屏風岳〜南屏風岳:だいぶ遅くなったが、まだ残雪は楽しめた。
- GPS
- 06:48
- 距離
- 12.8km
- 登り
- 706m
- 下り
- 711m
コースタイム
- 山行
- 5:36
- 休憩
- 1:11
- 合計
- 6:47
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
刈田峠路側帯の駐車場は無雪期と同様に停められる。12台程度、7時過ぎで2台目、帰りは一杯。その先左にも3〜4台、更に先右に2台。刈田岳までの蔵王ハイラインも混雑はしていない。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所はなし。残雪は柔らかいので、ツボ足で十分。 雪の状況は: 南蔵王縦走路入口〜杉ヶ峰 夏道。最初の下りは、水流の木道と雪、その後は若干雪が残るが、問題はない。 杉ヶ峰〜屏風岳 80%雪上。雪が無いのは、杉ヶ峰山頂付近、芝草平から屏風岳登りの一部、屏風岳山頂付近。 屏風岳〜南屏風岳 夏道。ほぼ雪なし。 |
写真
感想
緊急事態宣言も解除されたので、そろそろ県内の山ならいいかな。今年は、残雪の山にあまり行けなかったので、県内で最も雪のありそうな屏風岳に行ってみることにした。この一週間、天気が悪く、気温も低かったが、日曜は晴れそうだ。
24日朝は、曇りで山も見えない。晴れるはずなのだが、とにかく出発。蔵王エコーラインを登って行くと、雲から抜けて、山の上は晴れている。さらに登ると、下は雲海である。ハイラインへの分岐の左側にある刈田峠路側帯の駐車場は7時過ぎなら空いていた。
道路を南蔵王縦走路入口まで歩き、下りの山道に入る。いつでも木道に水が流れてはいるが、雪解けで水量は多い。時々雪が残っている所を通るが、ルートは夏道である。たまに、枝が被っていたり、踏み抜いたりするが、概ね問題ない。前山を経て杉ヶ峰までは、こんな感じである。2年前の4月末に同じく屏風岳まで行ったが、その時よりは杉ヶ峰までは楽に行ける。天気は上空は快晴、刈田岳の左には月山、その左には月山、さらに左に朝日連峰、飯豊連峰、やや霞んでいるが、全て見えている。杉ヶ峰では、山形側、宮城側ともに、平野部は雲海だった。
杉ヶ峰山頂付近のなだらかな夏道をしばらく進むと、状況は一転する。芝草平までは全て雪に覆われているので、長い雪稜をゆるく下って行く。ここは、2年前の4月末に来た時と、ほぼ同じ状況である。先ず芝草平入口の案内図の所に出る。芝草平は一部湿原が表れている。次に、ベンチのある芝草平の分岐に出る。ここから、また雪原を行き、水の流れる夏道に入る。後は、雪の詰まった夏道を登って行く。ここの踏み抜きが、今日のルートでは一番きつい。ほぼ登り切ると屏風岳の山頂の一角となる。夏道の左に屏風岳の雪壁の上部の雪田が出てくるので、こちらから登り、右に山頂標識が見えたので、山頂へ出る。屏風岳山頂からは、水引入道、馬ノ神岳、後烏帽子岳など、そちら側から冬の屏風の白い壁を見た山々が大きく見える。
屏風岳山頂標識から、右側には夏道も見えるが、雪田に戻って南屏風方面に向かう。そのまま下って夏道に出たが、なんか変だな。これは水引に向かう道だった。ちょっとだけ、夏道を分岐まで戻って、南屏風岳へ向かう。分岐から南屏風岳までは、雪の有る所はほとんど無い。南屏風岳からは西側の眺めが良い。山形側の村山は、雲は消え、晴れている。置賜方面はまだ雲海の下かな。少しだけ進んで、不忘山の写真を撮ってから、帰りに向かう。
南屏風岳からの帰路は往路と同じ道を行く。今日出会った方は25人くらいだった。今年は雪も少なかったし、時期も5月下旬なので、ほとんど雪が無いかと思っていたが、結構残っていて、残雪を楽しむことができた。稜線上の花はまだまだのようで、ショウジョウバカマだけが咲いていた。あと2〜3週間もすると百花繚乱の稜線となるのかな。昨年6月1日の不忘山〜南屏風は花満開だったが、今年は少し遅れそうな気はする。
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