護摩壇から伯母子岳(過去山行)


- GPS
- 22:00
- 距離
- 29.1km
- 登り
- 892m
- 下り
- 1,825m
コースタイム
5/2 伯母子避難小屋05:00→五百瀬07:30→08:15内野
天候 | 5/1 曇り 5/2 雨 |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
写真
感想
過去の山行記録です。
独身最後のGWに家に帰ったついでに登る。ついでの山というつもりはないのであるがなんとなく今まで気にはなっていたが、なかなかこのような山だけの為に関西に行くのももう一つといった山である。
南海電車で先ず高野山に向かう。護摩壇山へのバスはここから出発するのである。バスの出発の時間迄、2時間ほどあるので高野山を観光する。高野山はまさしく霊場といった雰囲気を持っていたが、それ以上に驚いたのはまさしく山の上の一つの町であることであった。宗教の町、高野山であった。諸大名達の墓を見学をした後、護摩壇山行きのバスに乗る。
山上のスカイラインを駆け抜けて、バスは護摩壇山に着く。ここから山頂迄はおよそ30分ぐらいである。日本300名山に敬意を評して山頂に向かう。山なみが周囲に広がる。目指す伯母子岳はどこにあるのかと思い探すものの検討がつかない。
バス停に戻り、昼食を済ませた後、伯母子岳へと向かう。地図によると林道にそって行けば大丈夫なはずである。
スカイラインから林道に入る。「本当にこの道でいいのかな」と思いつつもどんどん進む。静かな林道のはずが何ゆえか、途中でバイクが通り抜けて行く。かなり歩いて頃、ようやく一組のハイカーらしき人達に出会い、もう少しで伯母子岳入口だと聞かされ一安心。
林道脇より、いよいよ伯母子岳に向かう。それほど起伏のない山道を進んで行く。やがて、伯母子岳が見えてきた。周囲と比べてさほど特徴のない山である。少しがっかりする。しかし、周囲を見渡せば山々で連なり、秘境の山であることが良くわかる。最後の一登りをするとそこは伯母子岳の頂上であった。春の陽光の下に三角点と山名標識がポツンと立っていた。少し寂しい気持ちになる。思えば、この山行、先程のハイカー以外には誰にも会うことはなかった。
今日の宿、伯母子岳避難小屋に着く。誰もいない。無性に人恋しくなってくる。時間がかなり余ったので、赤谷峰迄往復する。山また山の山頂で一人佇む。
赤谷峰から戻ってみても唯一人の小屋。今日は誰もいない小屋で一人寝る。
翌日、夕べの天気予報で言っていたように低気圧の接近で山は荒れている。外がようやく白み出した頃、簡単に朝食を済ませて出発する。いい道である。幸い道は尾根の下を巻いているので風はない。古吉野道である。楽しみにしていた宿場跡を通る。自分と同じ名前なので、なんとなく親しみがもてる。
後は五百瀬迄たんたんと下る。五百瀬から川津に出る途中、今日は休止だと思ってたバスが来て内野でひろってくれた。これで伯母子の旅も終了した。
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