伊豆ヶ岳&武川岳 - まさかの山ガールデビュー?


- GPS
- 06:46
- 距離
- 12.5km
- 登り
- 993m
- 下り
- 983m
コースタイム
- 山行
- 4:31
- 休憩
- 2:07
- 合計
- 6:38
08:21 長岩峠
08:35 男坂女坂分岐
08:45 伊豆ヶ岳
10:03 山伏峠
11:20 前武川岳
11:40 武川岳(昼食)
12:45 武川岳
13:17 見晴台
14:04 展望台
14:40 駐車場
天候 | 晴れのち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
登山利用者は事務所に連絡する必要があります。 連絡先事務所の電話番号は駐車場の案内に書いてありますが、携帯電波が駐車場では圏外だったので、電波が届くところから連絡しました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
伊豆ヶ岳への女坂は、途中、コース崩落のため迂回路を通る必要があります。 伊豆ヶ岳から山伏峠へ下る分岐は、山頂から古御岳方面へ1、2分下ったところにあります。山頂が分岐点だと思い込んでいると間違えてしまうので要注意。 今回のルートのいたる所に、乾いた砂地のザレ場があり、特に下りでは注意が必要です。スニーカーだった娘は、慎重に歩いても何度か滑っていました。場所によっては、滑ることを覚悟する必要さえありました。 |
写真
感想
1週間前、「釣りに行きたい」と言う娘。「釣り?山だったらいいよ」。「じゃ、山でいいよ。」ということで、考えたこともなかった娘との山登りと相成りました。
初回の印象って大切だから、どこに行こうか。朝は娘を熊谷で拾わなければならないので、地理的には奥武蔵だろうなぁ。。。ということで、伊豆ヶ岳と武川岳の周回コースとした。休憩除き約4時間のコースは、初山登りにしてはチト厳しいかもしれないけど、まぁ若いんだし。
朝5時さいたま市の自宅を出発し、熊谷で娘を拾い、名栗げんきプラザ第一駐車場に7時半頃到着。登山利用の場合は事務所への連絡が必要だが、携帯の電波が圏外のため途中から連絡した。
長岩峠経由の伊豆ヶ岳登山口を林道を少し入った先で何とか見つけ登山開始。山頂までは、木の根が張り出した樹林帯の中を快調に登る。初心者同伴なので、途中の小高山は迂回路を、男坂女坂は女坂を選択した。ただ女坂は途中、崩落があったらしく更に迂回路を促された。
広場状になっている伊豆ヶ岳山頂には先客が2組ほどいた。木々の間からの展望を眺めたり、写真を撮ったりした後、山伏峠へ下る道を探したが、これといった案内表示が無い。目に留まったのは、西方向に「正丸駅(女坂)」、北方向に「正丸駅」の案内板。何これ?北は、今来た道になるし。。。でも山伏峠は方角的には西だから、ということで、広場から西への道を5分ほど下ったが、登ってきたオジサンに尋ねたところ、この道は本来の女坂で、山伏峠への分岐は、山頂から天目指峠方面へ少し下ったところにあると聞き、無事ルートを訂正することができた。
ちなみにこのオジサン、時々登って、ルートの状況をチェックしているのだそうだ。こういう人達のおかげで安全な登山ができるんだなぁ、と改めて感謝です。
無事に山伏峠へのルートに乗ったはいいが、始めの方は乾いたザレのような砂地で、溝の浅い靴を履いた娘は滑りまくり。掴むものもなく苦戦しながらの下山となり、3組ほどに追い越された。結果、標準で30分のところを1時間かかった。うーん、この先、大丈夫か???
山伏峠の車道を越え、武川岳に向かうが、ココにも砂地の斜面がある。下りよりはマシだが、やはり苦戦。ただ、途中の開けた場所では、初秋らしいススキがたなびき、少し余裕(?)の出て来た娘も、今登ってきた伊豆ヶ岳を見上げて感慨深げ。思えば自分も登山を始めたばかりの頃は、歩いたルートを眺めては「よく歩いたなぁ」と悦に入ったものだ。
途中の前武川岳で小休止し、標準より若干遅れ気味ではあったが、何とか武川岳山頂に到着した。人が多かったら別な場所で、と思っていたが、2組だけだったので、山頂から一段降りたテント場みたいな場所を確保し昼食としたが、しばらくしたら10人以上の団体さんがやってきて、一気に賑やかになってしまった。これはマズイ、まだ記念写真を撮っていなかった。やむなく御一行の移動を待つことに。
さて、後は下るだけだが、砂地だったらまた時間がかかるなぁ、との不安は的中。見晴台経由で名栗げんきプラザに戻ったが、なんだかんだと2時間近くかかってしまい、結局、休憩含まず約4時間の全コースを、休憩含め6時間半での完歩であった。それでも娘は、愚痴をこぼすこともなく、そこそこ楽しんでいたようだったので良しとしよう。もし次があるなら、まず靴を何とかしないとだな。
それにしても、娘と二人だけでどこかに行くなど、小学校以来かもしれない。母親と違い、少し距離がある親父との山歩き。どんな思いで歩いていたのか、親孝行のつもりなのか。うーん、わからん。わからないけど、最後かもしれない良い思い出になったことは確かのようだ。ありがとうよ。
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