馬頭刈山
- GPS
- 05:08
- 距離
- 9.3km
- 登り
- 974m
- 下り
- 940m
コースタイム
-10:49鶴脚山標識-11:48つづら岩-12:16綾滝
-12:55天狗滝-13:29茅倉の滝-13:45檜原村役場
天候 | 曇時々晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所はありません。 |
写真
感想
東京国体のスタンプラリーで、奥多摩に次ぐ僻地の檜原村。
スタンプの設置場所が村役場で、これはもう登山のついでに
立ち寄れるルートを考えてと。
軍道から馬頭刈尾根を抜けて綾滝を下ると、
丁度集落に抜けてこれるルートが組めました。
今回はピークハントでなくハイキングがてらですね。
このルートはガイドによると、
かつて大岳山への登山道としてとても賑っていたそうです。
昭和40年頃までは。
当時は奥高尾のように茶店が点在していたとの事。
今では想像も出来ませんね。
この路は高明神社の参道でもあり、古くは大岳山に続く
修験道の道だったのでしょう。岩山と多くの社がそれを物語っています。
高明神社も今は麓に移築されていますが、
山頂の傍らにはかつての社の礎石が残っています。
大きさも、結構あったことが窺われます。
古の趣を残す、とても雰囲気のいい登山道でした。
馬頭刈山の山号は、奥多摩の山々の中でも極めて謎の山号だとか。
高明山と馬の鞍のように繋がっていることから、
馬つがり、まつがり、まづかり、と転じたのではないかと、
ガイドブックにはありましたが、つくづく謎ですね。
山頂は木立に囲まれ眺望は期待できませんが、
静かで明るく、雰囲気のいい頂です。
稜線は植林から自然林へ変わり、段々と岩場になります。
つづら岩まで来ると、目前に迫る数十メートルの巨岩が現れます。
クライミングの練習場としても有名らしいですね。
団体さんが練習に励んでおられました。
さて大岳山に向かいたいところですが、
檜原村に向かわなければなりません。
綾滝方面へ下ります。
むしろ今回の山行のハイライトとなりました、綾滝。
優雅な滴りに心を奪われました。
時間が過ぎるのを忘れて見入ってしまいました。
ここで昼食。優雅な滝の傍らで、マイナスイオンたっぷり。
死後ならぬ死語の世界(笑)
苦笑しながらも、気持ちいい空気に包まれてのんびり食べました。
下流には天狗滝。綾滝の優雅さを見た後では少々感動が薄いです。
でも落差はこちらの方があって、雄大ですね。
麓まで降り、のんびり里歩き。
役場に着いてスタンプゲット。
バスまでに時間があればここで休みたかったですが、
逃すと1時間以上待たされます。
この後、日の出のスタンプもゲットしたかったので…。
まだまだ大したことは無いですが、数多くの山に登って来たからこそ、
こうした古の足跡を感じるまでの感性を磨けたように思います。
恐らく、2年前の自分だったら、この古の趣を
同じように感じてはいない気がします。
山は、本当に懐が深いですね。
今度はこの稜線を、大岳山に向かってみたいものです。
kunadonoさん、こんばんは。
私も昨日、ほぼ逆ルート(千足〜瀬音の湯)で馬頭刈山に行ってきました。
分岐から軍道の間が気になっていたのですがこのような感じだったのですね。
ガイドブックを見ているようで、とてもわかりやすく読ませていただきました。
茅倉の滝なるものもあったのですね。
スタートが千足だったので見逃してしまいました。
それより何より、綾滝は本当に優雅でした。
私も心奪われました
ルートは前日寝付くまで、どちらから登るか決め兼ねていました。最終的にバスの時間と役場の営業時間で軍道から登ることにしました。馬頭刈の表参道にあたる道でしょうか。歴史を感じる楽しい道でしたよ(*^^*)
綾滝は本当に良かったですねー♪
百尋の滝のような豪快さとは全く違う、
優しさを感じる滝でしたね。時間を忘れて見入ってしまいました。
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