裏日光の名峰「明神ヶ岳」

2020年05月31日(日) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 6.6km
• 登り: 875m
• 下り: 868m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:10
• 休憩: 1:10
• 合計: 5:20

6:40 取り付き(滝倉橋)
8:10 8:30 P1361
8:50 9:00 山頂下鞍部(ヨガッタァ)
9:30 10:00 明神ヶ岳
10:40 10:50 P1361
12:00 ゴール地点

天候

曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

(日光宇都宮道路) 土沢IC ⇒ (R121)野岩鉄道「湯西川温泉」駅前 ※
　⇒ (県道 249)湯西川温泉
※注:湯西川温泉は駅から14キロ程先になります。

コース状況／危険箇所等

イ、踏み跡、朱テープ共明瞭。
ロ、危険箇所無し。(一部細尾根有り)

その他周辺情報

温泉は“三蜜”回避から入浴せず。
(平時なら、湯西川温泉、川治温泉等)

写真

（入山口）
「観光センター水の郷」裏の橋を渡ると林道ゲートが開いていた。

(林道)
林道名は「前沢稲ヶ沢林道」。

(橋1)
約4.5キロ先で明神橋が出てくる。

（橋2）
続いて直ぐに滝倉橋も現れる。

（駐車）
滝倉橋を渡った先の右手に3台分の駐車スペース有り。林道はここで通行止。

（登山口）
駐車場の道路向かいから取り付く。標識類は無し。

（急登1）
取り付きからいきなり造林(ヒノキ)内の急登(標高差230m)。

（レンゲツツジ）
急登を終え最初の樹花に出会う。緑に映えます。

（広葉樹林帯）
標高1200mから広葉樹林帯に変わる。

（ミツバツツジ）
トウゴクミツバツツジの残り花。

（キツツキ）
生木の中にも虫？それとも新居建築中？直径3.5センチ。

（熊1）
棲息痕が現れた。

（熊2）
縄張りのアピール(マーキング)かな？

（P1361）
取り付きから1時間半、最初の休憩。

（金剛ゾネ）
ゾネは曽根、つまり尾根の意味。この辺から細尾根になる。

（石楠花藪）
藪中に踏み跡有り。

（シャクナゲ）
残り花1輪。

（岩稜尾根）
幅1m程。両壁は下草や灌木無く滑落要注意。

（日光連山1）
南方樹間の雲海上に太郎山(2,367.7m)。

（日光連山2）
その左手は女峰山(左、2,483.0m)と小真名子山(2,323.1m)。

（西方）
前沢の西隣は多分前高倉山(1,426m)。

（進路北方）
細尾根を通過後進路は北方に。2つ目の1,400mピーク。

（進路東方）
ピークから再び東方に下降。美味しそうなコゴミ。

（日向明神）
明神主峰の右肩に日向明神(1,518m)。

（コル）
山頂直下のコル。ヨガッタァのタァはコル(鞍部)の意味らしい。

（バイケイソウ）
コル南斜面にはコバイケイソウとトリカブトの群落。花は未だ。

（花名不詳）
バイケイソウの側で咲く小さな花。花名調査中。

（急登2）
山頂手前の急登の始まり。標高差320m。

（山頂目前）
頂上付近が見えて来た。

（登頂）
笹原の山頂に到着。新緑はこれから。予想通り無人。

（三角点）
二等三角点の標石。

（山頂標識）
標高は1,594.6m。周囲は生憎の霧で眺望無し。

（下山開始）
曇が出始める。一息入れて濡れない内に下山開始。

（美観）
山頂急斜面下部の一コマ。中々の美観。

（駆け上がり）
ヨガッタァコルからの登り返し。根を掴んで上がる。

（滝倉沢）
下山口に近付いた。滝倉沢の治水堰が見下ろせる。

（下山）
車が見え無事下山。車が1台増えていたが釣人の様。
静寂の明神ケ岳、深山の趣も有り中々の名峰だった。
＝（スライドショー終わり）＝

感想

tonkara

1、コロナ緊急事態宣言が解除されたので三密回避を絶対条件に県内の山「明神ケ岳」(1,594.6M)に登った。
2、この山は日光連山と福島県境の間にある山塊の主峰であるが、新幹線や高速道からの距離が遠く、アクセスの煩雑さ(私鉄・バス・林道歩き)も有り入山者が少ないマイナーな山である。
3、ネット情報も少ないが今回の西尾根ルートは2本の急登と細尾根1本の脚力が求められるややタフなルートである。
4、しかし、踏み跡は明瞭で危険箇所も殆ど無くそれなりに入山者がいることを示していた。
5、下山後は本場の温泉(湯西川温泉)で立ち寄り湯も楽しめる筈だが、今回は自粛した。　（終わり）