針ノ木雪渓から針ノ木岳・蓮華岳、そして船窪小屋

2009年07月15日(水) ~ 2009年07月17日(金)

• GPS: 56:00
• 距離: 15.8km
• 登り: 2,071m
• 下り: 2,423m

コースタイム

◆7月15日　扇沢10:16-14:29針ノ木小屋
◆7月16日　針ノ木小屋4:10-4:47針ノ木岳-5:30針ノ木小屋6:40-蓮華岳7:34-11:13船窪小屋
◆7月17日　船窪小屋6:26-9:09七倉温泉

天候

◆7月15日　晴れ
◆7月16日　晴れ
◆7月17日　雷雨

アクセス

利用交通機関：

電車 バス タクシー

《往　路》
東京-(新幹線)-長野-(特急バス)-扇沢
《復　路》
七倉温泉-(タクシー)-薬師の湯-(特急バス)-長野-(新幹線)-東京
　※タクシー　七倉温泉-薬師の湯　約20分　\4,700

コース状況／危険箇所等

◆針ノ木雪渓
簡易アイゼンで大丈夫だったが、軽アイゼンの方がより安心できる。
◆登山道全体
道に迷うようなことはない。しっかり踏まれている。
◆船窪新道＝七倉尾根
下りでは鼻突八丁の梯子が厄介に感じるが危険を伴うものではない。
◆船窪小屋
http://funakubogoya.net/
◆針ノ木小屋
http://www.harinoki.com/
◆薬師の湯
http://www2.plala.or.jp/yakushino-yu/

写真

扇沢を出発。

針ノ木雪渓を登っていると
熊が横切っていきました。
拡大して赤◎をご確認くだ
さい。

針ノ木小屋に着きました。

針ノ木小屋の夕食。

二日目の朝、針ノ木岳山頂へ
向かいました。ガスガスで何
も見えません。

針ノ木岳から小屋に戻るころガスが取れてきてスバリ岳(？)がこのように見事に。

針ノ木小屋に戻り、朝食を
済ませ出発。間もなく蓮華
岳山頂に到着です。

山頂エリアにはコマクサの大群落。

蓮華岳山頂から鹿島槍ヶ岳。

剱岳。

前穂、奥穂、槍ヶ岳。

赤牛岳、薬師岳。

雷鳥の親子がいました。雛が5〜6羽いました。

「蓮華の大下り」。本当に急降下していきます。

蓮華岳。「大下り」が見事です。

間もなく船窪小屋です。

雷鳥の親子がいました。

囲炉裏に火が入りました。

船窪小屋の夕食。

三日目、七倉温泉に雷雨のなか下山してきました。

感想

navecat

◆針ノ木雪渓
北アルプス三大雪渓を歩いたが個人の感想としては、針ノ木雪渓は傾斜がかなり
急で一番恐怖を感じた。（個人の乾燥です)
が、しかし、そんな雪渓をアイゼンなし、そして、Wストックで軽快に降下する
山ガールがいて驚いた。
そして、雪渓上部にさしかかると熊が雪渓を横断しており激しく恐怖を感じた。

◆蓮華岳からの眺望
北アルプスのなかでは眺望を得るのに三俣蓮華岳とこの蓮華岳が特に好きである。
両方とも視界に人工物が入らず山のなかにいる感を強くすることができる。

◆船窪小屋
かの有名な船窪小屋に初めて泊まる。自分を入れて単独男性4名だけ。
ここで「北アルプスを繋ぐ登山」を富山県警山岳警備隊の方から教えてもらう。
この日、夕方から天気が崩れ夜通し雷雨に。朝食後も収まらず下山時間を遅らせる。
雷鳴が遠のいたところで恐る恐る出発する。
同じくこの日の早朝、トムラウシの大量遭難の第一報をラジオで聞く。
小屋のお母さんから含蓄に富んだお話をお聞きする。
不幸にも亡くなられた方のご冥福をお祈りいたします。

2012年10月