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Yamareco

記録ID: 237312
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ハイキング
四国

障子山  愛媛県伊予市鵜の崎

2012年10月21日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
06:32
距離
16.3km
登り
710m
下り
1,014m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

10:50  駐車場から登山開始
11:20  ペットボトルの落し物
11:50  境界杭
12:20  迷走
12:50  伊予市ルートと合流
13:10  ハリギリの障害と迷走
13:55  砥部ルートと合流
14:05  頂上
     食事
14:30  下山開始
14:50  迷走
15:25  合流
16:20  駐車場
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2012年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
コース状況/
危険箇所等
見どころ
    障子山(しょうじさん)(標高885m)
       山頂は杉林に囲まれて景色は見えない。
       唯一 景色が見えるのは駐車場です。
       谷上山、行動山が見えます。
       はっきり言ってあまり楽しいものはありません。
       しいて言えば、道が不明瞭で道迷いに陥りやすい。
       藪コキもあります。これらが楽しみの人向け。
       チャレンジ意欲のある人向きの山。
       私は3年前に登ってこの山は危険だと感じた。
       あの時持ってなかったGPS(山旅ロガ―)で行くと
       道迷いにどれほど効力を発揮できるか試してみたか
       った。
       ただし、くれぐれも遭難にはご注意を。
       去年、この山で迷い、警察が救助に向かった事例が
       あります。
       登山口が、先日登った白滝山と200mほどしか離れて
       いません。ダブル登山には向いているかも。
       ただし、体力、時間のある内に障子山に登ること。 

付近の観光スポット、おみやげ 
     砥石山公園
       古代から全国的にその名を知られた「伊予砥」の産地。
       砥部焼磁器創業の原材料となった砥石屑はここです。
       この砥石採石跡が公園として整備されています。

     唐川びわ、
       愛媛県伊予市唐川は果物の「びわ」の産地です。
       「唐川びわ」として有名です。
       さっぱりした甘味とたっぷり果汁です。 
       
     唐川びわ葉茶生産研究会
       びわがお茶の葉っぱになるようです。
       電話  090−5276−4343
       住所   愛媛県伊予市下唐川甲296−1

危険、注意
    入山に際しては 時間の余裕、体力、GPSは必須です。
    看板やリボンがありますが道迷いの危険があります。
    道は所々が雨で崩れて不明になったり、片方崖になっ
    ているところがあります。踏みは外すと落下します。
    ハリギリという棘のある植物が登山道を遮っています。
    膝から下はキズだらけになりました。厚手の衣服が良い。
    道中の6、7割はハリギリなどの藪コキになります。
    倒木も多く行く手を遮ります。結構キツイです。
    ハチ、虫 アブなどはいませんが、蜘蛛の巣が少しあり
    ます。
    蛇、ムカデなどは見ませんでした。気づかなかった。?
    猪の姿は見ませんが、泥浴びの跡がたくさんあります。
    登山仲間との遭遇や、人の往来はないです。

弁当
    ベンチなどはありません。
    お弁当を食べる所は何もないですが、強いて言えば
    頂上でどうぞ。罰あたりかな、三角点を椅子代わりに。
    下山しても町まで20分かかります。食堂はないかも。
    雨宿りをするような場所はありません。

休憩、温泉
    元気人村 (45分かかります。)
       所在地 愛媛県伊予郡松前町北黒田912
       電話 089-984-7771
       入浴料 大人550円
       漢方生薬を大量に使用。体がひりひりします。

緊急時連絡
    伊予市役所 〒799-3193
          愛媛県伊予市米湊820番地
          TEL:089-982-1111

    砥部町役場 〒791-2195
          愛媛県伊予郡砥部町宮内1392番地
          TEL:089-962-2323


ファイル
(更新時刻:2012/10/23 08:56)
県道53号からこの看板を左に上がる
県道53号からこの看板を左に上がる
駐車場から谷上山
駐車場から谷上山
駐車場から行道山
駐車場から行道山
登山開始の草むら
登山開始の草むら
登山開始の草むら向こうに明かり
登山開始の草むら向こうに明かり
境界杭を探して道なき道を
境界杭を探して道なき道を
振り向けばこんな所を登ってきました
振り向けばこんな所を登ってきました
こんな道だがハリギリが邪魔をする
こんな道だがハリギリが邪魔をする
次々と藪コキ
倒木をまたいでもハリギリが刺す
倒木をまたいでもハリギリが刺す
合流の看板
こんな道だがテープはある
こんな道だがテープはある
こんな標識があるが通れない
こんな標識があるが通れない
時々景色が見えます
時々景色が見えます
上が見えてきた。
上が見えてきた。
平成20年小学生69名とある
平成20年小学生69名とある
見渡す限り道には倒木
見渡す限り道には倒木
道は見えないがリボンがある
道は見えないがリボンがある
これも道だ
倒木も邪魔をする
倒木も邪魔をする
塔のあるのが行道山
塔のあるのが行道山
大友山407m
右端の方に石鎚山
右端の方に石鎚山
ほっとするゾーン
ほっとするゾーン
麓の竹藪も竹が邪魔する
麓の竹藪も竹が邪魔する

感想

障子山(しょうじさん)伊予市鵜崎  標高885m

今回のアクセスは伊予インターからの出発にしてみた。
県道沿いに立派な看板があるから、ここが本来の登山口と思った。
この山は3年前に登ったが、その時のルートは下山に利用した。
今回の登りは別ルートのつもりだったが、実際は最初から道迷いが
発生し直登になった。

10:50  駐車場から登山開始
       車ではもうこれ以上行きにくいと判断した所に
       少し視界が開けて、駐車スペースもあったので
       車を止め登山開始とした。
       ゴミが散乱していて、感じは良くない。

11:20  ペットボトルの落し物
       少し歩きかけて行きづまった。
       道がなくなり、それらしきものをあちこち探したが
       分からない。ケースに入ったペットボトルが木に引
       っ掛かっていた。何かのサインかもとじっくり見た。
       その周辺で、登りやすい場所を探して行くと、
       伊予市と砥部町の境界杭があり、そのあたりは、獣
       道に似て少し通れそうだったので、それを頼りに進
       んでいった。ウサギかイノシシの道かな。     
     
11:50  境界杭
       しばらくして古いリボンもあったが、そのリボンも
       途中で途切れてしまってからは杭を探して藪コキ状
       態になった。

12:20  迷走
       GPSがあるので現在地は分かる。直線距離にして600
       mで頂上ということも分かる。道のりはもっとある。
       とりあえず、藪コキでも通りよい場所を選びながら
       尾根をめざして登って行った。

12:50  伊予市ルートと合流
       以前に登った時のルートにやっとであった。「合流」
       あとしばらくは楽チンだと思っていたら、直ぐに道
       が藪状態になってしまった。
       ほとんど人が入ってないので荒れてしまったようだ。

13:10  ハリギリの障害と迷走
       リボンは確かにあるが明確な道はない。藪それも、
       ハリギリの棘が手、顔、足に容赦なくからみつき、
       刺してくる。後で見たら100か所程度傷があった。

13:55  砥部ルートと合流
       大きいピークになんとか差し掛かって、頂上が近い
       と予感したら。合流の看板が見えた。

14:05  頂上
       周囲は杉林になっており、木々はすかすかだが景色
       は、はっきり見えない。木漏れ日がさしていて明るい。
       山名を書いた小さな看板だけが、ごちゃごちゃある。
       ここで食事をする。
       登る前におにぎり2個を食べていたがお腹ペコペコ。
       メニューはいつものカレーだが、スプーンを忘れた
       ので箸で食べた。それでもうまい。
       お腹が一杯になると、直ぐに下山開始だ。
       何も見るものがないからね。

14:30  下山開始
       せめて帰りは3年前の道を通って帰ろうと思った。
       リボンを頼りに下りて行く。

14:50  迷走
       しかし、直ぐにリボンを見失った。見渡すと遠くに
       鮮やかなリボンが1個あったのが災いのもとだった。
       それは真新しいリボンで、1個だけぽつんとあった。
       よく目立つのでそのリボンに吸い寄せられた。
       実際はそこまで下らずに、もっと手前の方(上50m)
       の周辺に次のリボンがあったようだ。本人は地図を
       見たり、GPSを見たり藪の中でかなり焦っている。

15:25  合流
       ここで今日来た道と3年前の道と分岐となる。
       3年前の道の方を行く。(伊予市側からの登山道)
       以前とかわらず倒木が次から次と道をふさいでいる。
       下を潜ったり、またいだりの道は3年前と変わってい
       ない。道が雨で流れてなくなりつつある場所も。

16:20  駐車場

万歩計で6700歩、4劼任靴拭所要時間5時間30分。すんなり行けば3時間。
道迷いでかなり時間を浪費した。時間に余裕があるならこれも楽しい。
GPSのお蔭で迷いながらも下山できた。自分のいる場所がわかるのは有難い。
3年前と比較して、ますます道迷いの危険の高い山になっている。
迷走を楽しむならともかく、そうでないならあまりお勧めはしない危険な
山です。

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