奥只見・中ノ又川・灰ノ俣沢〜荒沢岳〜奥只見湖
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- GPS
- --:--
- 距離
- 27.4km
- 登り
- 1,554m
- 下り
- 1,547m
天候 | 10/19 前夜現地入り 快晴 気温3℃ 10/20 快晴 水温は知りません… |
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過去天気図(気象庁) | 2012年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
自転車
20日 荒沢岳登山口に自転車をデポし、中ノ又沢(雨池橋)出合に車で向かう。 下山後、自転車にて自家用車を回収(15舛頬たないくらいか?) 50分でした。 ※ 荒沢岳登山口の駐車場は、伝の助小屋の私有地らしく、夜中に車中泊も禁止と 書いてあった。雨池橋の駐車スペースは、車の待避所で4〜5台が駐車可能か? |
写真
感想
雨池橋から灰ノ又橋まではガイドで1:30となっていたが、とある山岳会の記録では0:40となっていた。下山後の日没シャットアウトを考えると、早ければ早い方がいいと思いとばす。が、40分なんて嘘だと悟るまでに時間はかからなかった。
50分で到着するが、なんて速足なんだろう…中ノ岐川本流を渡る橋を通過して2本目の沢に橋が架かっている。これが出合。
沢に入って初めの滝は右から明瞭な踏み跡を…とあったが、ない…先週が頭をよぎる。『1個目だぞ!?』何とか踏み跡らしきを見つけクリア。
ステルスで来たが、フェルトのほうが良かったかもと言っても遅い。水面は当たり前のように滑る。花降沢出合を過ぎるとすぐに4段25mとなる。登れそうだったので取付くが、3段目がヌルヌルで不可、高巻いて超える。巻き下り始めにガイド通りの湧水があった。10分程度で裏荒沢。
小滝に淵の区間は問題なしと思っていたら、ゴルジュ出口にかかる深釜の滝を左からへつり、高巻気味に超える。流水の中を登る滝はヌメヌメでだましだましクリア。F5の12mが本流を右折するように落ちており、落ち口の紅葉がとても映え、先週、紅葉が空振ったので無理しても来てやろうと思い臨んだ山行、まさにオンタイムだ。
1280m二俣は6m2条で出合っており、本流ではないと思い通過してしまう。直進した沢は平凡な河原状で、滝なんかこの先に出てこない感じを醸し出しており、間違いに気づく。方角も違っていた。この滝を越えると規模は小さいながら気分の良い遡行区間となる。
上流部はゴーロが多く、二俣状を逃すことなく『根こそぎ拾ってやる』という感じで進む。でも、これだけ注意していても二者択一を迫られる場所があり、今回は右、右をとることにする。1610mはとても迷った挙句、右の細い流れを選択、なかなかF8、F9が出てこなかったが岸壁状にあるクラックに水が流れており、これを8、9の滝と考えると不自然はない。
一旦、沢形に笹がかぶってくるが(この瞬間はかなりナーバスになりましたが《(^_^;)》)すぐに開けてガレになる。
頂上直下の岸壁状になり、ルンゼを登っていたが右の岸壁に移ることができず、左の草付きに30cm丈くらいの灌木を探し、これをひたすらつないで登り続ける。
もう後戻りはできず、1か所ハンマーで足場を作り灌木への足掛かりを作った。
まさにセミだった。その後傾斜が落ちて木丈が大きくなり、パワー勝負で頂上10m横に飛び出す。
荒沢岳は360度の展望で、とてもいい山です。数年前に大湯〜越後駒〜中ノ岳経由で来た時にはまってしまいました。が、一般道がこれまた難産。本気と書いて『マジ』!?というくらいのルートだと思うのは、私だけでしょうか?下山中も紅葉が目を楽しませてくれ、さらに自転車に乗り換えても、周囲の景色が目を楽しませてくれ…なわけないでしょ!!
久々にピークの紅葉にヒットした山行でした。
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