットとダウンパンツがありがたい。
欲を言えば湯たんぽを持って来ればよかった・・・
快晴というわけではなかったが、夕日は素晴らしかった。
雲がオレンジに染まり、青空とのコラボレーション。
あまり見たことがない光景だった。
夕陽が沈んでしまうといよいよ寒いし、することもないので早くも床に。
とにかく朝まで寝てしまうのが一番よい。
翌朝3時半に起床、朝ごはんのお茶漬けを食べる。
そして4時半ごろ山頂に向けて登坂開始。
テントが凍るほど寒かったが、その分星空は素晴らしかった。
ヘッドライトを付けてトンビ岩コースを歩く。
暗いうちにこのコースを歩くのははじめてだったが、迷う心配はない。
空身に近い恰好なので歩くペースも速くなる。
あっという間に室堂到着。既に御来光は終わっているので人も少ない。
御前峰に向けて登りだすと、御来光を楽しんだ人達がぞろぞろと降りてくる。
あまり混んでいる山頂は好きではないので予定通りだった。
そして山頂に着くと、360度の展望が広がっていた。
東に北アルプス、乗鞍岳、南アルプス、南に御嶽山、中央アルプス、西に赤兎山、経ヶ岳など。
そして剣ヶ峰、大汝峰や池たちも勢ぞろいだ。
そのままお池巡りに向かう。
前回よりも水も雪も減って、少しさびしい感じがするが、色々な表情の白山を見るのもまた楽しい。
今回は紅葉と、展望と、池の全てが楽しめる素晴らしい山行だった。
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